Bleaze ②
ラグナロクオンラインのお話。
冒険者ギルドBleazeにまつわる話②
ぱっと行く展開が多い・・・。
うちでの世界観の一部ご紹介。
Bleaze ②
虹に輝く神秘の石を見下ろして、青い髪の少女は言った。
「すごーい、きれーい!」
ぱちぱちと手を叩きぴょんぴょんと跳ねる、彼女の可愛らしい仕草を見て、カルドは頬を掻いた。
プロンテラの花売りの近くに腰を下ろしていたカルド、コレック、そしてこのアコライトの少女の三人はカルドの持つエンペリウムを囲っていた。
「これでギルドが作れるんですね~、なんだかどきどきです。」
アコライト・フレジェは隣でこくこく頷いて肯定するコレックと一緒にこくこく頷いている、先程まで所謂ウルフ森と呼ばれるところで狩っていた二人が助けたこの少女は、コレックよりは多少経験のある冒険者なのだが。
「えっと、カチ割ればいいのかなー?」
「いやいやいや!?割らないでくれ、けっこうするんだからなコレ!」
カルドは咄嗟にソードメイスを手にとって言うフレジェからエンペリウムを庇った。
これでも運命を左右するとか言われている石だ、それを割るなんてとんでもない!
「フレジェはうっかり。」
「う、うーんごめんなさい~。やっぱり私何もわかってないわね~。」
相変わらず短く言うコレック、フレジェはソードメイスを隠すように仕舞うとため息をついた。
フレジェはウルフ森で大量のウルフに囲まれていたのを見つけた二人が助けた、ほとんどアカデミーのクエストでした経験値を貰っていない冒険者だった。
「まあほら、これから少しずつ勉強していけば大丈夫だ、ただアイテムは叩いたり攻撃したりしちゃダメだからな。」
カルドは頬を掻くと改めてエンペリウムを差し出して言った。
コレックと同じように「助けたお礼」を要求してみると、フレジェは嬉しそうに了承してくれた。
『フェイヨンから一緒に出てきた子達は折角首都まで来たんだから、新しい友達を作ること!って言うの、けどどこでも皆急いでてなかなか声がかけられなくって、知り合いすら増えないし、都会って厳しいわ~。』
とソードメイスを振り回しながら言うフレジェを思い出す。
ちょっととろそうなフレジェには、確かに冒険者たちはせわしないだろう。
「でもよかったー、今週こそは友達が出来たって報告できるわー。」
「それは良かった。」
「ああ、ついでにギルドも入ったって報告できるぞ、いまからな。」
胸を撫で下ろすように言うフレジェにコレックがまた短く言う。
カルドは手元のエンペリウムを見下ろすとまたふたりの前に差し出した。
フレジェは目を輝かせて、コレックは口を結んでそれを見下ろした。
「いくぞぉっ。」
カルドが気合を入れてエンペリウムを掲げると、神秘の石から虹の光が溢れだした。
次第に石がカルドの手を離れて宙に浮き、主を包むように光が溢れていく。
辺りの人々がなんだと振り返る中、光が徐々に収まり、浮いていたエンペリウムは無くなっていた。
「・・・終わりかな、えーっと。」
カルドはきょろきょろとあたりを見回したあと、冒険者章を確認する。
照れくさそうに笑うと、頭を掻いて二人に見せた。
「へへ、出来たぞギルド【Bleaze】」
「おー。」
「わー、わー、なんか虹色で光っててすごかったー。」
確かに表示されている所属ギルドの名を見て、カルドはむず痒い気分でいた。
「おめー。」
「ギルドおめー。」
覚えのない声援だった、振り返ると、辺りにいた冒険者たちが小さく拍手したり、グッジョブと親指を立ててカルド達を祝福していた。
「あ、ありがとうございます。・・・もっと目立たないとこでやれば良かったぁぁぁ。」
生暖かい声援を受けながら、カルドは顔を赤くして悶絶した。
「カルドもうっかりだ。」
にやにや笑うコレックと私と一緒と笑うフレジェにからかわれながら、そして先輩冒険者たちのあったかい目に見守られながら。
ギルド【Bleaze】は誕生したのだった。
「もっと格好いい感じで作りたかったのにぃぃぃぃ・・・・・・。」
カルドの嘆く声は元々人の多い「精算広場」に虚しく響いたという。
大聖堂には治療院と呼ばれる施設が設けられている。
そこへ行くのは外傷を負った人間で、大抵の場合狩場から帰ってきたり、狩場から死に戻った冒険者だった。
勿論一般の皆さんも来るのだが、ごつい冒険者に気圧されて民間の医院を探す人の方が多かったりする。
「という訳で、骨折とか深い切り傷とか、そーいうヒールじゃ直せない怪我をした場合はここで見てもらうのがいい、重症ならちゃんと先に見てもらえるらしいしな。」
カルドは計3人であるギルドメンバー全員でその治療院を訪れていた。
今は人の出入りの落ち着いている治療院だが、テロともなれば人が一杯になった上、礼拝堂等他の施設も使って治療に当たる、戦場のような場所になってしまう。
「ヒールで治らね?」
コレックは腹に貰ったクリティカルダメージの青あざを見て言う。
ここへ来たのは例のクリティカルを貰ってしまったコレックと、囲まれて痛い思いをしたフレジェに治療院のことを教えるためだった。
コレックが言うとおり、怪我自体は多分ヒールで治るだろうとカルドは思った。
「そうなんだけどな、どういうものか分かっといた方がいいかと思って。
今は混んでないみたいだから多分見てくれると思うぞ。」
「えっ、混んでたら見てくれないんですか?」
フレジェの問いにカルドは頷いた。
「粘ったらだいぶ後回しにしたあとで見てくれるかも知れないけど、それなら勤務外のアコプリさん捕まえたほうが早いな。ここは元々はテロ対策のために建てられた施設なんだってさ。怪我の程度を見て貰ってから案内待をするんだ。」
カルドはとう言うと手招きして治療院のロープで区切られた席に案内する。
長椅子が幾つか置いてあり、その手前に間仕切りのように貼られたロープに「案内待ち」と書かれた看板が下がっている。
「ここに座ると案内のアコプリさんが来て札をくれるんだ、あっ多分あのアコさんがそうだと思うぞ。」
緊張した面持ちで座るふたりのところに金髪のアコライトが笑顔で近づいてきた。
看護帽をかぶった男性のアコライトの手には籠があり、その中にはファイルと沢山の札が入っていた。
「ようこそ治療院へ、今日はどうなさいました?」
「狩りですこし怪我をしたんですけど、治療院を知らなかったみたいなので案内を兼ねて、怪我は大した事はないんですけど、今は大丈夫ですかね。」
優しい笑顔で二人に問いかけるアコライトに、ロープの外側に立っていたカルドが声をかける。アコライトはカルドに向き直ると頷きながら話を聞いていた。
「大丈夫ですよ、冒険者をしている以上、いつ大怪我をするかわかりませんから、治療院の利用方法を知っておくのはとても良いことだと思います。」
笑顔で丁寧に言うアコライトにカルドは内心ホッとしていた。
噂でだが、ここにきっついアコライトの男性が居ると言う話を聞いていたので。
「早速ですが、私アコライト・ルースが問診を務めさせていただきます。」
そう言うとアコライト、ルースは二人に向き直って軽く会釈してファイルとペンを手にとった。二人は緊張しているようで、背筋を伸ばして座り直していた。
「狩場で怪我をしたとのことでしたが、どちらをお怪我なさいましたか?」
「俺は腹。」
「私は色々~、引っかかれたの。」
腕とかー、足とかーとフレジェ、ルースは頷きながらメモをとっているようだった。
そしてまた暖かな笑みを作りながら、問う。
「狩っていたモンスターはどういったものでしたか?」
「ウルフ。」
「わかりました、こちらの札を持って少々お待ちください。」
あ、モンスターによるんだなと思いながら、カルドはそれもメモにとったらしいアコライトを見た。実はカルドは前のギルドにいる間、ほとんど治療院の世話にはなっていなかったのだった。
10年近く稼働していると言うそのギルドにはプリースト系の人が数人おり、ギルドハウスに帰ると誰かしらはいたので、結構丁寧に見てもらえた為、ここまでくる必要がなかったのである。
「緑色で番号が書いてあるけど、籠にはもっと色んな色のがあったわよねえ。」
奥のカウンターへ向かったアコライトを見送っていると、フレジェが手元の札を見て言った。緑の札に、コレックが①、フレジェが②と大きく書いてある。
確か籠には他にも黄色や赤、青など様々な色の札が入っていたはず。緑色と言うとあまり危険な感じを受けないので、もしかしたら軽度だと緑なのかもしれない。
「お待たせいたしました、緑の札の一番と二番の方、ご案内させて頂きます。」
柔らかな声に顔を挙げると、先ほどのアコライトがまた笑顔で迎えてくれた。
こう言う優しい人がいつもいれば治療院も着やすいだろうなとカルドは思わず笑顔を返した。思えば自分は治療を受ける立場でもないのに・
はーいと元気にお返事するフレジェと、頷いて立ち上がるコレックは、アコライト・ルースに連れられて奥の通路へ入っていった。
確かあの先に小部屋がいくつかあって、そこで治療を行うはずだった。
「それでは一番の方は一号室、二番の方は二号室にお願いします。」
「はーい。」
アコライト・ルースの温かい声に送られながら、コレックは頷いて一番の部屋に入った。ドアはあるが解放されており、コレックが入室するとアコライトがドアを閉めた。
お世辞にも育ちがいいとは言えないコレックが、お世辞にも素行がいいとは言えない故郷の悪い大人の「閉じ込めていやらしいことするんでしょう!エロ同人みたいに!」と言う言葉を思い出して内心大爆笑しつつ口元を歪めた。
「どうぞこちらへ、荷物は足元の籠に入れてくださって結構です。」
さてカーテンで微妙に遮られた部屋へ入っていくと、青い髪の男性アコライトが白いテーブルの手前に座っていて、コレックにその前の椅子を勧めた。
少々目付きのきついアコライトを見て、出迎えのアコは詐欺かよとよぎる。
荷物袋毎足元の籠に置いて椅子に座ると、アコライトと正面から向き合うことにある、胸元についているバッチに『治療院・アコライト・テージェ』と書かれているのをそっと見てから、コレックはおねがいしますと小さく言った。
「狩り中に怪我を負ったということですが、今でも痛みますか?」
「すこし。」
手元の紙をそっと触りながら言うアコライト、あれは先ほどのアコライトがメモを撮ったものだろうと察し、腹をさすりながらコレックは答えた。
「腹部にダメージを受けたとのことでしたね、診察いたしますので、すこし服を捲ってください。」
エロ同人みたいにかと内心で再度大爆笑しつつ、だが表情は緩ませないようにコレックは青あざの出来た腹を見せた。
アコライトが何を思ったのかコレックにはわからなかったが、失礼と言われた直後に青あざの出来た部分を手のひらで押されて、「鬼か」と感じたと言う。
「押されてみて痛みますか?」
「はい。」
「すごく痛みますか、それとも表面上・・・・・・というか、あざが出来てるから痛いと思いますか?」
痛いに決まってるだろうと思ったが言わず、短く答えると更に問われ、コレックは少々眉を寄せた。緑の札は軽傷なんだろうと勝手に思っていたのだが、いや、フレジェと同じ札なんだから軽傷だろうに、このアコライトは何を聞くのか。
「あざだけ。」
「分かりました、でしたらあざと痛みさえ消えれば問題ありませんね。」
ニコリともせずに言うアコライト、首にかかっていた十字架をそっと掲げると、そのまま落としてまた「失礼」と呟いた。
アコライトが両手を腹の前にかざすと、ヒールの温かい光が点ったが、普段見ている一瞬の光ではなく、じんわりとしみるようなそれは、コレックの腹に出来た痛みを拭っていくようだった。
ヒールにも「掛け方」があるのだろうかと様子を伺うコレックに気づきもせずに、アコライトは普通よりだいぶ長いヒールをかけ続けた。
もしかしたら何回分もかけているのかもしれないと思った頃、光がやんでアコライトの手が離れた。あざはもう残っていなかった。
「おー。」
腹を押さえてみても痛みが無いことを感心するとコレックは声を漏らした。
「痛みませんか?」
「大丈夫。」
短い問に短く答えると、アコライトは納得したように頷いて先程の紙に何か記入した。
「腹部にダメージを負った場合、内蔵に害がある可能性がありますので、痛みに注意するようにしてください、強い痛みを感じた場合は大げさと思っても診療を受けていただくことをお薦めします。」
ほほうと漏らしてコレックは話を聞いた。まあ腹の中には色々詰まっているようだから、用心しておけとそう言うことだと納得したが、その説明先にしたほうが客の不満を買わないんじゃないだろうか。
「先に言えばいい。」
「ああ、言うと、痛い気がしてくる方もいらっしゃいますので。」
短く言うと、どこか遠い目をしながらアコライトは答えた。
あーねとコレックは納得する、痛くもないけど不安になって、と言う話は聞いたことがある。コレックの故郷の素行の悪い大人の一人はそう言う大げさな奴で、よく死んだらどうすると言って、恋人の持ち出す死にはしない薬品の性質を疑っていた。
時々食べ物に混ぜられて知らないうちに摂取していたのだから、まず問題はないのに。
食べ物の関わることを思い出した所為か、青あざが治った腹から情けない音がした。
「・・・・・・大聖堂の食堂は一般の方にも開放してありますので、よろしかったらそちらもご利用ください。」
目を細めてニヤニヤ笑うと言う、始めて明確に出たアコライトの表情にいい性格してやがると腹の中で呟いたコレックは、現実にはアリガトウとカタコトで答えた。
「こちらの用紙をお持ちいただいて、カウンターへお願いします。お疲れ様でした。」
そのままあのメモを渡されると、コレックはカウンターと首をひねった。
「ありがたい、お支払いの時間だ。」
にやにや笑いながら言うアコライト、なる程俺にはありがたい事はないけどとコレック。テロ対策の事業とは言え、慈善事業していたらここで働くアコプリはいないとそういう事だろう。アリガタイアリガタイとつぶやきながら、荷物袋を回収してコレックは部屋を後にした。
アコライト・テージェ、いい性格してやがる。
一体ヒールでいくら取られるのか、分かっていたはずだが正直忘れていた世間の世知辛さを思い出しながらコレックはカウンターへ向かう。
「あーコレック、終わったか?」
部屋から出てきてすぐ、カルドが手を振っていたのでそちらへと足を進めた。
フレジェの姿が見当たらないところを見ると、自分への治療より時間がかかっているのだろうと察して、コレックはありがたい支払い用紙をひらひらと弄った。
「あ、言い忘れてたけど、代金は俺が払うよ、多分ヒールで治っただろ?
しなくていい出費なんだから気にすんなよ、俺が行ってこいって言ったんだからな」
「おお『カルドは助かる』。」
「オマエ、それそのままずっと使う気か?」
笑顔で支払い用紙をかっさらうカルドにコレックは口元を歪めて笑うと「お人好し」という意味で取られる言葉を吐いた。カルドは呆れつつも笑いながら言い返す。
これはいいお人好しを見つけたと、コレックは改めて思った。
彼の地元の素行の悪い大人達なら、お前の出費だからと支払わせるし、というか多分ここの紹介はハナからしない。
「使う。」
「いいけどさあ、言われる度に過保護だって言われてる気がするんだよ。」
「そうだろ。」
短い自分の言葉に、どうやら前のギルドの人達みたいだと気にしているらしい
「過保護」を口に出して渋るカルド。いいと言う割には嫌そうである。
否定してやる要素もなければ、肯定してもそこまで落ち込むことではないと判断してコレックは言った。
さていいヒロイモノをしたとは内心のコレック。
詰まらなそうに臨時広場から出てきたマジシャンは気が短くて捕まらなかったが、そろそろ知り合いを作っておこうと言うコレックの目論見は見事に達成された。
荒くれの中で育ったコレックにとっては縁遠かった素朴で正直そうな少年は、思った程は正直ではなかったが、お人好しぶりとそれを惜しみなく滲ませる親しみ深いカオはなかなか良かった。
「ただいまー、お待たせしました~。」
のんびりとした声に振り返ると、軽い足取りで帰ってきたフレジェを見つけた。
あちこちに出来ていた引っかき傷はすこし時間がかかったのだろうが、ゴキゲンなところを見るともうすっかりいいようだった。
「おかえり、用紙貸しな、今日は俺が払うから。」
「えっ、いいんですか、私の出費なのに。」
タダより高いものはないけどなと内心思いながらもカルドと一緒に頷くコレック。
フレジェはフレジェで人の言葉を鵜呑みにするちょいとおバカな気質の初心者だが、カルドがいるうちは心配しなくてもわからない事があれば多分彼に聞くだろう、ギルドチャットもあるし。
用はタダより高いものはなくとも、過剰な要求をしないお人好しさえ見つけておけば、冒険者稼業は結構安泰なのだと、スレた頭のコレックは思った。
「軽症なら手間賃くらいしかかからないんだよ、知り合いにヒールもらったらタダだけどな。これ支払ったら、そろそろいい時間だし飯でも食おうか、二人共いつもはどうしてるんだ?」
「私はお店でサンドウィッチとか買って座って食べてますー。」
「似たようなもん。」
そうそう腹が鳴ってたんだったと思い出し、コレックはフレジェに同意した。
ただし彼の場合はサンドウィッチなんておしゃれなものではなく、安くて腹の落ち着くボロい店のポリッジや安い露天のピタやケバブである、あくまで安い。
不意に人が動く気配がして辺りを見ると、アコライトやプリーストが数人治療院に入ってきていた。昼時だし、交代の時間なのかもしれない。
「あ、ここ食堂ある。」
「そうなのか?けどよく知ってるな。」
先程治療してくれたアコライトの言葉を思い出し、コレックは言った。
問題はどこにあるのかは知らないということだが、それでもカルドに頷く。
「場所しらねー、アコが言ってた。」
「ふーん・・・、ちょっと見てみたい気もするな、今日はそこにしないか?」
「賛成賛成、私アコだけど大聖堂よく知らないし。」
コレックがいつもどおり言うと、カルドは頷きながらコレックとフレジェの顔色を伺った。元気よく答えるフレジェと黙って頷くコレックを見てカルドも頷くと、じゃあ会計してくるよと言ってカルドはカウンターへ向かった。
帰ってきたカルドは、会計用紙の代わりにアコライトを3人連れてきた。なぜだと瞬きするコレックと、首をかしげるフレジェを見て、剣士は答えた。
「場所聞いたら、今から休憩だって言うから連れてってもらうことにしたんだ。」
初めに案内してくれた金髪のアコライト・ルース、コレックの診療を担当したアコライト・テージェ、そしてコレックは知らない黒髪の女性アコライト。
フレジェが頭を下げたところを見ると、女性はフレジェの担当をしたアコのようだ。
「俺達もこれからお昼食べに行くので、行きましょう?」
この3人ではリーダー格なのか、金髪のアコライト・ルースがそう言って、治療院の出入り口を指さした。
Bleaze ②
あっさり出来たギルド。
ゲーム内でも石さえあればさくっと出来てしまうので
カルドさんにはそんな感じを味わってもらいました。
うん締まらない人だw
世界観設定その一(いくつあるのやら)
治療院は大聖堂にあります。
緊急病棟的なイメージで作っているのですが色々間違っている気がw