あの空の向こうには・・・2

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みんな!突然だが、俺は今、凄まじくまずい状況にある、まぁ前回の続きな訳だから、奈々さんの家に泊まることになったわけだ、そして今、奈々さんはるんるん気分で料理をしてるんだが、ときたまこちらを見てニヤニヤしながら前を向くのだ、正直に言うと、気味が悪い、しかもだ、あの料理らしきものは黒いオーラを出してるんだがこれはどうしようか、俺・・・死ぬのかな。
(きゃー!ゆーまくんがおうちにお泊り!腕によりをかけた料理でゆーまくんをメロメロにしちゃうよ!そして、私にメロメロになったゆーまくんは、私に襲いかかり、私はゆーまくんに初めてを奪われちゃうのだ!きゃー!ゆーまくん大胆ー!)
「もうすこしで出来るから、待っててね!ダーリン♡」
「( 'ω')ゴメンチョットナニイッテルカワカンナイ」
まぁそんなこんなで料理らしきものが出来た、もうね、真っ黒、しかも匂いを嗅ぐだけで意識を持っていかれそうになる、この人どうやって生活してんの?まさかこれ食ってんの?スゲェな。
「い、いただきまーす・・・。」
「うふふ、召し上がれ♡」
奈々さんがこちらをじっと見ている、どうする?食べる?食べるしかないよねこれ、もういいや、こうなりゃヤケだ、食べよう、食べてみたら美味しいかもしれない。
「あむ・・・んんっ!?むぐっ!ふぉっ!へぁっ!?」
なんだこれ、これ人間の食べ物なのか、しかし奈々さんの前で吐いたりしたらきっと奈々さんは傷ついてしまう、よし、ここで男の意地を見せるぞ!
「ゆーまくんどう?美味しい?」
奈々さんが期待の眼差しで見てくる
「と、とっても美味しいです・・・ぐふっ!」
「そっかぁ、よかったぁ・・・ゆーまくんに美味しいって言って欲しくて、頑張って愛情マックスで作ったんだよ♪おかわりもあるから、どんどん食べてね!」
「はい・・・有難うございます・・・」
ー割愛(^ω^)ー
「もう・・・食えない・・・いろんな意味で・・・。」
「ゆーまくん!ご飯食べたらお風呂だよ!お風呂!」
「そうですねー、それじゃあ奈々さん先にどうぞ。」
「え?何言ってるの?一緒に入ろ?」
「は?」
頭の理解が追いつかなくて、ついマヌケな返しをしてしまう。
「何言ってるんですか?奈々さん。」
「えー、いいじゃん、はいろーよー。」
「いや、あの。」
「わかった!じゃあ水着で入ろ!それならいいでしょ?」
「え、いやあの、俺水着なんてもってないでーー」
「じゃじゃーん!」
そういって奈々さんは少しドヤ顔をしながら男物の水着を取り出した。ていうか俺のだった。
「は!?なんで俺の水着持ってるんですか!?なんで!?」
「それはねー、ひ・み・つ♡」
「こわいよー!たすけてー!」
「まぁまぁ、これで入れるね!」
俺は無理矢理風呂場に連れていかれるのだった・・・。

あの空の向こうには・・・2

はい!みなさん(=゚ω゚)ノぉ ぁ ょ ぅ( ゚▽゚)/コンニチハヾ(*´・з・)ツ ばーんちゃ♪ユウです!
2話いかがでしたか?え?やっぱり奈々さんルート直行?これなんてエロゲ?ノンノン、これは全年齢対象ですよ!さてさて、次回はなんと新キャラ登場の予感!?ではではお楽しみに〜。

あの空の向こうには・・・2

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-07

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