あの約束は・・・?

今回で九話突破!
今回のお話は花火大会!
誰もがカップルで行きたいところだ!
お見逃しなく!

あの約束は・・・?
『第九話』


珠樹「おばーちゃん。浴衣着せてー」

ばあちゃん「はいはい。

       あれ?ヒモは?」
珠樹「ヒモ?袋の中に入ってない?」
ばあちゃん「しらんちゃー。確かめられまっ。」


今日は、優人と一緒に花火大会を見に行く日だ((嬉
このことは友達Aしかしらない。
親とかには、『優人と私と友達大勢で花火大会に行く』しか
行ってないから、二人っきりって事は知らない((笑

ま、こんな嘘でもつかなきゃ、おばあちゃんは浴衣なんか着せてくれないよ((汗
おばあちゃんは、浴衣とか着物の着せ方がとても上手い。
って、お母さんが言っていた((笑
本当はお母さんにつけてもらう約束だったが、お母さんは仕事で帰ってこれるのかが分からない
と聞いたので、おばあちゃんにお願いを出したのだ。
でもおばあちゃんも歳だから、右左すら分からなくなる人だから心配だったけど、
ちゃんと綺麗に出来ました((笑

珠樹「やっほーい!出来た☆」
おばあちゃん「ほら、まだ飾りができてないよ。」
珠樹「あ、はい。」

私は、これを来て優人に見せるのが2回目だ。
去年、小学校6年生の時の小学校の夏祭りで1回来ていったのだ。
だから、Wiiが当たったんだよ((笑
ま、そーだと信じているだけだけどネ((笑

珠樹「髪の毛やらんな!」
おばあちゃん「浴衣着る前にやればよかったんに。」
珠樹「もう着ちゃったからしょうがない!」

約束の時間は5時。

5時まであと10分。
私は急いで支度をした。
そしたら
プルル~♪
電話がなった。
ばあちゃんが出た。そしたら優人からだった。
私は即座に家を出て、外に飛び出した。
珠樹「どした?」
優人「今、どこにいる?」
珠樹「今は、もう家を出たけど?」
優人「え。嘘。見えん」
珠樹「見えんってお前何処におるんよ」 
優人「近く。   あ、おったおった。」
珠樹「え。分からん。何処?」
優人「ほらもう近いじゃん」
珠樹「あ、いた!」
私達は電話を切った。

珠樹「やっほぉー」
優人「浴衣だ((笑」


私達は本当の集合場所だった公園に向かった。
私達はそこで花火を見るのだ。
花火がなるまでまだ時間はあるから、場所取りをしだした。
珠樹「どこが見やすいかな?」
優人「いい場所あったけど、もうとられてる」

優人がいい場所と言ったところは、山みたいに盛り上がっていてよく景色が見れる所だった。
珠樹「あぁ、あそこね。人気だね~」

私達は、その山より少し小さい山の上で見ることにした。
優人「のどかわいたから、なんか買ってくる」
珠樹「ほーい。」

そうだ。優人は塾から帰ってきて直でここに来たんだ。
それは、疲れてのどがかわくわね((笑
私は優人が帰ってくるまでウォークマンを聴いていた。

そして、何分か後に私の後ろから優人が近付いてきてペットボトルを私のほっぺに近付けた。
珠樹「ぷぎゃっ!!!」
優人「((笑」
私は冷たいのにびっくりした。
優人は気付かれないように笑っていたようだが、ばればれだ((笑


優人「何聞いてんの?」
珠樹「KA●A」
優人「誰それ。」
珠樹「しらねーのかよっ!!!((笑」


ドーーーーーん♪

その時大きな音がしたのだ。
そして、大きなひかりが見えた。
珠樹「始まった((嬉」
優人「おう。」
私達はずっと黙りっぱなしで花火を見ていた。



珠樹「写真撮ろう!」
優人「俺も撮るわ。」

私達は携帯を出して、写真を撮った。
珠樹「だめだ。上手くとれない。」
優人「ふん。オレの上手だろ。」
優人のはすごくきれいに撮れていた。
珠樹「いいなぁ~」
そして、元の場所にもどって花火を見続けた。

優人「あぁ腰痛い。」
といって、優人はねっころがった。
珠樹「なんでやねん((笑」

優人は寝っ転がっていて、私は座って花火を見た。

花火が終わった。
珠樹「終わったね((笑」
優人「え。そーなん。」
珠樹「うん。ならないもん((笑」
優人「雷みたいでおもしかったし((笑」
珠樹「いやーーーーやめてーーー」
優人は私が雷を嫌いなことを分かっていていっているのだ。
花火=雷
は少し嫌だった。

珠樹「どーする?今からさ、ちょっとしたところで祭りやってるんだけど。」
優人「うん。少し寄ってくよ。」
珠樹「おk。」


歩いている途中で中学校の先輩の軍団にあってしまった。
私は気付いているが気づいていないフリをした。
だが、先輩は優人の事にきづき、
『あ!雅人の弟だ!っていうことは、珠樹cもいるってことか!』
雅人というのは、優人の兄だ。
優人はそこからすぐさま、通り過ぎて、しらんふりをして歩いた。
私もしらんふりをして、二人ともあとから笑ってしまった((笑

目的地についたが、そこには同じ学年の男子のたまり場があった。
優人「うわっ。」
珠樹「あーー。どーする?ヤバいね((笑」
優人「悪いがオレ帰るわ」
珠樹「帰る?」
優人「うん。」
珠樹「そっか。  んじゃ、気をつけてね!暗いから!」
優人「うん。またな。」
珠樹「バイバイ」

優人は帰ってしまった。
あの団軍団が無かったら優人は帰らなくてすんだのにっ!!!!((怒

母「あれ?優人君は?」
珠樹「あそこに男子軍団がいるから帰った。」
大人A「あら~。会いたかったのに。」
母「ね~。見せてあげたかったわ」
珠樹「はぁー。」
私はため息をついた。
母はどーしてこんなふうに、人に沢山優人との関係をばらすのかね~。
アリエンゎ。


私達家族は、結構12時近くまでそこで祭りをした。
焼きそばやら、アイスやら沢山食べた。
浴衣を汚さないように・・・。

家に帰って、浴衣を脱ぐと、浴衣から、アリが落ちてきた。

珠樹「きゃああああああああああああああああああああ」
姉「どしたん!」
珠樹「ありが出てきた!!!
    アリエン!!!!!」
姉「あら、残念。珠樹の事が好きだったんだよ。」
珠樹「いやだわああああああああああああ」


最後の最後まで嫌なことが沢山だ。

来年も行きたいな((願

あの約束は・・・?

あの約束は・・・?

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-12-25

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted