“ SEE (Sparrow Eyed Earth) システム 005
「 Neoborder “TFS side” 」<メアリーとラナ ・in New York >には組織、技術など様々なキーワードが出てきますが、
キーワードごとに少し補足しないとわかりづらいものがあります。
そこで今回は“ SEE system ”についてお話していきます。
Transcendence and Divergent
< “ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”の具体例 >
“ World Remembers ”の“ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”は、構成自体はシンプルですが、複雑に絡み合った迷路のようなソフトウェアシステムとなったため、ある国の特区“ High Tech Park(ハイテクパーク) ”において導入した初期タイプ” World Memories ”時代の“ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”をビデオ録画情報事項についてのみ、解りやすく説明します
” World Memories ” のクラウド管理企業はまず窓口を通じメンバーを募る。
メンバーはドライブレコーダーやスマホ、またパブリックなカメラ、ウエアラブル端末などで任意にデータを個人クラウドに蓄積。
基本的に個人クラウドは過去のデータのアーカイブとなっていくが、そもそも時間の流れと共にデータは無限に生み出される為、リアルタイムデータも別ニーズに対応する。
データは個人管理で各国の法規制に準じて取り扱われる。
クラウド管理企業は個々の国において権利、責任を遵守しつつ、個人クラウド領域のインデックスを確立。
それを基に防犯、犯罪解決など様々な事象に掛けられる報奨制度や、協力金制度にヒットした場合メンバーは配当が与えられる。
配当は窓口(各国の事情に沿った形態となる民間企業や、会社、NGO、NPOなどが担当)からおこなわれる。
窓口は可能な事象の場合には様々なクライアントと契約をするが、あくまで法規制に準じてクラウド管理企業からのデータ提供となる。
こうして初期タイプははじめ正義感あふれる人々が集うことになる
補足だが、やがてアンダーにおいても情報機関や、国家治安機関が行うリスク、手間がこのシステムを活用することにより開放される場面が多く見られるようになり、、関係機関とはまあまあ友好的な関係を構築し始めた。
上記の事例の場合は、公共の利益が個人の権利を上回った場合が想定だが、
いずれにしても個人の収集した個人的な情報であっても、多くの権利を侵害しているという各界の識者の批判は正論として続いていき、蓄積された情報の権利もまた、忘れざる議論となる。
ただ、これら多くの批判は、逆に重い責任とプライドを生むことになり、メンバーたちにとってそれがそれらに耐えうる後ろ盾となっていった。
{一部好意的なメディアの記事から抜粋}
恐ろしく記憶力のいい人間がどんどん生まれていると、思考を変えることはできないが、
すばらしいアイテムが目の前にあり、ある一面ではあっても正当な誰かの利益にかなうものならば、極悪事件の被害者家族の涙に目頭を熱くした多くの人はこの未来の防犯システムを使わずにはいられない。
話し戻して” SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”の成功には、もうひとつの大きな要素があります。
それがメンバーに対してのリアルタイムの情報収集&提供です。
メンバーは他のメンバーのリアルタイム情報を必要に応じてチョイスできます。
「今から友達から聞いたカフェに行こうと思うけど混んでるかな?」
・・・・そこに行っているメンバーがいれば実際の状況をビデオで確認できます。個人の特定はシステム的に不可
「帰宅途中でのルートで、夕食のメニューを思い浮かばないけど、なにかないかな?」
・・・・ルートにあるスーパーにメンバーがいれば並んでいる食材や価格をビデオで確認できます。
野菜コーナーに行って、とかはできないので的確な情報を得られるは運しだい。
もちろん撮影禁止ならそこのスーパーの情報は無理
「これからセントラルパークに行きたいけど暑いかな?」
・・・・メンバーがそこにいれば実際の状況と、天気、温度、湿度(OP)がわかります。個人の特定はシステム的に不可
たとえレンズ内にある個人の特定ができないレベルのぼかしや撮影不可な場所や物のモザイクだらけの情報であっても、自分のいる場所以外のリアルタイムな情報を得る手段を我々は今までどれだけ持っていただろうか。
それをわずかな固定金額で得られることは、無駄やリスクを回避する対価としては驚愕に値するでしょう
-------------------------------------------- ■ 追記 ■
日本の夏は蒸し暑い。毎年ね ;)
映画 ”トランセンデンス”や”ダイバージェント”は、
強力なゴーストを持つ人工知能がお話の中に出てきますが、
近未来小説 Neoborder series の”Neo Border”よりも、、もっと先のお話ですね。
もしかしたらこれらの映画に似た未来がやってくるかもしれないけど、
その前に、私たちが直面する多くの問題を理性的にうまく解決していくことができたら
”Transcendence”や”Divergent”、”Neo Border”のような
悲しみを多く生み出すことのない
未来を作っていくことができると思います
--------------------------------------------------
“ SEE (Sparrow Eyed Earth) システム 005
Hi everyone!
Long time no see!
Welcome to the Neo Border World
ここの所ウエアラブル端末が盛況で、iWatchや、Google Glass(グーグルグラス)など、
あっちこっちで展示会や、エキスポしてますね。
この近未来小説「 Neo Border 」が火をつけてしまったんですかねー(きっと ;p)
本書は近未来小説
TFS(Tutelary Fairy System)搭載の“守護妖精「光の妖精 Light Fairy」“は
イヤホンタイプが汎用タイプとして使用されるから
ハードがピンホールレベルになるまではもう数年かかることになっています
そうそう
今、セキュリティや、プライバシー、the rights to be forgottenなどが問題視されてきましたね。
TFS(Tutelary Fairy System)搭載の“守護妖精「光の妖精 Light Fairy」“も
もちろん関わりがありますが
“SEE system”で、フォローされています