幸せの道
~地獄~
「いやぁー!」
今日も、一人の少女が自殺した。
教室じゅうで今日も悲鳴があがる。
何度目だっけ?
この光景を見るのは。
次に死ぬのは…私かな…なんて思いながらあいつらが来ないことを祈る。
どんなに祈ったって…叶わない
「きゃはは!今日はどうするー?」
黎永悠(たみながゆう)橋本皐(はしもとさつき)神埼幹菜(かんざきかんな)
嶌田八城(しまだやしろ)がこっちに近づいてくる。
「よぉ、神山~」
私のかたに腕を回す、嶌田。
「今日もキモいよねっ!」
ガタタタッ!
私…神山香(かみやまかおる)
の椅子を蹴る橋本。
「ほら、言いなさいよ、
悪いのは逆らった私だって、こんなあわれな私をお許しくださいってさ」
「言うわけないでしょ!
あんたたちに謝るわけない!!」
「こいつっ!」
こいつらは…親友を殺したんだ…
そんなやつらに謝るなんて絶対に嫌だ。
和澄…
和澄は…こんなつらいおもいをしてたんだ…
知らなかった、
ごめんね、和澄…
幸せの道
小説、そんなに上手じゃないので
うまくないかもしれないですけど、
暖かい目で見てください♪