歌が魔法になる世界1
一つ一つ、そんなに長くないと思います。
こんな世界がありまして
この世界は争いに満ちていました。
国々はそれぞれの兵器を手に、世界を自分の物にしようと躍起になりながら、何度も何度もぶつかり合いました。
その国々の中でも、一際大きく、一際争いを好む国がありました。
その国は様々な国を打倒し、その中の兵器をどんどんと巻き上げてゆきました。
この世界の兵器とは、歌姫、ディーヴォ、と呼ばれる人達でした。
彼らは歌を歌って魔法を使い、相手の歌姫やディーヴォを殺してゆきました。
人々は、歌の魔法が何のために生まれたのかも忘れて、殺して、殺して死体を積み上げて…。
これは、そんな兵器として存在している彼らの、日常の話。
取るに足らない、小さな日常の話。
歌が魔法になる世界1
チャプターで書いたら意外と見にくかったので、ちょっと形式を変えてみようと思います。
なんかすみません…。