たったひとつの夜

ひかるひかる星の数と同じくらいの

命のきらめき

この世界にはどれ程の心があるでしょう

優しさと愛しさがあって

憎しみがある

そのどれもが美しい


輝きを増す星の光と静寂の夜に

どれ程の心が眠りにつくのでしょう

悲しみとうれしさが共に手を取り合って

涙を流しこの夜は閉じる


ああ そのどれもが美しい場所で

それはあなたにしか感じられない

たったひとつの夜なのです

たったひとつの夜

たったひとつの夜

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-13

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