ストーブの怪
ストーブではものが焼ける。餅や魚、でも油のしたたるのはストーブに悪いからのせない。今日はそんなストーブの怖い話を一つ。。。
俺、玉次郎はストーブを持っている。電池で数万年動く奇跡のストーブだ。
ストーブではものが焼ける。餅や魚、でも油のしたたるのはストーブに悪いからのせない。今日はそんなストーブの怖い話を一つ。。。
ある日、ストーブに火をつけると、ストーブが喋りだした。
「玉次郎...放射のうは怖いかい?」
俺はこたえた。「放射のうは怖いけれど、俺はストーブが喋っている方がもっと怖い....」
ストーブは「一本とられた」と叫び諦めたように自然に火が弱まり、そして消えた。
私には、ストーブが勝手に消え、寒さが広がったことが、何よりも何よりも恐ろしかったのだった。。。
ストーブの怪