鑑賞記録-映画「地獄の黙示録」より
2000年、フランシス・フォード・コッポラ監督。
約三ヶ月半ぶりにちゃんと映画を鑑賞した。仕事でなかなか時間が取れなかったこともあり、これだけ映画をまったく目にしなかったのは何時以来かと思うほど。それだけに「その一発目がこれかぁ」といささか気分が重たい。
ベトナム戦争が題材だけに覚悟してはいたが、かなり体力のいる映画だ。“観る”というより“考えよ”に近しい作品で、まるでドキュメントのような生真面目さとどんより感が始終ただよっている。中途から形而上的話題が本筋になってきて、もう何がなんだか訳わからなくなってしまったのが心残りだ。単純に観るべきタイミングを誤ったか、と思う。
鑑賞記録-映画「地獄の黙示録」より