小鳥の囀り

籠のなか小鳥(さえず)
小鳥等は懸命に鳴く
甲高い声を出せども
嘴は大きくあらず

何故(なにゆえ)に小鳥鳴くのか
囀るは小さな体
嘴を飛び出た音色
甲高く空気に響く

単調の音色が浮かぶ
空気には透き通りゆき
泡の玉 瞬時に消える

籠のなか今日も小鳥は
懸命に嘴揺らし
甲高い声を響かす

小鳥の囀り

小鳥の囀り

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  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-18

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