ポケットモンスターベストウイッシュ第二回ポケモンワールドトーナメントジュニアカップ その3
たけみつ「それでは二回戦の組み合わせを発表いたします」
二回戦の組み合わせは以下のようになった
サトシ「ヒカリとだ!!」
ヒカリ「サトシよろしくね」
サトシ「あぁ!!」
たけみつ「第一試合はケニアン選手対シューティー選手」
ケニアン「シューティーお前とのバトル初めてでわくわくするぜ」
シューティー「あぁ僕もだ全力で倒させてもらう
出てこいジャローダ!!」
ケニアン「こっちはゼブライカだ!!!」
デント「これは面白いバトルになりそうだ
シューティーのジャローダにゼブライカのスピードで勝負しようというのか」
カベルネ「ゼブライカはイッシュで一番の素早さを持つのよ
ジャローダより速いに決まってるじゃない
」
サトシ「いや、シューティーのジャローダのスピードは半端じゃない」
ケニアン「スピードなら負けないぜ
ゼブライカ高速移動だ
さらにニトロチャージ!!」
シューティー「かわせジャローダ!!」
ジャローダはゼブライカのニトロチャージをなんなりとかわした
ケニアン「うそだろ!」
シューティー「ふっ笑」
たけみつ「シューティー選手のジャローダ見事な素早さでゼブライカのニトロチャージをかわした」
そしてゼブライカの連続ニトロチャージを次々とジャローダはかわした
ケニアン「ゼブライカはイッシュで一番速いポケモンワーなんだぞ!!」
シューティー「僕のジャローダは日々鍛えているんだ
当然素早さだってね
だから本来ゼブライカよりも遅いジャローダだって鍛えれば速くなる
僕たちは基本を越えたのさ!!!」
サトシ「シューティー」
デント「驚いたなお互い良いスピード勝負になると思ったんだけどまさかの一方的な展開
カベルネ「何よあのジャローダチートレベルよ」
ケニアン「だったら放電でジャローダの素早さを下げるんだ!!!」
シューティー「ジャローダ尻尾をアースに突き立てろ」
ケニアン「電気技が効かない!!」
たけみつ「見事な防御です
ジャローダ尻尾をアース代わりにして電気を受け流している」
ヒカリ「すっごーい!!」
ポッチャマ「ポチャポチャ」
デント「これはイッシュリーグでも見せたピカチュウの電気技対策のときと一緒だ!!」
シューティー「さぁこちら行こう
ジャローダソーラービーム」
審判「ゼブライカ戦闘不能ジャローダの勝ち」
ケニアン「ゼブライカ!!
シューティー参ったぜお前のジャローダめっちゃ速いな
でも今回は負けたけど次は勝つぜ!」
シューティー「あぁ楽しみにしてるよ」
シューティー「こんなんじゃまだまだ駄目だ
僕はアデクさんを越えるチャンピオンにならなきゃいけない」
そして二回戦でアイリス、ラングレーが勝ち上がり
残りはサトシとヒカリだった
たけみつ「さぁ二回戦最後の試合はサトシ選手対ヒカリ選手」
サトシ「思い切り戦おうぜ!!」
ヒカリ「えぇ、お互い悔いのないバトルにしましょう」
サトシ「よーし出てこいズルッグ!」
ヒカリ「ズルッグね
ならわたしはこの子で勝負よ
出てきてマグマラシ!」
アイリス「ヒカリのマグマラシは攻撃力が高かったわね」
デント「うん
ピカチュウのアイアンテールを解除させてしまうほどの火炎放射には要注意だよ」
シューティー「だったらなおさらズルッグじゃ勝負にならない」
サトシ「こっちから行くぜ
ズルッグ気合い玉だ!!!」
ヒカリ「よけてマグマラシ!!」
しかしズルッグの気合い玉はまだ完全にマスターしていないため、関係ない場所へヒットしてしまい、しまいには観客に当たりそうになってしまい、観客は激怒した
観客「あぶねえじゃねえか!!!
真面目にバトルしろー!!!!」
さらにズルッグの気合い玉はアイリスたちにも当たりそうになっていた
アイリス「こらー(怒)サトシー!!!
しっかりしなさいよ!!!」
サトシ「わかってるようるさいなー!!!」
シューティー「あきれた
ドンバトルからサトシはズルッグをまともに育てていないのか
気合い玉全然駄目じゃないか」
カベルネ「テイスティングする以前の問題ね
あんな木偶の坊」
ラングレー「あんたポケモンソムリエならもっとマシな言葉並べなさいよ」
カベルネ「何よ!!!!」
サトシ「ズルッグ一旦体勢を整えるんだ
まずは接近せんで勝負だ
ズルッグとびひざげりだ!!!」
ヒカリ「接近せんに来るならこっちが有利よ
マグマラシ引き付けて火炎放射!!」
ズルッグは一気に詰めよりとびひざげりで決めるつもりだったがそれが裏目に出てしまいマグマラシの火炎放射をくらってしまい、大ダメージを追ってしまい、さらには火傷を追ってしまう
サトシ「ズルッグ!!!」
デント「不味いなあの強力な火炎放射をまともに受けてしまった
さらに火傷という絶対絶命のテイストだよ」
シューティー「 ・・・・」
ヒカリ「これでとどめよマグマラシかえんぐるま 」
マグマラシのかえんぐるまがヒットしたとように誰もが思った
サトシ「ズルッグ!!!
ん?」
しかし攻撃を受けたのはマグマラシの方だった
ズルッグは新しくからげんきを覚えたのだった
ヒカリ「マグマラシ!!!」
サトシ「すごいぞズルッグお前からげんきを覚えたんだな」
たけみつ「サトシ選手のズルッグは新しく覚えたからげんきでマグマラシの攻撃をしのぎ返したー!!」
デント「ズルッグがまさかあそこでからげんきを覚えるとは
しかも火傷で攻撃は二倍のダメージを与えられるんだ」
ヒカリ「さすがサトシ!!
油断ならない」
サトシ「もういっちょう行くぜ
ズルッグからげんきだ!」
ヒカリ「えんまく!!」
サトシ「これじゃ何も見えない」
ヒカリ「今よマグマラシかえんぐるま」
かえんぐるまがズルッグにヒットしてしまい、ズルッグは立ち上がることすら困難だった
サトシ「ズルッグ!!」
デント「もはやズルッグは限界」
サトシ「ズルッグ立ってくれお前ならまだやれる
ズルッグー!!!!!!!!!!!」
サトシの必死の呼び掛けにズルッグは気合いを見せ立ち上がった!
アイリス「ズルッグすごーい」
サトシ「よしいいぞズルッグ!!」
ヒカリ「サトシ決めるよ」
サトシ「あぁ来いヒカリ」
ヒカリ「かえんぐるま!!!」
サトシ「からげんきだ!!!」
お互いの技が激突した
そして僅かの差でズルッグが勝った
審判「マグマラシ戦闘不能ズルッグの勝ち」
サトシ「やったなズルッグ!」
ヒカリ「ご苦労様マグマラシ
サトシ二回戦突破おめでとう」
サトシ「ありがとうヒカリ
またバトルしような!!!」
ヒカリ「うん」
デント「いつもながらサトシはハラハラさせるテイスティングだったけどやっぱりサトシのど根性はすごいね」
シューティー「運に救われたバトルだっただけで
正直あそこでからげんきを覚えなければサトシは負けていた
それに実力はマグマラシの方が上だ」
カベルネ「シューティーの言う通りあんなのテイスティングする以前なのよ
木偶の坊よ」
ラングレー「だからあんたもっとマシな言葉並べなさいよ」
カベルネ「ふん」
たけみつ「本日のイベントはこれまでになります
明日の準々決勝の組み合わせは明日発表いたします
」
サトシたちは宿舎へと戻っていた
デント「ひとまずサトシ、二回戦突破おめでとう」
サトシ「あぁありがとうこれもミジュマルやズルッグが頑張ってくれたおかげさ
この勢いで明日もいただきだ!!!」
シューティー「何がいただきだよ
あんな無茶苦茶なバトルして
二回戦なんてまぐれで勝ったようなもんじゃないか
それにズルッグはまだ気合い玉を完成していないみたいだし」
サトシ「でも新しくからげんきを覚えたしズルッグは確実に強くなってるよ」
シューティー「準々決勝からは運じゃなく実力で勝ってくれよ」
サトシ「なんだよ!!
俺だってポケモンたちだって頑張ってるよ
はっ?
そうだリザードンの様子を見に行かなくちゃ」
サトシたちはポケモンセンターにいきリザフィックバレーと通信を行った
サトシ「ジークさん!!!」
ジーク「サトシ君久しぶり!!」
サトシ「お久しぶりです
リザードンの様子を見に来たんですけど」
するとリザードンがテレビ越しに挨拶しにきた
リザードン「ぐぉー!!!!!」
シューティー「あれがサトシのリザードンか」
サトシ「リザードン俺二回戦突破したぜ」
リザードンは嬉しそうにサトシにうなずいた
ジーク「そうだサトシ君のリザードンこれからバトルなんだ
よかったら見ていって」
するとリザードンの対戦相手が現れた
サトシ「オーバさんだ!!!」
アイリス「オーバさん?」
ヒカリ「シンオウ地方の四天王なのよ」
ベル「うそーすごく強いじゃん!!」
デント「四天王だからね並外れの実力ってわけだよ」
サトシ「前に俺がシンオウ地方で一回オーバさんとバトルしたんだけど完敗だった
ピカチュウも頑張ったんだけどやっぱりオーバさんは強かった」
カベルネ「まぁそのチャーミングの渋いピカチュウじゃしょうがないわよね」
コテツ「サトシの秘密平気のリザードン対四天王かぁ
こりゃわくわくするぜ」
ヒカリ「わたしサトシのリザードンのバトルを見るのは初めて
わくわくするねポッチャマ」
ポッチャマ「ポチャポチャ」
ケニヤン「切り札ってことはサトシの最強のパートナーってことだろ?」
サトシ「あぁリザードンは今までのバトルでも勝ち続けたんだ
四天王相手にもいいバトルをしてくれるはずだ」
シューティー「言葉で言うのは簡単さ
それを実践で証明しなければ意味がない」
サトシ「シューティー」
サトシ「頑張れよーリザードン!!!」
オーバー「へへこのリザードンなかなかよく育てられてるな
これは油断できそうにねぇ
行けゴウカザル」
サトシ「やっぱりゴウカザルか」
シューティー「ゴウカザル」
ヒカリ「ゴウカザルは炎、格闘」
アイリス「なら炎、ひこうのリザードンが有利ね」
デント「いや、相手は四天王だよ相性対策は万全のはず
」
リザードンはかえんほうしゃを放った
オーバー「かわしてマッハパンチだ!!!」
ゴウカザルのマッハパンチがリザードンにヒットした
サトシ「あぁリザードン!!!」
デント「なんて強力なマッハパンチなんだ
マッハパンチは確かに先制攻撃する
でもこんなに速くてなおかつパワフルなテイストのマッハパンチは初めてみた
さすが四天王」
リザードンは次にドラゴンテールを放った
オーバ「受け流せ」
ゴウカザルはリザードンのドラゴンテールを受け流した
ヒカリ「やっぱりオーバさんは相手の技を受け流した」
サトシ「あぁオーバさんはまず最初に相手の技を受け止めるんだ」
デント「なるほどそれで相手の様子を見るというのか」
そしてさらにリザードンはドラゴンテールを放った
オーバ「受け流せ」
ゴウカザルはリザードンのドラゴンテールを受け流そうとするが先程よりもドラゴンテールの威力が上がっているため、ゴウカザルはドラゴンテールを食らってしまう
オーバ「な、なに?」
サトシ「やったぁすごいぞリザードン」
オーバ「なるほどこっちがリザードンの実力を図ろうとしたけど逆にリザードンにこっちの実力を図られたってわけか
最初のドラゴンテールは様子を見るためわざと威力を押さえた
それにマッハパンチをくらってあの威力のドラゴンテールを放てるとはな
へへ面白くなってきたぜ
やっぱりそのリザードン並の実力じゃないな
」
アイリス「いい勝負になってきた」
サトシ「オーバさんこっからが勝負ですよ
思い切り戦ってくれリザードン
お前の力を見せてやるんだ」
オーバー「久しぶりに燃えるな
なぁ相棒!!!
もう受け流してる余裕なんてなさそうだな
へへ本気でいかしてもらうぜ」
リザードンはドラゴンテールを放った
オーバ「ゴウカザルインファイトだ」
リザードンはかえんほうしゃを放った
オーバ「こっちもかえんほうしゃをみまいしてやれ」
リザードンとゴウカザルのかえんほうしゃの威力は互角だった
オーバ「互角か!!」
ラングレー「オーバさんは技を受け流すことをやめた」
ヒカリ「そういえば前に言っていたわ
自分と同等もしくは自分より強い相手には技を受け流す余裕がないって」
デント「それだけサトシのリザードンが負けていない証拠だね」
サトシ「あぁ!!」
そしてリザードンとゴウカザルは互いの技をぶつけあった
オーバ「すげぇ燃えるぜ
こんな強いやつと戦うのは久しぶりだ
でもここで勝負はけっした
フレアドライブでみまいしてやれー」
リザードンはゴウカザルのフレアドライブを避けきれず攻撃を受けてしまい
絶対絶命のピンチになった
サトシ「リザードン!!!!!!」
デント「フレアドライブをまともに受けてしまった
これは絶対絶命の大ピンチ」
シューティー「ここまでのようだね
でも君のリザードンよく戦ったんじゃないか」
サトシ「いや、まだだリザードンはこんなもんじゃない
リザードンはこんなところであきらめるやつじゃない
立ってくれリザードン!!!
お前は世界一強いリザードンになるんだろ?!!!!!
お前の力はこんなもんじゃない
リザードン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シューティー「サトシ?」
サトシの想いがリザードンに届いてるかわからないがリザードンは再び立ち上がった
リザードン「ぐぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オーバ「まさかこいつのフレアドライブを受けて立ち上がるとは!!!
それになんなんだこの感覚は
倒れても立ち上がってくるこの熱い闘志
今ここにトレーナーはいないはず
でもこの熱い感覚はリザードンだけから伝わるものじゃない
」
ベル「お互い体力の限界にきているわね」
デント「ここからが勝負の分かれ道」
サトシ「あぁ頼むぞリザードン!」
オーバ「久しぶりにすげぇ強いやつと戦えて嬉しかったぜ
でも勝負はけっしたぜ!!!
ゴウカザルインファイトでとどめだ」
全員リザードンがインファイトをくらったと思った
しかし
オーバ「な、なに?」
リザードンは最後のすきを見逃さずゴウカザルの足を掴んだ
サトシ「いいぞーリザードン!
そのまま地球投げだ!!!」
これもサトシの声が届いてるかわからないがリザードンは地球投げをし、最後の力を振り絞ってゴウカザルを投げ飛ばした
そしてリザードンとゴウカザルはその後立ち上がった
オーバー「頑張れー相棒!!!!負けるな!!!」
サトシ「負けるなリザードン!!!!!」
そしてリザードンとゴウカザルは両者共に倒れてしまったため、引き分けとなった
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