境界の守護者

2次創作小説です。

境界の守護者

この世界には、人間が住まう上界と死んだ者や妖怪が住まう下界がある。
その2つ世界の間の境界に住まう者が者が境界人である。

  
2050年東京 現在上界人境界人共存中


今日も平和な上界だ。だが・・・
「ごめん!」
「急げ、またお前のせいで遅刻する」
「健のばかー!」
私たちは平和ではない。
幼なじみで家も近く毎日一緒に登下校しているがこの男、狐波健は17歳にもなって
遅刻魔で狐里光と私、弧状雅はうんざりしているのであった。
「お前の寝坊はどうにかならないのか!」
「いやー、目覚まし時計かけてるんだけど狐火で抹殺しちゃうんだっよねー笑」

「「抹殺するなー!!!!!」」

Rrrrrrrrrr3人の携帯が一斉に音を鳴らした。

「あ、局長からだ」

「はい、一番隊操境弧里光」
「ほーい、一番隊武境狐波健」
「はい!一番隊武境弧状雅です!」

実はこの3人境界人であり特別警察組織ASPの一員なのだ。ASPには他に十二支と呼ばれるメンバーがいて
共に上界に来た妖怪や人間では難しい境界人や人間の逮捕を取り締まっている。
なんていたって、境界人はある程度の能力を持っておりその中でASPの人たちはずば抜けて能力が高いのだ。
で、この3人はASPの中でも能力が高く一番隊を任されているということだ。

「局長事件ですか?」
「あぁ・・・境界人が脱獄した。今すぐ向かってくれないかなー・・・」
局長はなんだか罰の悪そうな声で言う。

「えー、でも俺ら学校あるよー?局長ー」
「そうだよね?十二支のみなさんで何とかできないのですか?」
「それがねー、みんな旅行行っちゃっていないんだよ・・・」


「「「・・・」」」


「わかりました(怒)学校に連絡しておいてください。くれぐれも我らがASPだということはばれなうように。
くれぐれも・・・くれ・・・」
「わかったから!てか知ってるよ!一応局長だし!」
「…では」
そういってほとんど光の携帯しか使わなかったが3人は携帯を切り人間に装った姿から元の姿に戻った。
頭には狐の耳がついて入りしっぽもついている装いだ。
雅は女だが境界人の狐族では男でいないといけない伝統があるため男の姿になっている。

「よし、行くか」
「「おう」」

境界の守護者

境界の守護者

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-30

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