サバイバル・ハウス
・生足フェチ
・ソフトSM位の暴力性
・拘束
にご理解戴けない方にはオススメできません
ゲームスタート・・・
優子が目覚めたのは天蓋付きのフカフカのベッドの上だった
「あれ?確か・・・」
まだ少し痛む頭に手を当てて最後の記憶を思い出した・・・
「確か番組収録が終わって・・・」
優子の所属する「I・C・E」は20人組のアイドルグループで
最近やっと売れ始めたばかりのグループだった
その日も深夜まで続いた収録が終わりいつもの様に事務所のバスで
帰路に着いた筈だった・・・
「あちゃ・・・バス乗ってすぐ寝ちゃったんだよな・・・」
優子は一回伸びをした、どれだけ寝たのだろう、疲労は抜けていた
「ここ・・・どこだろう・・・」
起き上がって毛足の長い絨毯の上に立った、衣服に大きな乱れはなく
上着は脱がされていたが近くの洋服箪笥に色々な服と一緒にしまわれていた
靴と靴下も脱がされていたがこちらは部屋の何処にも存在はしなかった
ドアが不意にノックされ、仮面を着けたメイドが入って来た
「お目覚めですか?優子お嬢様、私はお嬢様担当のメイド「メノウ」です
よろしくお願いいたします」
「あ・・・はい・・・」
「では食堂で皆様がお待ちです」
メノウはそう言って優子を部屋から出した
ルール説明・・・
そこが下手なホテルより広く立派な建物だと優子はすぐに実感した
使用人も居る様だが皆仮面を着けており表情がわからない
「遅いよ優子」
食堂にはI・C・Eのメンバーが集められていた、長いテーブルには湯気を立てる美味しそうな料理
が並んでいた
「これ・・・収録?」
「いえ・・・「ゲーム」でございます」
優子が唯一空いていた椅子に座ると何処からともなく仮面の男が現れた
「私はこの館の執事「金剛石」ご主人様より皆様の管理を任されておる者でございます」
「金剛石・・・さん?」
敦子が呟いた
「皆様に行っていただくゲームは単純でございます「誰が1番ご主人様に愛されるか?そして
尽くす事ができるか?を競うモノでございます」
「ちょっと待って・・・その「主人」ってのはどこよ」
最年長の麻里子が言った
「貴女方が望むならすぐにお会いできますよ・・・ただし「試験の間」で・・・ですがね」
金剛石は笑った
「ルールですが・・・」
金剛石はルールを語り始めた
ルール(抜粋)
ルール
・ 「試練の間」に入れるのは18時・21時・23時の3回この時間に「自己申告」でのみ部屋に入れる
・ この時間に「入っても良い」し「誰も入らなくても良い」
・ 中で「主人」の出す命令には絶対服従、出来ない場合は失格
・ もし命令が複数人数必要な場合は命令を受けた人間がくじを引きパートナーを決める
・ 1週間毎に貢献度は計算され(日曜の零時に集計)最下位は失格
・ 失格者が複数居た場合は「主人」が決める
・ 失格者の処遇は主人が決める
1日目・・・
「ゲーム続行中は屋敷内をご自由にお使い下さいませ、何か御用がございましたらお部屋のベルにて
お呼び下さいませ」
そう言って金剛石は消えた
「ねぇ・・・このゲーム簡単に抜けられそうじゃない?」
言い出したのは美奈だった
「え?」
「皆で「試練の間」?に入らなければ良いんだよ」
「でも1週間に1人づつ失格していくよね・・・」
「まさか殺されはしないでしょ・・・」
だれも美奈の言葉に同意しなかった
「とりあえず今日はここで話し合って明日以降にそなえようよ」
誰からともなくそういう話題が出て来た
18時・・・回避
20時・・・
「私眠くなってきた」
智美はそういうと伸びをして立ち上がった
「これ以上話してもらちあかないよ」
智美の一言で解散になった
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