ひとつの節目にあたり

皆様、ありがとうございます。


人生には気持ちの変化を促す「節目」があります。
私がこのサイトに登録をして早半月、恥ずかしながら幾つかの作品を公開させていただいております。
先日、そのセッション数が100を越えました。
これも私にとってはひとつの「節目」です。
私の稚拙な作品を読まれた方、もしくはご覧になった皆様、この場を借りて御礼申し上げます。
大変ありがとうございました。
私が偶然にもこのサイトを発見し、登録した当初はもちろん小説を発表したかったからですが次第にエッセイという形で私の主義、主張を発表する方に比重がおかれるようになりました。
不定期連載のコラムみたいです。
ですので完結した小説は「ぼくは王さまになった」だけの有り様です。
私は小説には不向きなんですかね。
何となくそんな気がしないでもないです。でも執筆の意欲は少しも失われていません。だって私は晩年文豪になる可能性を秘めた男ですから。多少の寄り道も必要なんです。今はエッセイを私は書きたいんでしょう。私は無理をせず、自分が求めるものに正直にいこうと思います。
私はその場の雰囲気に流される、長いものには巻かれるタイプなのです。
作品を公開する毎に少しずつ増えるセッション数は励みになり、創作意欲をかきたてます。そして自然に人に読まれているという事を意識して文章を打ち込むようになりました。
自分が書きたいテーマを決めてその構成を練り、文章をひねり出します。
一文毎に見直し、全体で見直し、何度も書き直しています。
そう、これでも足したり、減らしたり、結構頭をひねっているんです。
たとえば「君が好きだ」にするか「好きだ君が」にするか。
そんな事でも二十分くらい悩んでいます。
どちらにするかで作品の雰囲気が変わる気がするので。ちょっと考えます。
皆さんもきっとそうですよね。
でも公開したら見ません。読み返しません。一応自分の中でOKを出してますので。
至らない文章でも発表できるのは嬉しいものですね。まあ、無料ですから。そんなに突き詰めていなくて、趣味の延長って事で楽しく書いています。
こんなもんでお金を頂けるわけがありません。バチが当たります。
私は当然に他の作家さんの作品も読んでいます。結構皆さん上手に書いていてとても面白いです。私にはプロでも通用しそうに思えます。つまりお金を払っても差し支えないって事です。
ですけどプロの作家になるには狭き門なんですよね、実際には。
何にしても人から高い評価を得るのは本当に難しいですから。
作家になる為に大事なものって何でしょうか。
文章を正しく書く事。
確かにそれは必要なスキルですが大事とは言えないのではないでしょうか。
とあるN木賞作家が言っていました。
自分には文章力がなかったけど作家になれた、大事なのはアイディアだ。みたいな事です。
もちろん努力が前提ですけど、実に力強い言葉だと思いませんか?
技術は経験で育まれるってヤツですね。
そしてあの芥川龍之介も言っています。
「文を作るのに欠くべからざるものは何より創作的情熱である」と。
これもまた力強い言葉です。
おざなりの習慣、形式、様式を置き去りにして差し障りない創造性豊かな情熱的作品。
文章に奥行きと幅をもたせるには小手先のテクニックではなく、情熱をこめ、魂を入れる事なんですね。きっと。
私のように基礎があやふやな人間にはまことにありがたい言葉です。
しかし。
芥川龍之介はこうも言っています。
「文章の中にある言葉は辞書の中にあるときよりも美しさが加えていなければならぬ」と。
むむ?これはやはり文章の形式は守りなさない、と言っているのでは?それともセンスの事でしょうか?
まあとにかく基礎は大事って事ですね、結局。
基本がわからないと美しさもわかりませんし、そもそも基礎がしっかりしていないと上物が崩れてきますよね。
やっぱり作家になるには相当に道は険しいって事です。
ズルはいけませんね。
あ~あ。と私はため息をつき、その基本を思い出すため物置から埃まみれの中学の国語の教科書を引っ張りだし、盛大にくしゃみをするのでした。

おわり

ひとつの節目にあたり

読んでくださりありがとうございました。
ご意見ご感想頂けたら嬉しいです。
ではまた会おう!

ひとつの節目にあたり

私が日々の暮らしで感じた事、思った事、思い出した事を書いています。 気軽に読んでくれたら嬉しいです。 今回は皆様への感謝です。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-16

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