17のころ
星空文庫さまの方へ「詩」を載せることに致しました。
どうぞ楽しんでいただければ幸いです。
「17のころ」
すぐに恋に落ちた
青い夏に照らされ
みんなさわいでた
私たちを見て
でもあなたの眼で判ったわ
「最初から視界に入ってない」って
だからベッド近くの窓で泣いてた
わざわざ「なんで泣いてるの」って
聞くの?
電車に向かう途中
夏は終わりだって
「殺したくなる」って
言ったわよね
でも興味ないなんて判ったら
「俺はそういう訳じゃない」って
だからわたし何も言わなかった
ぽろぽろ「好きじゃないよ」って
伝わる
すぐに恋に落ちた
青い夏に照らされ
みんなさわいでた
私だけを見て
17のころ
この詩は私の体験談から元にしたものです。