転校生はアイドル!?12話

登場人物

木戸光
このほかにも懐かしのあの人や新キャラが!

友達って誰なんだよ…。オレは自分の部屋の扉の前でため息をついていた。
とりあえず扉を開けなければ分からないし開けるか
「あ、光ちゃーん。お邪魔してまーす遥でーす。」
「翔もいるぜ!」
何でこいつらいるんだよ。ホントに邪魔だし、某幼児向けアニメの悪役みたいな紹介を
しやがった。
「何であんたらがここにいるんだよ」
オレの目の前には茅ヶ崎と桐生がいた。
「別にー。暇つぶしに寄っただけー」
相変わらず面倒なやつだな。どうやったら追い出せるのか…。
「じゃあ、帰るんだパツキンコンビ!うるさくて寝れやしないよ」
いきなり流暢に喋るやつがいたので驚いたが、ピロの様だった。あのインコいつ
パツキンなんて言葉いつ覚えたんだ。教えた覚えは無いぞ。
「な、何⁉︎気持ち悪っ!何か気味悪くなってきた。帰ろ!翔」
「あ、あぁ。」
2人はカバンを持ち部屋を出た。そして家のドアがバタンと閉まった音が聞こえた。
やれやれ2人は何のために来たのか…。
「ありがとピロ」
「ただ文句を言っただけ」
ピロはそういうと巣箱の中に入っていった。
そういえばあの言葉いつ覚えたんだ…。オレは考えていると
ベッドの側にあるパソコンの近くに鳥用の餌があった。
多分あいつはパソコンで調べながら餌を食べていたんだな。
はぁ…。掃除させるなよ。
1日が長かったな。

「はぁ、めんどくさいな」
何で休日なのに部活があるんだよ。今日は美香の付き添いで
ダンス部に行き。終わり次第新しくできた喫茶店に行こうと思ったのに
先輩に捕まり部室に連行された。ちなみにうちの学校は中高一貫校で
部活は高等部の生徒と一緒にやるのだ。
「ひかりーん。退屈そうな顔しないでよー」
先輩こと平土井朝日がオレの頬をつつきながら話しかけてきた。
「そもそも、うちの部活は休日はやらないって言ってたじゃないですか」
「言ってないもん。補習終わって美術室が開いていてひかりんがいたら誰だって部活やるしかないって思うよ」
「…!何で美術室は開いていたんですか?」
「知らなーい。幽霊か何かが開けたんじゃないの?」
「誰が幽霊ですか。そういうの信じているから毎回物理の点数が低いんですよ」
この人は…。確か「村瀬真守」とか言っていたな。今年入ったばっかの先生で女子に
異様な人気があると聞いたことがある。
どの生徒も「ムラッセ」と呼んでいる。
「あ、ムラッセいたんだー。影薄いよー」
「ついさっき戻ってきたんですよ。茅ヶ崎さんに呼び止められてたので時間がかかっちゃったんですよ」
ん?何で茅ヶ崎がムラッセを呼び止める必要があるんだ?オレは気になって
聞いてみることにした。
「なんで呼び止められたんですか?」
「確か…。あ!木戸さんに会ったら二階の階段の踊り場に来てって伝言を
預かったんだよ」
その言葉を聞いた瞬間オレは嫌な予感がして、急いで支度をすると美術室を出た。

転校生はアイドル!?12話

野菜の音は紅茶を飲むたびにため息をついていた。
野菜の音「はぁ…。終わらなかった。しかも長かった」
木戸「まぁ、いいじゃないか次でようやくフラグも回収するんだし」
野菜の音「そうだね。じゃ、マスター次回予告お願い」
マスター「ついにプロット一話分が完結!次回「ようやく登場!」が投稿されます」
夜西「楽しみにするんやで」

転校生はアイドル!?12話

平凡を望んだ少女は非凡な毎日に巻き込まれ

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-18

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