じゃっちめんと

じゃっちめんと〜六魔将軍〜

20XX年

ここは、今から数十年後の世界。この世界は、争いの多い世界と化した。戦い方も、変わってきている。今と変わらず、銃や刀に頼る者もいれば、この男の様に、魔法を秘めていたりもす。しかし、魔法が使えるのは、ごく一部である。

ジャッチメント(JM)

この世界には、数多くのギルドが存在する。JMも、その中のひとつだ。ギルドには、大きく分けて3つのギルドがある。正規ギルド、闇ギルド、そして、JMの様などこにも属さないギルド。更に、JMは部活の一種で属している。

『さて、JM定例会議を始める』
この男、新井竜也。ジャッチメントリーダー。沢山の属性魔法が使える。いわば、チーター。主魔法は、雷属性魔法。魔法名は【竜神殺し】ドラゴンゴットスレイヤー(雷)【暗号不明】コードアンノウンなど
『おい、チーターとか言うなよ』
「ちょー、誰にいったんですか?」
この女、絹旗最愛。竜也の左腕的存在。魔法名は【窒素装甲】オフェンスアーマー
『あ、なんでもない』
「アンタって、ホント独り言が多いわよね」
この女、御坂美琴。竜也に、似たような魔法を使う。魔法名は【超電磁砲】レールガン
「でも、そこもいいんでしょ?」
この男、木場祐人。JMの数少ない剣士。2種の魔法を持つ。魔法名は【剣殺し】ソードブレイカー【剣解放】ソードバース
「ハハハ...言えてる」
この男、逆廻十六夜。JMのパワー系担当。2種の魔法を持つ。魔法名は【鋼鉄力体】メタルパワーボディ【神殺し】ゴットスレイヤー(鉄)
「ったく、モテモテだなー、竜也は」
この男、桐ヶ谷和人。通称キリト。祐人と組むことも多い。二刀流。2種の魔法を持つ。魔法名は【自在双剣術】ソードスキル【神殺し】ゴットスレイヤー(水)
「キリトには、アスナがいる」
この女、闇(ヤミ)。自分の髪を自在に操る。使い過ぎると、理性が保てなくなる。魔法名は【変性意識状態】トランス
「ヤミお姉ちゃんの言う通りだよっ!」
この女、黒咲芽亜(メア)。ヤミの妹的存在。一応ヤミは認めた。ヤミと同じ魔法を持つ。魔法名は【変性意識状態】トランス
「わ、わたしっ!?」
この女、結城明日奈。通称アスナ。キリトとは、恋人関係にある。一言で言うとリア充。愛剣は、レイピア。魔法名は、【自在閃光剣術】ソードスキル
「リア充、乙」
この女、ブラン・ホワイトハート。趣味は、小説書くこと(黒歴史)。変身することで、力を得る。魔法名は【上昇魔法】アビリティアップ
こんな会話をしていると、2人の男女が現れた。
「悪い、依頼が長引いて遅れた」
この男、リヴァイ・アッカーマン。竜也の右腕的存在。人類、最強とまで言われる程の強者。2種の魔法を持つ。魔法名は【光速剣】スピードソード【神殺し】ゴットスレイヤー(氷)
「どこまで、進みました?」
この女、ぺトラ・ラル。リヴァイの右腕。兵長としたっている。リヴァイとは、恋人関係。リア充。2種の魔法を持つ。魔法名は【瞬速剣】スピードソード【竜殺し】ドラゴンスレイヤー(水)
『全く進んでねーよ』
「2組目のリア充登場」
この男、上条当麻。右腕だけに、相手の魔法を無効にする特殊能力を持つ。魔法名は【幻想殺し】イマジンブレイカー
「それなら、あなたもでしょ、当麻」
この女、朝田詩乃。通称シノン。JM唯一の銃使い。魔法名は【多種属性弾】ロットタイプマジック
「クックックッ、闇の力によって定められた恋など、引きちぎれるがいい」
「肯定。リア充乙」
この女、前者、八舞耶倶矢。厨二病が入る。後者、八舞夕弦。話す時に、必ず単語を入れる。2人とも個性的なキャラ。双子。魔法名は【颶風騎士】ラファエル
「「は、はぁ!!??」」
当麻と美琴の声がハモる。
と、まぁ、こんな感じで、メンバーは、沢山いるわけだが...
『いい加減、始めるぞ』
と、竜也が一言言う。するとみんな仲良く
「はぁーい」
『とりあえず、お前ら......物壊しすぎ』
依頼に行くたびに、建物等を壊してしまう。処分等を決めているのが評議院だ。簡単に言えば、魔法警察。おかげで、JMの財政は、厳しくなっている。
『って、評議院は言ってるけど...そんなの関係ねぇ...俺たちは、自分の好きなようにやればいい...評議院?だから、どーした...そんなもんに恐れる俺らじゃない』
「ちょー、同感です」
と、絹旗が言葉をかけると、それに続くように祐人が、
「さすが、部長」
十六夜も続く
「ハッハッハ...それでこそJMだ!」
そして、みんなで盛り上がる。
そこに、一人の女が現れる。
「あんた達は....全く....」
この女、吉田有希。ここの庶務的なことをしている。また、メンバーの治癒を担当する。サポート担当。2種の魔法を持つ。魔法名は【治癒魔法】ヒーリングアップ【攻守速上昇】ステータスアップ
「あ、ゆぅーちゃんおかえりー!」
と、元気にメアが言う。
「ただいま♪」
と、笑顔で返す。そして、俺が口を開く。
『....で、どーだった』
すると、さっきの笑顔からは一変して、険しい表情になり、こう言った。
「やっぱ、竜也の言う通りだったわ....」
俺は、『そうか....』と、一言呟くと、続けて、
『いいかお前ら、ここ数日間は、予定をあけとくように。いいな』
「りょーかい」や「わっかた」、「はぁーい」などと言った言葉がとびかう。
『とりあえず、今日は、終わりだ....気をつけて帰れ』
続々と、この部屋をあとにする中、一人、残った者がいた。

じゃっちめんと〜六魔将軍〜

『んで、なんでお前はここにいるんだ?』
ぞろぞろと部屋から去る中、一人の少女が残っていた。
「ちょー、ホントに大丈夫何ですか?」
残っていた奴は....口調でお気づきだと思うが、絹旗最愛だ。
『一応聞くが....何が?....』
と、俺が問いかけると
「ちょー、泊まっt――――ゴホン....ちょー、さっきの話しです。勝てるんですか?」
『今、違うこと言おうとしたよな....絶対....』
「ちょー、そんなことはありません」
『....はぁ....まぁ、俺一人じゃ厳しいと思う....けど、お前らがいるだろ?』
と、俺は絹旗の頭に手を置き、言葉を続ける。
『....だから、俺は戦うことができるし、絶対に負けたりもしない....お前らは、俺が死んでも守るから安心しろ』
「....そんなこと言ったら....私....もっとちょー、りゅーやのこと....ボソ」
『ん?....悪い、小さすぎて全然聞けなかった....もう一回、言ってくれないか?』
「ちょ、ちょー、何でもありません!」
走って逃げていく絹旗に、俺は....
『....なんだよ....』
やっと静かになり、落ち着こうとしてすぐ、何故か奴が戻ってきた。
『....今度はなんだ』
「ちょー、泊まらせて下さい」
『....お、おぅ....』
◆◆◆
「ちょー、夕飯なんですか?」
「ちょー、お風呂はどーしますか?」
「ちょー、どこで寝ますか?」
はぁ....なんか、ちょー、ストレートで言われたから、なんか、返事してしまったが...ちょー、後悔しております。
『とりあえず、夕飯作るか...』
「私が、ちょー、作りましょうか?」
『え、結構です。』
前に、作ってもらったことがあるんだが...んね...察して...思い出すだけで...死ぬ...
「ちょー、そーですよね...」
おいおい...やめてくれよ...そーゆー顔...俺が悪いみたいじゃん...俺が悪いのか?...
『...はぁ〜....一緒にやるか?』
すると、急に明るい表情になり
「ちょー、ホントですかぁっ!?♪」
と、言った。不意な笑顔で、ちょー、可愛いと思ってしまった。
『....写真、撮りたい....』
「え?ちょー、なんですか?」
『え、い、いや、何でもない...』
「...うーん...まぁ、いいです...今更な感じですが、相変わらず、ちょー、身長高いですよね」
『そーか?...まぁ、絹旗ちっちゃいからな』
と、少し笑いながら言うと
「ちょ、ちょー、うるさいですっ!」
と、恥ずかしそうに返してきた。
その後、飯を食べ風呂も入った後、俺たちは同じベットに入った。
『おい...何でお前が同じベットにいるんだ?』
「ちょー、細かいことばかり気にしていると嫌われますよ」
『...はぁー...とりあえず、寝るか...』
...といっても返事が返ってこないので、絹旗の方を見る
「...すぅ...ぅ、ん」
『...寝ちゃったのか...』
凄いくらい、気持ちよさそうにねてんな...
『...全く...こんなに可愛いんだから、もっと静かに.....いや、そういうとこが、絹旗のいいとこなのか...もう、まもなくだからな...ゆっくおやすみ』

じゃっちめんと

じゃっちめんと

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. じゃっちめんと〜六魔将軍〜
  2. じゃっちめんと〜六魔将軍〜