大きい小さい

大きい巨人族が一人いました。

小さい小人族が一人いました。

巨人族はもんのすごく大きかったので小さすぎる小人族が

全然見えませんでした。

小人族の方も巨人族があんまり大きすぎるので

何がいるのか見当もつきませんでした。

彼らの橋渡しをしようと中くらいの族の人を

つくりましたが、やっぱりその間の差が大きすぎて

はしわたしになりませんでした。

橋渡しを作るにはたくさんの作業が必要になります。

そうして作業作業の毎日です。ふーーう。

  おわり

  脳に妄想屋が陣取る話

ある日、脳に妄想屋が陣取りました。

ズン!と座って

動きません。

「どけい!どけどけ!」

と、脳内貨物の人がいいます。

しかし、妄想屋は

「ここからは俺様の私有地だ・・入ることはダメだ・・」

などと、通そうとしません。

脳内貨物の荷物が届かない地域になってしまいました。

恐ろしい妄想屋は脳内貨物の荷物が嫌いなのかもしれません。

怖いですね。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

   おわり

  大霊界
 ~キャパがいっぱい~

あの世ではあんまり人がいっぱい死ぬんで、場所がなくなってきました。

「うーせまい」

「せまっ!せまー」

とにかくせまくなってきましうた。

そこで死神にいいました。

「せまいんで、人を殺さないでください」

すると死神は

「うそ、もーキャパいっぱい?ちょっとそっちのほーからあっち行って!

ほら!」

などといって、おいやられてしまいました。

   おしまい

大きい小さい

大きい小さい

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-09-12

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