産業カウンセラー黒猫のひとりごと
タバコ
煙草は肺がんリスクを高めるだけでなく他人にも悪影響を与え、臭いもつくということで、どんどん喫煙者は肩身が狭くなってきているご時世です。
強烈な依存性と引き替えに精神の安定をもたらすので、戦場では必需品に近く、また、悠々と煙草を吸っている指揮官を見ると兵士が落ち着くという効果がありました。今日の戦闘を生き延びられるかどうか分からない戦場で未来の健康を考えること自体意味のないことではありましたが。
もっとも暗視装置の発展した現代では夜間煙草を吸うのは自分の位置を進んで明かしているようなものです。
戦場以外の場所においては、煙草は邪魔者に近い位置付けになって来たように思います。
将来は未成年の背伸びアイテムに「かっこわるい」煙草は入らなくなることでしょう。
7月
7月は文月、だからというわけではないのですが、この時期は手紙を出したくなることがあります。
もっとも、内容云々よりも、美しい記念切手が相手に届くのを想像するのが好きです。
近頃はストーカーと間違われるのも困るのでしてはいませんが、毛筆(といっても筆ペン)で背景からはじまるフォーマルな手紙を送り付けるのも結構好きです。
よくメールだと味気ないとか色々言う人がいますが、私は日常の用件や時候の挨拶程度ならメールで十分だと思っています。
メールはすぐ返すのが当たり前だという常識を振りかざされない限り、私はメール等の手段は電話よりも不躾でないと思っています。営業や訪問のアポイントを電話でされるのは自分的には一番苦手です。
電話もメールも手紙も結局のところは単なる通信手段であって、それぞれの特性を活かした使用法をしていればいいのだと思っています。
富士山
私は毎日朝6時半頃出勤して、仕事前に1時間ほど運動するのを日課にしています。
運動といってもウォーキングとか歩くのと速さが違わないジョギングとかですが。
朝6時半前後というのは富士山が一番綺麗に見える時間だと勝手に思っています。
特に今の季節は不思議なことに富士山は7時半を過ぎると大抵雲の中に隠れてしまうからです。
ちなみに今朝の富士山には宝永山あたりまで残雪が見えました。
残雪はどんどん溶けて、8月に入る頃にはかなり小さくなっています。
雪というとビックリされる方もいますが、富士山の標高を切り上げして約4,000mとすれば、1,000mあたり約6℃気温が下がるという常識からして、三島市の気温が25℃なら頂上付近は1℃くらいという理屈になります。実際には風も吹きますし(風速1mあたり体感温度は1℃下がると言われています。)様々な要因が重なって、富士山頂はとっても寒い世界になっています。
真夏の登山にセーターが必要と言われるのも、こういう訳です。
富士山は昔から信仰を集めてきた霊峰でもあります。
富士に登るのにはそれなりの手順と服装というものがありました。
今でも軽装で登って許されるのは鍛え抜いた(当然バックアップのついている)富士登山駅伝の選手くらいでしょう。
台風
台風が暴れる季節になって来ました。
昔から自然災害の最たるものの1つだった台風ですが、河川整備のおかげで氾濫による被害はだいぶ減りました。
大昔は川の流れが変わる要因の1つだったのでしょうね。
台風の風が御簾を跳ね上げて恋物語になったり、台風の中で起きた事件と言う想定で文学になったり、良くも悪くも台風と人々は昔から関係を持っていたのだと言えます。
ゴーゴーと唸るような風雨を聞くと、ちょうど稲が大きくなる季節なので田畑を見に行きたくなる心配な気持ちは分かりますが、見に行くのは台風が通り過ぎて雨風が収まってからにしましょう。
七夕
毎年たいてい雨ですね。
というか晴れたという記憶が残っていないのでそう思っているだけなのかも知れませんが。
お祭りとかイベントとかは大抵、天気を当て込んで企画するのでしょうけれど、七夕イベントだけは雨を想定したイベントにならざるを得ないでしょう。
といっても、七夕にちなんだ販促イベントとか、てるてる坊主にお願い的ほのぼのイベント、あるいは笹の葉にお願いを吊しましょう的な神頼みイベントになるのかな?
もっとも成層圏よりも遙か彼方にある銀河の星々に地球の一地域の天候を気にしなければいけない義務など何もないのだけれど。
雨と言うことは湿度も高く、実感としてじめじめベタベタとなるので、あまりゴテゴテしたものは身に付けずに涼やかな服装になる。裏返せば、こんな季節にフォーマルな服装でいられるのは空調完備の環境にいられるご身分の方と言うことになりますね。
雨の日のネコは眠そうです・・・
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