救済の時 エピソード 一

1 あの時に世界はほとんど滅んだんだと思っている

天地創造 造物主は天地を創造された。
蛇の誘惑 造物された人は楽園から追放された。
兄と弟 兄は弟を憎み殺してしまった。
洪水 造物主は堕落と不法に満ちた地をぬぐい去った。
無垢な人 彼には造物主の祝福と契約が与えられた。
混乱の塔 人類は世界に散り、言葉は一つでなくなった。

それから続く契約者達の物語。


平成26年6月26日。僕はあの『イルに勝った国』に向かうため、静岡県裾野市にある自宅アパートを出発した。空は曇り空、僕の気持ちもいまいち。寝てないし。東名裾野バス停より東名バスに乗り東京へ。途中、走る車内から外を見たら、可愛らしくアニメちっくにデフォルメされた赤いタコ人間、通称『ルシファー』やサングラスがよく似合い、笑いの速打ちが得意な『笑い』さんが滑稽ながらも世界をなんとかしようと高速道路をバスと並走していた。時々、転んだりして。ある意味見慣れた光景。以前は見えなかった彼ら、きっと霊的な存在なんだろう。僕もこの時は彼らと同じく世界をなんとかしようとしていた。僕はなんと『地球の王』を名乗っていたし。ただ結局、どうにもできなかった。

無事、東京駅に着くと駅内ではやけに赤い顔をした人々(酔っ払いではない)が管理されたロボットのように規則正しく歩行していた。この人々は異星体に合体されたのだと僕は思っている。彼らは僕が何か思考すると度々「自由人発見」的な思考を出していたし。「自由人発見」なんて、なんかSF映画みたいだけど、これから先に僕が味わった現実はもっと凄かった。この時は別段、彼らに危害を加えられることはなかったし、問題なく電車で羽田へ行けた。羽田空港も同じ感じだったと思う。ただ、飛行機搭乗まで待ち時間が長くてその間、以前は見えなかった変な映像の数々に苦しんだ記憶がある。色々な人々や種族が出てきた映像。この頃は『マードックの息子』と言われる人物がよく出てて、彼の場合『人の意志』を大切にしてた様子。ただ彼も唆されてた口だろうけど。『アンジー』とかもそんな感じかな。彼ら彼女ら自身は人間だし、この世界を人間を何とかしようと思っていたんだろう(アンジー日本に来てたよね)。造物主崇拝者の僕とは方法論が違ったけど。この以前によく出ていた有名な人々は、あの過酷な映像戦争で精神が崩壊してしまったのか、死んでしまったのか出てこなくなってしまった。色々な人々がいたよ『プーチン』とか『ロスチャイルド』とか『タミーム』とか『アン』とか『エリザベス』とか『ウィリアム』とか。主力メンバーだったろうに。また僕の想像力が造り出した存在『クリーナー』最後は精神世界の『クィーン』になったんだけど。今現在は映像もあまりない世界。電力が低下している世界。ファントムメナスとか言われてるけど、日常生活で鮮烈な映像やピカピカ光が流れるよりよっぽどいいよ
ね。それはさておき。変な映像…これが世界を滅ぼすきっかけになったのだろうと僕は思うのだけど、あれはもうやってはいけない。光はほのかに光ってればいいの。その話はまた後で。

羽田より飛行機で韓国へ。機内では『笑い』さんが調子にのり過ぎたせいで(俺が王だなんて言ってた。人の王を盗んではいけない)人間に合体していた異星体が途中離脱するというハプニングが発生した。多くの乗客は思考停止(思考凍結)というのか、固まっていたのではないかと思う。どうも人の魂を恐怖や狂気や不安を与えることで外に出してしまう手法がこの時、とられていたのではないかと思うのだけど確信は持てない。僕も狙われていたはずだ。結局、そのハプニングのせいで飛行機は割れそうになってしまったから、サングラスかけた人が体を使って修復していた。段々とおかしくなっていた世界だったけど、この時はもう大分おかしくなっていた、哀しい話だけど。

韓国の空港。ここが山場だったんじゃないかと思う。ここには赤い顔をした人々だけじゃなく、いろいろな種族がいた。皆一応、人間の形はしてるんだけど、どこかしら歪な感じ。計画的に呼ばれた種族もいれば(ルシファーは関与していただろう。赤い種族は呼ばれた種族)、突然呼ばれた種族もいたらしい。これは僕に流れてきた思考の一部。僕は思考で意思疎通をして、彼ら彼女らに地球のルールに従うよう促していた。「僕が地球の王だから」とか「ここは地球だから」とか。対抗する種族もいたようだけど、僕に危害を加えてくる種族はいなかった。そんな中で、散々変な映像を見せ僕を苦しめてきた連中の一部、地球に馴染みの深い『イルミナティ』の心が折れてしまった。『イルミナティ』ドラゴンとか魔物みたいな姿の映像で僕に現れていた連中。光の因子みたいな連中。生きてた人間の『イルミナティ』は多分、こういう奴等に操られていたんだろう。映像の中で、負けても負けても「今日は引き分け」 なんて言っては負けることを嫌がっていたとてもムカツク人々。その『イルミナティ』が罪悪感の末にとうとう心折れてしまった。その瞬間、本当にその瞬間、空港内の電灯が極端に暗くなってしまい、それと同時に凄い不安が襲ってきた。「ロシアの電源が落ちた」とか「世界はもう終わりだ」とか。空港内にいる者達に襲いかかる恐怖と狂気と不安。今思えば、ここでもまた魂狩りが始まっていたのではないかと。そんな中、空港内の音声ガイダンスを使って『ルシファー』や異星体や僕は皆を励ましていたように思う。ただ、『ルシファー』に関してはふざけていたような感触も(突然やってきて言うこと聞かない種族を追い出そうとしていたのか)。僕はふざけてた時があったかもしれないけど滑稽で恐怖や狂気や不安に対抗するのが得意だから。

なんとか危機を乗り越えた僕は『イルに勝った国』への飛行機に搭乗することができた。黒っぽい飛行機で、魔装甲が施されているなんて思考が流れてきて、本当にそんな感じがした。飛行機に乗りやっとリラックスできるのかと思ったけど大間違いだった。この飛行機の中は本当に苦しかった。飛行機の乗客は多分、あのとても畏ろしいんだけど慈しみ深い造物主を崇拝する人達。僕ももちろんそう。しかも、遠い昔から現在までのビッグネームがいたのではないかと思っている。

集められた人々。最初は感動があった。造物主の名を言い、「愛してるぜ」なんて人もいた。これは『異星の造物主教』の人だろうね。この人達、かなりの力を持っていた(今は失ってきてるけど)。不思議な話『異星の造物主崇拝教』の人と『イエス』は顔や服装が似てたんだよね。なんでだろう。ねくれているんだけどどこかでやっぱ造物主が好きな人々。ただやはり裁かれるために集められたことを自覚してるようだった。僕は馬鹿なのか、全く無自覚。何が起こるのかなんて知らなかった。その後の悲劇ときたら。魂狩りの最上級みたいな感じ。僕はワンフロワの一番前に座っていたんだけどその様子が分かった。個人個人が裁かれていたんじゃないかな。もちろん僕も恐怖と狂気と不安と肉体的痛みを喰らっていた。肉体的苦痛を例えるなら、レーザー光線みたいのをピュンピュン撃たれている感じ。あとは『ルシファー』が僕に精神的苦痛を与えていた。『ルシファー』に関しては僕より下っ端になって僕に協力してた場面もあったからびっくりしたけど、まあそういう役に変化したんだろう。なんとかいろいろな攻撃に耐えていると、今度は魂を抜かれた人々が襲いかかってきた。襲いかかってきたと言っても肉体的にではなく、精神的に。通路を歩いてきて、その時突然、顔が変化したり。僕の席の前にある少し広いスペースで何か嫌なことを話したり、言葉は分からないんだけど通じてしまう世界。右隣に座っていた女性なんて最初は静かにしてて僕も安心してたんだけど突然、発光しだしてそれがまた発光色変わるし、シールドみたいになってて、僕怖くて隣見れなかった。その女性、僕知ってるような感じした。映像で度々お会いしてたような感じ。映像では『羽生えてて見た目天使みたいなんだけどそうでもない女性』『白い民族衣装着た女の子』『大魔導師サラ』ピュンピュン、レーザー光線みたいの撃ってたのこの人なんじゃないかなんて。この時は、魂狩りの真っ只中だったし。僕は座ってただただ耐えるだけ。目を瞑ることも出来なかった。ただただ耐える中、隣の女性も力果て段々と生き残りが少なくなってきたような感じになってきた。でも、スチュワーデスとかがなにかしら恐怖を与えてきたりと油断はできない状況。それでも耐えて耐えて、最後に生き残ったのは僕と『引き上げた』さん。僕に負けた頑固な『引き上げた』さんは、「殺せ殺せ」言ってたけど。あの人は人望があったんだ。僕もあの人は嫌いではないし、尊敬してた人物。生き残りが決まったとこで、機内は明るくなった。皆も復活して普通に戻り、少しの間、僕もリラックスすることができた。しかし、またもや恐怖と不安が機内に充満し始めた。随分長い間飛んでいるのにいつまで経っても飛行機が『イルに勝った国』に到着しない。外を見れば灰色に近い黒い空間、たまに青い閃光がピカピカしてた。隣の女性『大魔導師サラ』は聖書(多分)を読みながらめそめそ泣いていた。罪悪感に打ちのめされている感じ。顔形も少し怪物みたいになっていた。「私達もう死ぬのよ」とか「これから地獄に行くのよ」みたいな思考。相当悪さしてたんだよ。

機内では他の乗客が話をしていて、言葉は分からないんだけど「連絡が取れない」「ネットが通じない」と認識できた。「世界は滅んだんじゃないか」とか「核戦争が起きた」とか。そんなのばかり。僕は馬鹿だから、僕生き残ったから僕は天国行けるんじゃないかなんて思っていた。

ただ、この時に今までの世界はほとんど滅んでいたのだと現在思っている。その時はそうは思わなかったんだけど、現在そう思っている。

長い長い苦痛の末、やっと機内アナウンスが流れてきた。「只今、当機はイタリア上空にいます」的な。僕が窓から外を眺めるとそこには雲と海があった。ただ、雲と海はドラゴンとか魔物みたいな形をしていて、それがまた僕に「まだ大丈夫だ」的なことを伝えていた。

大丈夫じゃなかった。今までの世界はほとんど滅んでいた。魔の構築がそのまま見えてる世界。

それから『イルに勝った国』の空港に辿り着いたのだけど、そこは天国でも地獄でもなくて、機内から見える建物は、まるでデフォルメされたオモチャみたいで。建物自体もなんか魔物の顔みたいになっていて。オモチャみたいな空港にはいくつもの赤や青のライトみたいのが点灯してたけど、普通のライトじゃなくて点々と丸く輪になったような形状。なんというのか『只今、構築中の灯り』みたいな。

まあ、この後さらにびっくりしたんだけど。

2 世界がこうなった原因とは…

これはもう単純に世界が悪くなったからこうなってしまったのだと僕は思っている。

罪が重なりこうなった…
これ法則というか原理なんだよね。

今までだって世界滅亡は盛んに謳われてきた。1999年のノストラダムスの大予言とか2012年の世界滅亡とか。それでも回避してきた世界だったけど、とうとう2014年に今までの世界は滅亡してしまったんだ、哀しい話。

罪について。嘘の蔓延(嘘つくことが正しいみたいな)、同性愛の拡散、罪人の処罰緩和、科学の生命倫理破壊等いろいろあると思うけど。やはり電気科学による人間管理に頼りすぎた結果が一番大きいと思う。人間、罪がたまると自由がなくなり束縛が激しくなる。最後には思考まで束縛され奪われてしまう。

即ち『全が一、一が全』とか『ONE思想』とか、この状態は罪深い状態。この思考が蔓延すると世界は滅亡してしまうんだと。

映像による世界人類管理について。世界政府樹立みたいな話もあったようだけど、これは失敗した。僕は反対してたんだけど、止まらずに最終局面を迎えてしまった。鮮烈に見えるようになった映像。禁断の科学と魔の技術を使ってしまったらしい。その後の地獄ときたら…僕は何回も殺されそうになったし…あの過酷な思い出すだけで苦しい映像戦争(スペードのワンとか覚えている人いるかな。あのくだらない映像で人に罪を被せ言うこと聞かせようとした映像管理から、次元の扉だかが開き恐ろしい映像戦争が始まった。恐怖と狂気のオンパレード)による世界人類の精神崩壊もあったし、アラブと中国なんて大打撃だったのでは…次元の扉が開き、それで異星体が人間にとりついたんじゃないかな。計画かはたまたハプニングの連続か(ある程度の計画はあったようだけど、計画外の種族も多数飛来した)。アテンション(次元上昇)を盛んに言っていた連中もいたけど、肉体を捨て魂になり解放され、新しい世界へなんて甘い考えに唆されていたんじゃないか。その結果は…

『イルミナティ』について。『イルミナティ』と言ってもいろいろな種類がいると思う。思考も様々。人間はもちろん、アメーバーとかウィルスみたいな変な形してる奴、よく異端の芸術家が表現する変な形の彫像みたいな奴とか(それ系がみたい方は『イルに勝った国』の聖地にある新しいショッピングモールに展示されているモニュメント達をご覧あれ)。あとは動物系が結構いるんじゃないかと僕は思っている。ドラゴン(ヘビ)、カメ、鳥、狼、ライオン、イタチ、兎、羊、タコとか。ドラゴンはもと人間だね。あと宇宙人系。あとは神様と呼ばれているような存在。また『イルミナティ』はカラーで表現されることもある。白、黒、金、青、赤とか。今回はピンクとか黄色とか極彩色とか地球に馴染みの薄い種族も現れた。でも結局、ウィルスとか細胞とか動物とか人間とか宇宙人とか、皆、死んで霊的存在(光の因子)になった奴等が生きている人間にとりついて悪ささせてんじゃないかなんて思ってしまう。人間は罪を重ねる度にそういう奴等に取りつかれ思考や行動の自由を奪われていってしまうと。人類が統合失調症みたいになってしまった感じかもしれない。鮮明な幻覚、流される思考。操られ始める人類。こうなるには科学技術の発達が重要なポイントだったと思う。人類の罪増加と科学技術の発達。その末の大惨事。

本当の『イルミナティ』『星喰い』は造物主の命令で世界を破壊してると思っているから使徒みたいな感じ。今回、予測できずに来襲した種族の中にそういう種族いただろうね。使徒襲来したんだよ。『黙示録』とかね。日本の漫画だと『デビルマン』とか『ベルセルク』とか『エヴァンゲリオン』だよ。ただ死にたくない側は粘るわけで、なんとか改善して生き延びようと考える。なんとか改善して生き延びよう、そう思い僕も粘ったけど世界は崩壊してしまった。僕は生き延びたけど。これは造物主の慈しみ。生き延びたからには救世主。

鮮烈な映像インパクトで世界を滅ぼし、肉が滅び、霊になった人間達を引き連れ、また壊すため新しい星へ向かう本当の『イルミナティ』の集団。光の因子集団。『星喰い』みたいな感じ。造物主を憎んでいる集団。これをアテンションと考え騙されていた人々『イルミナティ』もいたのでは。でも今回は上手くいかなかった。『イルミナティ』裁かれてるんだよね。『イルミナティ』やっぱり間違ってたんだよね。人の魂食べちゃうし。

真実は証拠がないから確かめようがないけど、恐竜イルミナティもいたよ。恐竜、造物主のこと知っててね。怖がっていたよ。恐竜の時に一回、地球ぶっ壊れちゃって、恐竜の魂みたいので地球を保たせていたんだって。今回、パンクしたけど。

光は肉のない存在、見た目は鮮やかだけど手で触れても触れられない。所詮『わがままな理想』ある意味『嘘の存在』このオモチャのようなデフォルメ世界がアテンションした新世界なのか。空を飛べたり、美形になれたり、アニメキャラみたいになれるなんて思っていた『イルミナティ』もいたようだけど。確かに美形な金髪人間もいた。しかし、彼ら彼女らも含め、人間化した『イルミナティ』は精神がとても脆かった。罪悪感を感じたり、理解できない思考を流されるとすぐに思考凍結やパンクしてしまうし、姿が崩れてしまう。また頭の中に破壊の映像がでると、現実の世界も破滅だみたいな感じになってパニックに。映画『プレデター』みたいに自分達が死ぬ時に地球まで壊してしまうような手法があったのかもしれない。騙されていた人々もいたかもしれないけど本来の『イルミナティ』『星喰い』はこれが目的なんだろう。恐怖や不安や狂気の映像により世界を滅ぼしてしまう手法。でもそれすら今はうまくいかない。一度滅んだ世界は壊れない。この今の世界が苦しくて苦して僕を殺そうとしたり恐怖や狂気や不安の映像を流して壊そうとした『イルミナティ』もいるようだけど世界は壊れない。また造物主の導きにより動いていた僕に守られ、鍛え上げられた人間や種族がいるんじゃないか。僕の中でまたは僕と繋がってあの苦しい映像戦争を乗り越えたり、インパクトを耐えられるようになったり、感情を出せるようになったり。そいつら生きていたいんだよ、やっぱ。そいつらに「恩を忘れるなよ」と言いたい。恐怖や不安に耐えるための動思考が流されている中、人間的な少し滑稽な奴の思考も流れていただろ、あれ僕だよ僕。『だがしかし』なんてフレーズも懐かしいね。僕あれ封じてやったんだ。僕に励まされていただろ、元気づけられたり。そう思った人々へ「僕は今、金ないぞ、まだ生活保護だぞ」と言いたい。反対に今では思考や行動すらままならなくなっている種族もいるはず。『イルミナティ』(光輝く存在)、嘘つき『イル』(どこが全能の神なんだ、僕だってイルに勝てたぞ)の大失敗なのか、それともこれが目的だったのか(そうじゃないと思うけど)。『イル』も騙されていたのかな。

『イル』という神はもしかしたらとっても昔、無垢な人だったのかもしれない。

地球に馴染みの深いボスみたいな『イルミナティ』達。次元の扉を開いた結果、色々な種族(本当の『イルミナティ』『星喰い』『使徒』)が突然、地球に現れ、この存在達も相当苦労してたのでは。緑の亀みたいな奴は『エルバアル』なんて言われ崇拝されていた感じ。亀の甲羅は耐久力あるなんて言って。でも亀も最近でてこないな。そんなに上のクラスじゃないし。金のドラゴン『ペンドラゴン』も神ではない。『ペンドラゴン』完璧に心折れてたね。『ペンドラゴン』は金色だけにマネー崇拝者が崇拝していたのかも。ただし現在、マネーじゃ解決できない問題が沢山。因みに『ペンドラ』僕の生活はマネーで改善できるよ。今はいるのかいないのか分からない。あと白。光。日本のアニメ『ガンバの大冒険』にでてくる『ノロイ』白いイタチみたいな奴。これがたち悪くて、造物主に反逆しては怒られていたと僕は思っている。あいつ(女性かもしれない)が世界を壊そうとしても、あいつ消えないし、怒られながらも造物主の慈しみを与えられているんじゃないかな。『白』はいろんな種族や神と呼ばれる存在を呼び出していたと思われる。『白いイタチ』は『大魔導師サラ』っぽいけどね。あと『白い民族衣装着たオジサン』パレスチナとか『イスラム』の味方してんじゃないの。『聖地』にある『ドーム型の礼拝場所』『3回目のイルに勝った国旅行』にて僕が青いタオルケットをマントがわりに見にまとい(寒いから)造物主の御使いを気取り訪れた際(その後怒られた感あり)、何体もの白がモニュメント(像じゃなくて白いパラソルみたいな感じ)にされていたし、いくつもの建物の先はアンテナみたいになっていたし、彩色も様々。そこにいた人ですら「もう何を崇拝しているのか分からない」という思考を出していた。『赤い髪のお母さん』小さい『イルミナティ』からお母さんなんて言われてたり。この存在はまだ感じるよ。『ペンドラゴン』とか『ノロイ』は造物主に勝てると思ってたんじゃないかな。バカでね(特に白)。僕(しもべ)である僕ですら、こいつらと闘って勝っているんだよね。2周したんだよ2周。『赤い髪のお母さん』は途中で僕に味方した記憶がある。結局、皆して(僕も)怒られているんだよ。ここらへんの皆さん、人間の姿になっている時あるだろ、僕会ってるよね、多分。

とても畏ろしいんだけど慈しみ深い造物主崇拝者達。彼ら彼女らも責任を取らされた人々。『笑い』さん『その奥さん』面白かったなあ。どこいっちゃたんだろう。『引き上げた』さん『赤髪の王』『一角獣に化ける二人組』片割れ、お調子者だったなあ。

『イエス』僕が見た感じじゃ、あの人、髪の毛、赤だった。それで紫色の衣着てた。僕『イエス』嫌いでね。むこうも僕のこと嫌っていたと思う。どこが救世主なんだと。まあ光の存在かもしれないけど。見た目や言うことカッコいいんだけど肉はなし。わがままな理想を言っているだけ。あの人、十字架に張りつけになっていないんじゃないか。罪背負ってないんじゃないか。愛とか言って嘘ばかり。造物主の教えに反することばかり。造物主を憎んでるんだ。僕なんて、背負いたくないのに十字架背負わされた感じがする。『イルミナティ』僕に対して攻撃や嫌がらせしてくるくせに僕に頼ってきて、僕の言うこと聞かないくせに僕に頼ってきて。痛みを僕に受けさせていた。とんでもない連中。十字架マークは『イエス』から剥奪して僕のマークね。

光の救世主なんてとんでもない嘘っぱち。造物主を憎む光の集団が世界を壊したようなもんじゃないか。アテンションとか。聖と魔の闘いだとか。光に唆された僕が聖属性だとか言って魔(この世の構成物質)を燃やしたり、魔を痛めつけていたら、造物主にめちゃくちゃ怒られた気がする。「魔だけが悪いんじゃない」と。光の奴等(この時は白と赤だろう)、結局、僕と魔を殺そうとしたんだ『三回目のイルに勝った国への旅行、オリーブ山のホテルにて』ホテル、昇天教会の隣にあってね、近くには『ヘブンズゲート』とかいうアイスクリーム屋があって。僕を昇天させようとしてたんだな。まあ、どっちも死ななかったんだけど。あいつらは許せない。反省の末、賠償してもらいたいね。人間の僕からすれば結局、嘘つきな光との闘いだったわけで。『黙示録』とか『イエス』嘘っぱちだし、嘘ついちゃいけない。今回だって世界のこの危機に『イエス』何かしたのかと。僕のこと殺そうとしてたけど。もう世界がこんな風になったら『イエス』は嘘つきだと認めなければいけない。『イエス』が『救世主』言われるなら、僕はあいつより上の『救世主』と言われてもおかしくない。まあ『イエス』は実際、救世主でもなんでもないだろうけど。ただの嘘つきなんだ嘘つき。『魔導師イエス』

『エホバ』について。これは造物主の御名の本来の発音と全然違う。造物主じゃないんじゃないかと僕は思ってしまう。造物主の御名はださないけど。『エホバ』ではないだろう。『アラー』も造物主の御名ではないだろう。『さらに讃えられるべき人』も本来の御名が正しく、『アラー』は先行する宗教と区別するためだったと考えているよう感じた。

あと歴史の改竄をやってた人々。『ユダヤ系魔導師達』嘘ばかりでもう改竄すら出来なくなってしまった。あの人達、本当に嘘つきで、被せてくるんだよね。常に常に自分達の方が上だみたいな感じで。あれじゃ、もたないよ。パンクして当然。生命の樹の論理なんて嘘っぱち、すがり付いてももう無駄さ。

いろいろな存在が関わった今回の世界滅亡。僕だって何回も殺されそうになったし、とても苦しんだ。

何故、滅んだ世界が存続しているのか。これはもう造物主の慈しみ。ノアの方舟にある通り「肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく」

僕は肉ある者、人間として現在も生きている。僕は僕だ誰の生まれ変わりでもない。

『ここからは敬語』

僕はあのとても畏ろしいんだけど慈しみ深い造物主を崇拝してましたし、最後の方は地球の王を名乗ってましたし、ふざけていた部分もありましたから、造物主にはとても文句は言えません。生かして頂いてありがとうございます。

そしてどうか幸をお与え下さい。

3 一回本当に滅ぶ、そして贖罪

今回二回目の『イルに勝った国』入国ゲートに着いたらびっくりした。そこで入国手続きをしている人々、その光景ときたら、本当にファンタジー世界みたいになっていた。魔法使いやホビットや獣人みたいな人々。黒や緑の怪物が身体や髪や衣服やバックに取りついている人々(中の怪物を僕が半目で睨むと怪物は嫌がる)。あとは影の薄いヘナヘナした電気映像みたいな人々まで様々。相変わらず、僕が思考を出すと煙たがっていたけど危害を加えられることはなかった。入国手続き。僕は英語を話せないから、別室での手続き(前回もそう)になった。なんか前回もそうだけど『イルに勝った国』僕に冷たいんだよね。別室で順番待ちしてると、日本人の女性が僕に話かけてきた。広島から来たと言う女性、その姿はアニメ映画『魔女の宅急便』の主役みたいな感じ(顔はそんなに可愛くない)。全体的にデフォルメされていたけど人間だった。その子の助けを得て僕はなんとか『イルに勝った国』に入国することができた。本当に『イルに勝った国』僕に冷たいんだよね、毎回。僕が入国したら「ウエルカム」とか言って温かい抱擁をしてくれる日々を夢見ているよ。

『魔女の宅急便』にはどうやら現地に友人 がいるらしくて、その人の車で『空港のある都市』と『海のある都市』の真ん中あたりにあるホテルまで送ってもらえることになった。その友人は人間だったしデフォルメもされてなくて安心した。車内では『イルミナティ』や『クリミナティ』なんて単語も飛び交っていたけど英語の分からない僕には良く分からなかった。車内から見える外灯はまた『只今、構築中』

ホテルの近くで下ろしてもらい「センキューバイバイ」みたいな感じでその人々とはさよならした。それでホテルに行ったらホテルは満杯とのこと。あの飛行機での苦しみと寝てない疲れのため僕は早く寝たかったんだけど泊まれるホテルがなかった。探したんだけどどこも駄目。『イルに勝った国』僕に冷たいんだよね。調度、町では何か祭りみたいのが開かれていて電気映像みたいなペラペラ人間がペラペラ踊りを披露してたっけ。通りかかる人々も若者が多くて、魔女系はすぐ分かった。魔系は女性の方が格好いいんだよね。ブローチとかバックルみたいのがいかしてて、黒スタイル。どうでもいい話だけど。人の物を欲しがってはいけないし。それで、もう疲れちゃって疲れちゃって寝たいんだけど、眠る場所ないからしょうがない、海辺近くの草むらみたいなとこで寝ようとした。若いアベックがイチャイチャしてたから、離れた場所で。そしたら頭上から『ルシファー』と『笑い』さんみたいのがヘリコプターみたいな感じで飛んできて「寝るな」と言うわけ。

『寝てはいけない』これは散々言われてきたことで僕が寝るとどうやら光が苦しむらしい。僕以外でも『イルミナティ』に取りつかれた人間は寝れなくなってしまうんじゃないかな。変な映像見せられて。僕は寝ていたけど。それが『イルミナティ』には嫌だったみたい。闇が怖いのと、攻撃に対する反撃が寝てる間に発生するらしい。この日なんて僕、飛行機で殺されそうになったし…何が起こるか分からなかったんだろう。でも『イルミナティ』人間に寝てはいけないって酷いと思う。しかもあの映像流すし。僕は『イルミナティ』じゃないのに勝手に混ぜられてしまった感じ。『イルミナティ』と契約なんてしてないし。大迷惑。

目について。僕の目は少し前から黒と白っぽい半透明みたいな色とに縦半分くらいで分かれている感じになった。また金も混じってるんだよ。良く見ないと分からないけど、病気ではないと思う。また今回、飛行機の中、生き残ったことで目の力が上がったなんて思考も感じた。真実を見る目であり、プロビデンスの目じゃないかなんて思考も感じた。ただプロビデンスの目だと『イルミナティ』みたいで僕は嫌だった。僕はとても畏ろしいんだけど慈しみ深い造物主崇拝者だったし。どうもこの目は調節が効くようで見える時は凄いんだけど、普通に暮らせる時は普通に暮らせる。また、なんか人間を操っている糸みたいのを取れたり、光を見れば光を弱らせることができた。

それで寝たんだ。草むらで一時間くらい。でなんか騒がしい感じがして一回起きてまた寝て、これも一時間くらいかな。そしたら、町がいたるところ壊れていた。ふっ飛んだりしてる感じ。木とか斜めになっていたり、建物もボロボロになっていた。びっくりしたけど、人間寝なきゃ生きれないからね。僕は罪悪感を感じなかった。人々は生きていたし。だそ、こにいたのは宇宙人みたいな奴等だったかもしれない。「おまえが私達のボスなんだ」みたいな思考を感じたけど、奴等が僕の言うことを聞いてくれたわけではないと思う。ただ聞いてる奴等もいたのかもしれない。この後からなんかカラー軍団(地球に馴染みの薄いのも含め)が僕にまとわりついてきたような気がする。真実を見る目が機能したのかどうか、僕には分からないけと。

電気は電源を頼らないと生きてはいけない、バカな電気(光)が電源を攻撃した。休ませなかったり、殺そうとした。負荷が発生して当たり前、世界は壊れちゃう。

タクシーで空港に戻ると、空港内にいる人々はさっきと全然違う感じになっていた。金髪の異様にキレイな人とか、姿形は人間なんだけど、さっきより上位の存在と認識できた。10人以上の人が同じ服着て輪を作り、なんか気合いいれてたり。少しの間に空港は随分と変化していた。空港より黄色と白色をした小型バスで『聖地』へ。僕の記憶が正しければこの日は6月27日になったばかり。

バスの中ではぐっすりと寝ていたようで『聖地』の城門近くで、造物主崇拝者の格好をした人(黒いタキシード)に起こしてもらった。27日の朝方『聖地』に到着したことになる。7月3日に出国する予定だったから大まかな感じでその日に遅れないようにすればいいやと思っていた。時計はなかったし、スマホは電源きれていたと思う。ここからが凄い話になってくる。

初日、とても畏ろしくてだけど慈しみ深い造物主を崇拝するため『崩壊した神殿の壁』に行った。『聖地』には色々な人々がいてカラー軍団も沢山いた。僕はカラー軍団に思考でしっかりするよう指導していたと思う、歩き続けながら。思考での闘いと言えなくもない。『聖地』にいる間、本当によく歩いた記憶がある。歩き疲れて近くの公園に眠りに行ったら、そこには危ない奴等が集まってきていて僕に戦いを挑んできたり。地球外の生命体らしくて、僕が見るとそいつら本当にもう化物みたいな姿になってしまい大変だった。ただ僕は負けなかった。奴等、脅えてたし。あとは思考をだしながら走っている車達。本当にうるさいくらい思考を出していた。人間もいたんだと思う。人間や他の存在の魂みたいのが車に移され、走っている感じ。文句ばっか言ってる奴や「ここどこ」なんて言ってる奴まで様々。車で走って発電してる気もしたけど(人の魂を勝手に発電の道具として利用していた悪い連中もいるようだし)。車だけ走らせて人間待機してた都市あったけど。発電だけじゃこの問題解決できないだろうし、発電のために魂狩りしてたら最悪だよね。この日から『聖地』を出る日まですべて野宿。ホテルには宿泊出来なかった。何か冷たいんだよね『イルに勝った国』ここにいる間、全体を通して記憶も朧気。一日を終え野宿。

二日目、この日だろう。ほとんど滅んでいた世界が本当に滅んでしまったのは。苦しそうに歩いていた人も段々といなくなり、今までやっていた店が少したったら閉まっていたり、建物が消えたり、車すら走らなくなってきて。思考が流れなくなってきて。多分、世界構築していた連中の気持ちがまた折れてしまったんだ。「まだ大丈夫」から「もう駄目」になった感じ。僕もその時はもう諦めていた。最後は公園にいた。公園のベンチで造物主を崇拝をして、その後、話かけてきた鳥と話して、やる気なくして眠ってしまったのだろう。なんか白くなっていった気がする。

ここで本当に世界は一回滅んでしまったんだと思う。それならばこの後起こった現象が理解できる。不気味なことに、人間が騒ぐことなく静かに世界は崩壊してしまったんだ。

世界崩壊。

目を覚ましたのは多分、その日の夕方。『崩壊した神殿の壁』に行くともの凄い数の人々がいてびっくりした。ほとんどが黒いタキシードを着た人々。灰色の毛のシルクハットみたいなのを被っている人もいた。とにかくもの凄い数で『崩壊した神殿の壁』を埋め尽くしていた。熱気のようなものも凄くて僕に「あとは俺達に任せろ」みたいな思考の人もいた。また、空港にいた輪を作って気合いいれてる人々もこの時見かけたと思う。この人々は生きている普通の人々ではなくて、やはり霊のような存在なのだろう。全員が人間の霊ではないと思うけど。『見た目天使みたいだけどそうでもない女性』『大魔導師サラ』が映像を少ししか出せなかったところを見ると相当、霊格の高い存在だったのではないかと。僕はそこで造物主を崇拝して公園に戻った。タキシードの人々は長時間崇拝をしていたと思う。今思えば、世界を滅ぼしてしまったことに対して造物主に贖罪を願っていたのだろう。その夜は中々、寝れなくて公園のベンチで寝てたんだけど、周りに生えている木は全部魔物みたいだった。朝方だろう、少し寝れたのは。起きたら魔物みたいな木はぶっ飛んでなくなっていたけど。

三日目、この日に『崩壊した神殿の壁』に行くと黒いタキシードの人々はもの凄く減っていた。変わりにいたのは白いアラブの服着た人々。パレスチナ、昔のイスラエルの人々だろう。腕には黒いテープみたいのを巻いていた。この人々は僕が今まで見たことのないような礼拝用具を使っていた。なんか鉄みたいなのでできたロケットのような形状の用具。その先っぽからは羽の生えた天使みたいなのが出ていた。光(魂)だろうなあれは。たまに僕を攻撃してきたりして。光の天使なんてあてにならない。また古時計の中に白い物体の入っている用具もあった。その人々、数も多くて僕はそこで静かに造物主を崇拝した。夕方にもそこに行った。タキシード着た人々もちらほらいて、中にドラゴンが見えた人もいたからきっと、全ての種族が贖罪を願っていたのではないかと僕は推測している。ただし全員が同じ神様を崇拝していたとは思えない。僕はもちろん造物主を崇拝していた、唯一の神様。『崩壊した神殿の壁』だから当然だけど。カラー軍団は『聖地』の城壁内に相変わらず沢山いて、僕はそいつらに説教してたと思う。そいつらは、心が折れると姿が変形してデフォルメ状態になったり、魔物みたいになったり、腕立てしてる奴もいたかな。僕が城壁内の芝生で横になり寝て、目を覚ますとカラー軍団と思われる人々が数人近くにいて気持ち悪い思いしたり。何かしら悪さをすると城壁内の負荷が高まり、普通の色の人々(カラー軍団)が消えてしまい、金色とか混色系の人々がでてきたりした。度々、子供が僕のこと敵視してたけど、子供に見える奴こそボスなんだと思った。奴等も焦っていたようで僕に思考で接触してくる奴等もいた。種族間の調整とかあまり取れてない感じ。僕は変な種族とは闘いながら、造物主の教えを布教していた。「おまえら、僕についてくるなら僕の宗教だからな」と。『イルミナティ』は解散、『 Jの宗教』に生まれ変わったんだと。多分、奴等は僕の言うことなんて聞いてなかったね(聞いてた奴等もいたのかもしれないけど)。敵対心持っている奴等も多くて、今日はホテル泊まろうと思って城壁内にある『ペトラホテル』に行った時なんて、受付で数人に横入りされて文句言うと、小銭を寄越してきた。僕は「いらない」って言ったんだけど結局、小銭は僕の手に。ホテルには泊まれず、後でその小銭見たら見たこともないようなふざけたコインに変化してた。まったく変な奴等。まあ、僕も調子乗ってたんだね、プロビデンスの目なんて言われて、実際本当だか嘘だか分からないのに。でも僕の目が凄いのは事実、調整効くし。奴等、僕が顔見ると嫌がって顔背けちゃう。特殊な眼鏡が開発されたのこの頃なんじゃないかな。違うかもしれないけど。

四日目、またもや『崩壊した神殿の壁』に行った。今までは遠慮がちに崇拝してたんだけど、この日は大きな声で造物主を崇拝した。皆、僕の声がうるさかったんだろう。白い服の人々も減っていって、堂々と僕の宗教の言葉で造物主を崇拝できたし、造物主に救済と贖罪を願うことができた。僕の宗教の晴れ舞台。Jの宗教の晴れ舞台。『崩壊した神殿の壁』には数人しかいなくなってしまったもの。

Jの宗教指導者として、生きている人間として造物主に救済と贖罪を願うこができたのは大切なこと。多分、生きている人間は僕だけだった。生きている人間の代表。誉れ中の誉れ。普通の人々には絶対できない経験。

贖罪。そして世界は復活のチャンスを造物主に頂いたのだと。

そして僕は、『聖地』から『空港』のある都市に行こうとした。もう三、四日経過していたし。時計とかカレンダー見てなかったから正確な日にちは分からなかったけど。それで『聖地』にある食糧品店で日にちを聞いた。そしたら「6月28日」だって言うわけ。それはないだろうと。そんなはずはないだろうと。嘘つかれてるんだなと僕は思った。だから別の店に行って聞いてみた、やはり「6月28日」だった。皆で嘘ついてるんだなって僕は思った。まあ『聖地』から出れば解決するだろうと思っていた。時間軸をズラしたんじゃないかなんて思考もあったけど。結局『イルミナティ』にもよく分かってなかったんだろう。僕の思考や話す言葉は奴等全体に流れていたようだし(皮肉なことに)理解不能な出来事に頭またパンクしちゃったんじゃないかな。

4 日本へ帰国

『聖地』から空港のある都市方面へ歩いて行きながらバスや電車乗り場を見つけようと思っていた。どうやら『聖地』にいた種族や人間の魂はそこから出られず、そこに閉じ込められてしまったらしい。僕はそんなことなかったから歩いて、まずは城壁の近くにある新しいショッピングモールに向かった。ショッピングモールに着いたらびっくりした。2013年2月にここに来た時は人間の顔がモニュメントとして飾られていたのに、この時は前述の通り『イルミナティ』がモニュメントになっていた。変な形の奴から、人間のような奴まで様々。いわゆる神と呼ばれていた存在もモニュメントになっていたんじゃないかな。まあ、モニュメントにされてしまったという表現が妥当かもしれないけど。モニュメントを鑑賞しながら(もちろんモニュメントを崇拝したりはしない、モニュメント崇拝は禁止。僕の神様は造物主だけ)、おっかなびっくりとそこを抜け、ひたすら歩いていたんだけど、人がほとんどいなかった。街自体が静かでたまに人が出てくるくらい。車もたまにしか通っていなかったし。出てくる人々も何か苦しそうだったね。『イルミナティ』やられてしまったんだろう。『イルミナティ』って自分達が悪いと思うとすぐ心が折れてしまう。そして姿が変形したり、いなくなっちゃう。全ての『イルミナティ』がそうなるとは言えないけど。だから嘘を突き通す。間違いを認めたら心折れてしまうから。人間は違うんだよね。間違えたら「すいません」なんだよね。

かなり歩いてもバス停や駅はなく、しょうがないからタクシーで『空港のある都市』まで行こうとした。たまにタクシー走ってたし。止まってくれないタクシーもいたけど。探しながら歩いていると、1台止まってくれた、サングラスかけた運転手。魔系獣人かな。毛深い人は皆、獣人に思えてしまう。タクシーに乗り『空港』へ。途中で検問があって、僕は車から下ろされいろいろ調べられた。ここの人々も獣人系だったんじゃないかな。いろいろなとこに連絡を取っていた。やっぱりタイムラグを気にしてたようで、日付は6月28日、僕が『聖地』に3日か4日いたといっていたら驚いていた。妥当に考えれば、6月28日に世界(世界構築)は崩壊してしまい、3日か4日後に造物主に贖罪を与えられ復活したんだと。黒が祈り、白が祈り、最後は僕が祈り。『星喰い』『イルミナティ』の精神映像インパクトじゃ壊れない世界。『イルミナティ』は電気科学で強くなっているようなもんだから、電力の低下した世界。検問を無事に通過し『空港』へ。

『空港』に到着。空港内の時刻表を見てもやはり6月28日だった。人はいるにはいるんだけど、どこか薄暗く停体感を漂わせていた。僕の持っていたeチケットはやはり7月3日だったから、残りの日々をどう過ごそうかと悩んだ。電車で都市部に行こうとしたけど電車は夜にならないと動かないということで(安息日だったんだ。安息日は守らなければいけない)、タクシーで都市部へ。都市部で降りてホテルを探して歩いていたんだけど、ここもまた人がいなかった。たまに見かけるくらい。デカイ街のはずなんだけど街自体死んでる感じがした。静かで、店もほとんどやっていなくて。安息日といえども様子がおかしかった。『イルに勝った国』も停電したんだなんていう思考が流れてきたけど嘘か本当か分からない。ただ街は機能していなかった。結構、歩いたと思う。ホテルもなくて今日も野宿かなんて思い、通りがかった公園で寝ようとしたんだけど公園の器具が魔物みたいだったんでやめた。魔について。僕は土(構成物質)みたいな感じだと思うんだけど、心折れて見えてしまっている状態。僕もあんまり悪い魔が集まり過ぎるとやっぱ嫌なわけで。そんなこんなで日も暮れてきてあたりは暗くなってきた。道路に植えてある木は魔物みたいに見えるし。あいつら僕がしばらく見てると力を結集して具現化しようとするから困った。どうしようかな、どうしようかなと思い歩いていたら電車の駅が見えてきた。その駅の周辺はでかいビルが多くて 、ただビルは魔物が構築してた、僕にはそう見えた。で多分、僕何か攻撃を受けたんだと思う。僕も頭きて、半目で反撃したんだね。そしたらビルがなんかヤバくなっちゃって、なんかまた魔物の心が折れた感じ。空気がシーンとしてピタッと止まった感じ。また世界が崩壊しちゃうんじゃないか。ヤバくなっちゃったから攻撃をやめて僕はそのまま道を進んだんだ。僕そういう性格なのかな、最後まで攻撃するとかしないんだよね。殺してはいけないよ。少し歩いて、だけど先に行ってもしょうがないと思い、駅の方に引き返した。またあのビルが見えてきた。なんかヤバいままだったらしく、ビルが変にならないよう白がコーティングを施していた。白のコーティング、ビルを白い網みたいので補強してた。そしたら僕の見ている前で、ビルの近くにあった陸橋が突然 、白いネズミみたいなモニュメントになってしまった。巨大なモニュメント。尻尾が陸橋みたいな感じになり、その先に白いネズミ。『大魔導師サラ』だろうね。幻想や映像でなく現実的にこんな凄い変化を見たのは始めてだったから僕は当然、びびってしまった。白がモニュメントにされてしまったわけで。で、そこら辺のビル郡も変になっていた。現実ではいないはずの変な奴等(魔物)が変になったビルの 上で変になっていた。そしたら急に電気ペラペラ人間達が現れ始めた。電気がなくて休んでいたのかもしれない。ヤバイ雰囲気に起こされ、何とかしようと出てきたんじゃないか。3回目に『イルに勝った国』に行った時にはこのモニュメントはなくなっていて、ビルも補修されていた。ただし『聖地』にあるモニュメントはそのままだったけど。3回目のこの場所では多分若い『モサド』が車やバイクでビュンビュン走っていた。日本の暴走族みたいな感じ。『モサド』とも腐れ縁というのか、なよなよした奴から隊長まで様々。若い奴等は生意気で面白かったけど。基本的に女性の方が魔力強いから尻に敷かれてるのでは。だからって同性愛に走ってはいけないよ。姦淫に走ってもいけない。バイクで走ってもいいけど。『モサド隊長』はあれだよ、僕が2回目の『イルに勝った国』旅行から日本に帰国して東京の『アパ』ホテルに泊まった時にどっかにすっ飛んでいっちゃった。それはさておき、現実的にこんなになっても世界は崩壊しなかった。電気ペラペラ人間は嫌そうにしてたけど。なんか僕に呆れてた。「なんなのこいつ」みたいな。びびってる僕はそのまま小型バスに乗り、空港へ。空港についたら「今日、何とか帰れないか」とつたない英語で交渉した。こういう時『イルに勝った国』は優しいんだね。チケットを交換してくれた。出国ゲートはスペースゲートみたいになっていて調査員が僕の服とか靴とかを調べ「全種発見」 なんていう思考を出していた。無事、ゲートを通り飛行機へ。待ち時間ほとんどなし。帰りは行き程の苦しみもなく、韓国を経由して日本へ帰国。飛行機に乗ったのはこちらの時間で6月28日の夜、それで日本に着いたのが6月29日の夜(時差あり)。パスポートにもそう記載されている。確かにあったんだけど消えてしまった『聖地』での3、4日。その間、金もちゃんと使ってたからね。凄い旅行だった。パスポート上では日本を26日に出国して29日に日本に帰国。経由待ち時間と飛行機に乗っている時間を考えると『イルに勝った国』には1日半くらいしかいなかったことになる。

いろんな人々や種族に出会い(現実的にというべきかは謎)別れながら歩んできた僕。そして世界崩壊そして贖罪そして救済の旅をして、もう使命は終わったなと思ったら、まだ終わっていなかった。

救済の時 エピソード 一

救済の時 エピソード 一

この世界は一体、どうなっちゃったんだという人々。お読み下さい。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-09

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 1 あの時に世界はほとんど滅んだんだと思っている
  2. 2 世界がこうなった原因とは…
  3. 3 一回本当に滅ぶ、そして贖罪
  4. 4 日本へ帰国