なんとなくダイエットコラム 〜豆〜

イントロダクションは必ず読んでください。

お豆さん。
関西の方は男性でもこう呼ぶ事が多いような気がします。
大阪出身であるボクも当然「お豆さん」と呼びます。(飴玉はもちろん「飴ちゃん」です)

さて、豆と聞いて連想するのは、どんな豆でしょうか?
豆の色や形、種類? それとも1つの区分として、生か加工品かという区別の仕方もあるでしょう。
でも、その前に。
日本人にとって一番ポピュラーな豆は、やはり大豆ではないでしょうか。
早速ネットで検索してみると、農林水産省のHPにこんなのが載っていました。
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Q.5 大豆の自給率は?

A.
平成24年の大豆の自給率は8%です。
ただし、サラダ油などの原料となる油糧用を除いて食品用に限りますと、自給率は25%となります。
【解説】
平成24年度の国内の需要量は約304万tで、うち国産大豆は約23万です。国産大豆は種子用(7,000t)を除きますと、全量が食品用であるため食品用(需要量約93万トン)の自給率は高くなります。
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思ってた以上に低い、という感想です。

その大豆ですが、皆さんはどのように召し上がりますか?
今は8月なので、ビールに枝豆でしょうか? それとも冷や奴?
段々涼しくなると、豆腐も煮物に入るようになるでしょうし、お豆さん自体を五目煮のような煮物に入れることも増えてくるでしょう。高野豆腐、凍み豆腐なんていうのもありますね。島豆腐は、チャンプルーには必須とか。
あと忘れ勝ちなのが、おから。
今でこそお豆腐はお店で買って来るものでありますが、以前は自宅で作るというのも割合ポピュラーだったようですね。
できたての熱々のおからはとても美味しかったと、父が言ってます。
朝食には納豆が欠かせないという方もいらっしゃるでしょう。

現在炭水化物を制限するタイプのダイエットに取組んでいるのですが、そうなると非常に重宝するのがこの大豆食品です。
例えば「タンパク質」という栄養素に着目しても、肉や魚などの「動物性タンパク質」ばかりを摂取するのではなく、大豆を中心とした植物性タンパク質をバランスよく摂取したほうがよいとのことです。
特に尿酸値の高い人は動物性タンパク質を摂取すると目に見えて数値が上がりますし。

しかし、ここでちょっと戸惑ったのですが、「植物性タンパク質」と一口で言っても、大豆以外にはないのでしょうか?
食品分類表等をみると、同じ「豆」であっても「大豆食品」は1つのカテゴリーになっているのに、「その他の豆」は野菜のカテゴリー内の1つ食材となっていることが多いような印象を受けます。
それは逆にいえばそれだけ大豆食品が日本人と日本食の文化に深く根ざしているということの現れなのでしょうが、↑の自給率をみるとなんとも複雑な気持ちになるものです。

さて、ではボクは大豆食品をどのように利用しているか紹介致します。

まず、豆腐。
豆腐はそのまま食べる。みそ汁や煮物の具材として使います。
一番使い勝手がいいかもしれませんね。
ご飯−おかずという関係性で食事をしたい場合には、ご飯の代わりにもなります。(ただ一説によると豆腐をご飯の代用にすることはカロリー的にもあまり意味がないという方もいます)

次に、おから。
スーパーで袋づめされた物を買っています。日持ちがしないのですぐに冷凍し、解凍して食べてます。
ただ、電子レンジにかけると水分が飛んでしまい、パッサパッサになるのが難点。
そこでボクは、スープと一緒にする方法を取っています。
分かり易い例を挙げれば、カレーライスのライスの代わりにおからを食べる感じです。
野菜やお肉をたっぷり入れたスープをおからにかけて食べると、パサついた感じもありませんし、おからの臭いも気になりません。
特にココナッツミルクを使ったエスニック風のスープをかけると、タイカレーのような感じになります。
今はお弁当を作っていないのですが、これをランチジャーに入れてお弁当にしようかと思っています。
ダイエット中は食物繊維が不足し勝ちなので、そういう意味でもおからは強い見方です。

お豆さん。
豆自体は、煮て食べることが多いです。
が、生の豆を調理するのではなくて、水煮の缶詰を常備しています。
一番好きなのはトマト煮ですね。
それ以外でも、水になら後から入れることもできますので、非常に手軽です。
ポテトサラダに混ぜて食べたりもします。

納豆。
大阪出身なのに納豆は大好物です。
普通にそのまま食べます。
だけど、ダイエット中ということで言えば、何かもうちょっと、1品足したいというときに納豆を追加することが多いですね。
キムチ納豆にしたり、市販のもずく酢を加えてもずく納豆にしたり。
暑い時期はみそ汁に入れて、冷やして飲んでも美味しいですね。

代表的なのは以上でしょうか。
もちろん枝豆も食べます。サラダ感覚ですが、他の料理の彩り(グリーンピースの代わり)としても手軽に使っています。

あと、ボクは気にしなかったのですが、豆乳について1つだけ。
豆乳は「無調整」のものと「調整(味付け)」の物があります。
どうしても苦手な方は調整豆乳を飲まれるのでしょうが、成分表示の欄をみると砂糖の表記があります。
ダイエット中、特に糖質制限をしている場合には、こういう「目に見えない」炭水化物に気をつけた方がいいですね。
そのことに気がついてからは、必ず「無調整」を買って飲んでいます。
朝食はほぼ「豆乳だけ」という感じです。
きな粉も大豆食品ですから、きな粉牛乳やきな粉豆乳なんていうのも良いでしょうし、不足し勝ちなビタミンを補う為に青汁等をブレンドしてもいいかもしれません。

ということで、今回は「大豆」でした。
次回もお豆さん特集、「白と黒」の予定です。

なんとなくダイエットコラム 〜豆〜

なんとなくダイエットコラム 〜豆〜

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-22

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