異種族をたった部族

その部族は異種族を全部殺してしまった。
「自分と違って気持ち悪い」
という理由からだ。
その異種族を絶って、
同族間で交配を繰り返した結果、
とっても貧弱な子孫が生まれ、病気で子孫がすぐ死んだ。
結局、その部族も、死に絶えることになった。
そして死んだあと、その部族はよその世界の黄泉の国へ行き、異種族を見て驚いた。
結局、また異種族を殺して、同族が死に絶え、結局また誰もいなくなった。
結局、その部族を除いた、ほかの種族の種族たちが、ほかの種族間で
交配を繰り返し、強くなった。
ほかの種族たちが、その部族たちを哀れに思い、くるぴーの村に閉じ込めることにした。
くるぴーの村でその部族だけで暮らし、交配もせずに年も取らないで生きることにした。
「部族だけで安心だ、しかもみんな死に絶えない、これで大丈夫」
などといい、くるぴーの村で永遠に暮らすことにした。
     おしまい

異種族をたった部族

異種族をたった部族

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-07

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