ちたまのかわりにめだまをほしがるきょーあくなうちゅうじんのはなし

ちたまのかわりにめだまをほしがるきょーあくなうちゅうじんのはなし

ぶいいいいーーーん
「あっ!UFO!」
みると、空からUFOが降り立ちました。
中から宇宙人がでてきます。
「うひひひ、ちたまの諸君」
諸君といっても一人しかいません。
「わたしはワルーイ宇宙人だ。いますぐにめだまをいっこわたさないとちたまがどうなってもしらないぞ」
「ええっ!」
ワルーイ宇宙人がげへへと笑った。
「大事なめだまを渡すわけにはいきません」
「ぬぬ!サカラウダニ?さからったらちたまがえらい事になるダニよ?」
「絶対にめだまはわたせません!」
「二つもあるのにケチくさいダニ・・いいだによーちたまがどうなっても知らないだによー?今日のところは帰るダニよー?あしたちたまがどうなっても知らないニー、あしたになったら、あんたの気がカワルダニヨーーー」
「絶対変わりません!」
「プーン、もう行くだに、プーン、キライだによー」
そういって宇宙人はUFOで帰って行きました。
   翌日
ちたまに、でかいビームが宇宙から放たれ、アメリカとカナダとロシアのあたりのところに宇宙人のひわいならくがきがされました。
「ひーーー!!!高貴なるちたまがーーー!!」
と、宇宙から宇宙飛行士がわめきます。
「なんてひどいことを!!」
人々は口々にさけびます。
そうして目玉を欲しがる宇宙人がやってきて聞きました。
「ドウダニカ?心変わりはしただにか?」
「わかりました、わたくしのめだまをさしあげます、そのかわり、ちたまにひどいことをしないでください」
そして宇宙人の目の前で、頭の後ろをぽんと叩いて、目玉をぽろっとだしました。
「どうぞ」
「イイ目玉だに」
宇宙人はそう言ってめだまをもってかえりました。
おそろしい、恐ろしい宇宙人。
もう、ちたまにこないでほしいですね。
   おしまい

ちたまのかわりにめだまをほしがるきょーあくなうちゅうじんのはなし

ちたまのかわりにめだまをほしがるきょーあくなうちゅうじんのはなし

ちたまのかわりにめだまをほしがる宇宙人

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-08-06

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