過ちからの恐怖ーFear from a fault ー
初めまして。詩ノ里 伊月です。
いつきではありません。いづきです。←(どうでもいい)
今回は、部活で書いている小説を書いていきたいと思います。
初心者なので、多分カスい作品になると思いますがヨロシクデスw
8:30 SH
こんにちは。櫻井柚子です。現在、幼馴染の美神詩音と登校中。
「〜〜でさー?…あ、莉音ー!!おはよーっ!」
「!…詩音ちゃん、柚子ちゃん。おはようございます。」
「おはよ」
穂浪莉音(ほなみりおん)。穂浪財閥の社長令嬢。
でも、そこらへんのお嬢様と違って
『私は〜財閥の社長令嬢よ!逆らったら…〜』
なんてことはいわず、物静かないい子だ。
「…というか、急がないとヤバくないですか?」
莉音のいう通り、今はそろそろ30分になる頃。
「え、えー?!もうこんな時間?!」
「早くいきましょう!」
「だね!」
私たち3人は全力疾走で学校へ向かった。
* * *
なんとか時間に間に合った私たちは急いで教室に入る。
「よーっし!いつもの”アレ”やるかーっ!!」
詩音が教室のドアを勢い良く開ける。
「おはよーっ!!!」
『おはよーっ!!!!』
詩音が大声を張り上げて挨拶をするとクラス全員の生徒がそれに負けないぐらいの勢いで挨拶してくる。
「うむ。みんな今日もノリがいいっ!なっ!!」
『イェアァ!!』
シュールだが、これが私たちの日常だ。
「相変わらずだな…。」
「おはよぅ…」
「!!…お、おはようございます…」
「おはよ。夏樹。修。」
苦笑いしてこちらへ向かってきた月夜夏樹と、眠そうな顔でこちらへ向かってきた菊池修は私たちの唯一の男友達。
ちなみに莉音は夏樹に恋愛感情を抱いている。
だが、夏樹は意外に天然なので莉音がアピールしても気がつかないことが多い。
また、夏樹は男女ともによくモテるため、普段莉音はあまり夏樹に近づかない。
可哀想な子だ…。
キーンコーンカーンコーン
SH開始を知らせるチャイムが鳴ったため、ガタガタと各自の席に座る。
しかし、このときはまだこれから起きる恐怖を誰も知る余地などなかった___。
過ちからの恐怖ーFear from a fault ー