十一月二十四日(午後九時から十一時ごろにかけて)の[断章群及び模倣]散文
2012年度作品第二弾。
(タイトルは「十一月二十四日(午後九時から十一時ごろにかけて)の[断章群及び模倣]散文――Plegnant Hedonist Speculation」ですが、文字数の都合上割愛させていただきました。ご了承ください。)
十一月二十四日(午後九時から十一時ごろにかけて)の[断章群及び模倣]散文――Plegnant Hedonist Speculation
赤と黒
一室
取り外された布
変動
なぞる
なめる
なでる
うしろ
終焉
最期の時
指
蠢く
唾液
マゾヒスト
赤
無数の黒
殴る
蹴る
火炙り
絶叫
歯茎
プライヤー
塩塗り
流血
吐血
絶叫
言の葉
キリスト
去勢
サディスト
首
回転
絶命
嘲笑
凌辱
取り外した布
勃起
乳首
陰毛
震える舌
喘ぎ声
ラ・ヴァルス
ヴァギナ
手
クリトリス
CENSORED
CENSORED
CENSORED
CENSORED
淫猥
粘膜
マン汁
快楽
欲望
混沌
カオス
犬
虫けら
ウジ虫
豚
家畜
こども
サノバビッチ
人非人
きちがい
キチガイ病院
人間のクズ
ゴミ以下
鼻糞
人権擁護
総理大臣
国会
CENSORED
非国民
>>1
陶酔
這わす毒蛇
エンジンの轟き
ホテル群
街
アナル
異物挿入
ニンジンとか大根とかバイブとか
舌の挿入
蹂躙
権利
手縛り
喘ぎ声
眼隠し
女
肉体
養豚
雑踏
蚯蚓
這い回る蛭
黴菌
雑菌
塗りこむ
つめる
裏筋
這う舌
ざらつき
きらめき
微笑み
包含
鐘は鳴る
迷える子羊
医者
妊娠六カ月
膨らんだ腹
中絶
水子
胎児
堕児
受胎調節
罪
MOTHERFUCKER
UNCLEFUCKER
幻覚
オーバードーズ
香水
宝玉
二枚貝
海
潮騒
細雪
痴人
はじまり
オナニー
自画撮り
獣姦
スカトロ
依存
葉巻
火傷
残す傷
PLAGUE
エイズ
エボラ
白血病
伝染
ひとごろし
猛威
祝賀会
繋がる
火の酒
息
十字架
神の子
流産
死産
入
反復運動
接触
手と手
涎
口吻
興奮
躍動
血
子
静寂
無痛
アケボノ
声
部屋
二人
赤と黒
凌辱
集団レイプ
焼死体
指
囲む
輪姦
小刀
トリム
身体
焼印
罪
真実
様相
独笑
萎むペニス
映像
受精
受精卵
戯れ
事件
水
赤い月
小動物
追悼のざわめき
受難
マニアック
受胎告知
歪
十一月二十四日(午後九時から十一時ごろにかけて)の[断章群及び模倣]散文
過去の実験作品群の延長にあるであろう作。
一切の希望を排除し、絶望的かつ嫌気のさすような表現を書いた。
こういう作品は読者に委ねられる部分が多いのであまり余談を書くつもりはないが、一つだけこの作品とは関係ない(かもしれない)思いを書いておく。
多くの人が痛みを直視しないゆえに、その人々により深淵な痛みが下されるのだと。
そんなことを考えながら、これを書いた。
今年はよりダークに、よりハードな作品を書こうと思っている。