ころろ


こころここにあらず


ならばどこにある


こころはどこにあったのか


こころはどこへいったのか



ころころところがって


きっとどこかへおっこちて


きっとふっと足もとにあって


きっとふわふわとおりてきて


きっと一瞬でみえなくなる


きっとどこかでなにかにふまれてぐちゃっとなってる



それかだれかにていねいにのばされてる


それかだれにもなにもされずにじっとただそこにいる


それかもうどこにもないのか


ころろ


間違えた
こころ


こころここにあらずして


心なんてものはじめからなかったのではないのでしょうか



こころいずこへ



心なんてもの目に見えるものでもないでしょうに



心なんてもの浮気性なのに





心はコロコロ姿を変えて

消えたふりをしたりする

心はコロコロ変わらずに

ずっとそこにいたりする

心がないなんて言うなよ

心の込め方を教えてくれ


心の痛みを分かち合えよ

痛覚はあるらしいからさ

心得る、とはためになるの


心奪う、とは盗まれるの


心を盗んだあなた
いったいあの子の心はどこにあるの
どうやっ盗んだの


心をとられたらあの子はいったいどうなるの


こころなしか


心もとない



心だらけの言葉たちに


こころない言葉たちに



じゃ、いったい心はどこにあったの



ころろをとろとろ流し込んで


ころころとこころはどこからもどこへでも


心ここに非ず

ココロここにあり

ころろ

ころろ

話してることがコロコロ変わって結局なに言ってるかわかんない代表である僕は結局なにが言いたいの意味わかんないといわれることばかりでそう言われても自分も結局なにを言いたかったのかわかっていなかったみたいで、話をまとめることが苦手なもんで繰り返してばかりの僕の離しはきっと誰ともつながることがないのでしょうなんて宙荷病トークはやっぱりウザったいですね。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-13

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