あくがれ
想い馳せれば京都の鴨川
晴々長閑な昼下がり
柔く波立つ清流に
熱った裸足を流さして
悠々空に鳴き渡る
鳶の声を耳に聞く
絶えぬ往来加茂大橋
下へと灌ぐ涼流は
いつしか私の心をも
攫い流して二度と返さぬ
おおい 返せよ我が心
下鴨デルタの突端に
叫ぶ私は藻抜けなり
私の心は今何処
八咫烏よ 応え給え
其の在り処まで導き給え
あくがれ
想い馳せれば京都の鴨川
晴々長閑な昼下がり
柔く波立つ清流に
熱った裸足を流さして
悠々空に鳴き渡る
鳶の声を耳に聞く
絶えぬ往来加茂大橋
下へと灌ぐ涼流は
いつしか私の心をも
攫い流して二度と返さぬ
おおい 返せよ我が心
下鴨デルタの突端に
叫ぶ私は藻抜けなり
私の心は今何処
八咫烏よ 応え給え
其の在り処まで導き給え
あくがれ