ふるさと

・ことわざで 住めば都と 言うけれど 恋しくなるは 我が故郷

・公園を 見れば子供たち ワイワイと 思い出すは 幼き時代

・自転車を 懸命にこぐ 小さき子 頭を過ぎるのは 父の姿

・ただいまと 声をかければ おかえりと 今は聞けない 優しき言葉

・リビングに 入れば漂う 良き香り 母の立ち姿 凛々しく思え          

・親鳥の 後をついて行く 小鳥は 己のように 思える時がある

・不便をね 嫌がり都会へ 来たものの 小さな不便をも 嫌がる我

・ビルの群れ 空が小さく 星見えぬ 目をつむれば いくつもの点

・山々に 連なる峰を 思い出し 懐かしく思い 寂しくなる  

ふるさと

ふるさと

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-20

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