ぼくだけのンコピアを探すのだ!
ンコピア・・・・それは最後のフロンティア
ぼくらはンコのユートピアを探している
どこかにあるというンコピア、それを求めて彷徨う旅の果て・・・
きみらには理解できないかもしれないが、しかしそこにはあるのだ
伝説のデカンコ、クソマゲドンが──
第一章:んこの成れの果て
ある朝目覚めると私は一介のウンコに成り下がっていた。どういうわけだこれは身に余るほどのこの臭い、このかぐわしさはいったいなんだ!俺は、俺はああああああああああ!
そうして旅立つことになってしまった。唐突に。旅のはじまりっていうのはいつだって唐突なんだ・・・
まず始まりは便器の中だった。ここから長い長い水道管という名の旅路を通っていくことになる。長く険しい道のりだ。私の体は徐々に溶けていった。
溶けていく溶けていく溶けていく──どこまでいっても溶けていって私はついに固まりではなくなり(私はいわゆるビチョビチョ系男子だった)、液体と同化しつつあった。
まずいこのままでは意識が、もうろうと、して、いやだ、まだ、やりのこしたことが
第二章:んこの集合体
次に気づいた時、私はウンコの集合意識となった。そこは私という殻を打ち破った、巨大な思想があった。すなわちそれがンコピア理論だ。
ンコピア理論──それは太古の昔から伝わるという伝説的理論。ンコにしか理解できないらしい。三人称的の私は人間なので理解できないが、一人称的私には理解できるはずだ。
おお、おお!これがが、うんこお、うんこっこ・・・ふはああ。ンコピア、ンコピアに行きたいよお。私は精神的に叫んだ。ンコピア理論を理解できた今、猛烈に私はンコピアへ行きたい!
どこにあるというんだンコピアよ、それは君の尻の中なのかい?
第三章:んこぴあ
精神的叫びのあとのリフレッシュタイムとして私は精神的ンコをした。トレビアンなひととき。感情的起伏にとぼしいンコ意識において、これはまさしく私の最大の喜びだ。
(ちょっとタイプするのに疲れたので休憩ウンコしてきます。)
ぼくだけのンコピアを探すのだ!