隣人はやっぱり愛せません、イエスさん
隣の席の彼だけは愛せません
”汝,隣人を愛せよ”
大昔にイエス・キリストが言った言葉です.
自分を愛するように,他人を愛しなさい,と.
そうすれば世界は,きっと平和になるから,と.
でも,隣の席にいる彼だけはどうしても愛せません.
授業中,彼はおもむろにひょっとこのお面を付けるのです.
そしてそのまま,こちらをじっと見つめてくるのです.
ただ,じっと見つめるだけです.
害はありません.
あり・・・
あり・・・
あるに決まってんだろおおおお!!
何なんだよ!ひょっとこってよお!!
おかしいだろう!?
なんかもう,突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込めばいいんだよ!
ぜんっぜん集中できないよ!!
笑いこらえるこっちの身にもなれって!!
先生に変な目で見られてるよ!私が!!
・・・ということがありました.
だから,ごめんなさい.
彼だけは,自分のようには愛せません.
隣人はやっぱり愛せません、イエスさん