占い師・太木カズコ

有名占い師の、太木カズコは水晶で占っていた。

すると、恐ろしいビジョンが水晶にうつった。

「ひゃーー!やばいっ!電話しなきゃ!」

そういって携帯電話をかける。

「あー総理?あたしだよ、有名占い師の太木カズコだよ」

「あ、どうも、総理ですが何か?」

「あんた!また原発がやばいよ?

爆発ビジョンがうちのすいしょーちゃんにうつったんだよ?あんた!」

「はあ・・・」

「今すぐ原発をみにいきな!なんかあるよ!」

「でも・・・どこの原発ですか?」

「あー北陸!・・・いや?・・いやーーーーあっ!ほくりく!北陸だよ!」

「ええ?」

「間違いない・・・けど他もぜーーんぶ調べな!なんかある!なんかあるよ!」

そうして、携帯を置いた太木カズコは煙草に火をつけた。

「プフーーー・・・やばいねーーーこりゃ・・・・」

   おわり

占い師・太木カズコ

占い師・太木カズコ

  • 小説
  • 掌編
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-17

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