立派な肖像画

らぶらどーる

 それは何かの企画展。
 展覧会で見かけたは
 立派な姿の肖像画。
 時の名士や奥方が
 立派な姿で立っている。

 人はそれぞれ違うのに
 どれも似たよな感じとは
 きっとほんとはそうじゃなく
 時のひとつの流行で
 プリクラ撮ってる女子のよに
 そう見えたいからそんな画(え)を
 残し描かせた(えがかせた)のでしょう。

 立派に見せるための術(すべ)
 確かに感銘受けるけど
 今の人でも同じよに
 描けば(えがけば)立派に見えようし
 時の優劣 人の価値
 画(え)の感銘とはちがうもの。

 時の中での立場あり
 人それぞれの事情あり
 そのよに見えることこそに
 時や人生見えるよで
 あるいは時代の階級や
 見えてるとこや見えぬとこ
 全てが感じとれるよな
 そんな気さえもするけれど
 それは確かに言い過ぎで
 ただこの時の感じ方
 そんな何かの蓄積で
 人は変わって行くのでしょう。

     <了>

立派な肖像画

立派な肖像画

展覧会で見かけた立派な肖像画からの連想です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 時代・歴史
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-10

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