バトル・レジェンド

能力の開放

 とある市街地・・・いたって普通の市街地なのに・・・今から始まる新たなスタートラインに立ったオレを祝福してくれているかのように・・・空は澄み切っている・・・。初夏の日差しと涼やかな風が眠気を誘う・・・そうあれはいつ頃だっただろうか・・・オレの人生を狂わす・・・あの事件が・・・
 5年前・・・オレの行っていた小学校では、毎年恒例のキャンプがある。しかもそれは卒業式の前日なのだ。そしてクラス全員で手を繋ぎ、将来の夢を語る、とても恥ずかしい行事だ。皆が叫び終わった・・・その直後、目映い一本の光明が、一本の木を貫く・・・そして全身を襲う疲労感・・・幼かったオレだったが、誰がやったのかは明白だった。

過去

 それから、この不思議な力は使っていない····というのも、コントロール出来るのだ。幅、深さ、それらを全てコントロール出来る。だがこの力を悪用する者もちらほら出現している。が襲ってこられてもこの力があれば····一瞬だ。だがどのような物に必ずデメリットというものが必ず存在する。例えばこの力、一人だけで発動させようとすると、半径5mが限界なのだ。だが、パートナーと手を繋いだら半径10mに伸びる。それも、3人になると半径15mと繋ぐ人数が一人増えるたびに5m伸びるのだ···。気を消し去った時はたまたま5人くらいと手を繋いでいたので、なんとか消し去る事は出来た。

能力との向き合い

 かつてはこの能力、他人とは違う力を持っていて何度も苦しんできた。だが一度も捨てたいと思ったことは無かった。その思いが芽生えたきっかけは、ある日オレは服を買いに町に出かけた。その時指名手配中の超極悪連続強盗の罪を背負っている犯人が、オレの前に来た。しかも、逃走の真っ最中であった。当然、能力を使い犯人を捕まえる事も出来た。だが、こんな人だらけの場所で能力を使うにはリスクがあった。そのまま知らんふりしようとしたが、犯人は興奮していたのか、オレを突き飛ばそうとしてきた。

狙われた自分

 使うつもりはない··そう、使う意味が無い。そう思っていた矢先-!!突如腕が光ると同時に自分には何が起こったか分かった。そう、能力の発動である。その光が天空を貫くとともに犯人の肩がえぐりとられた。犯人は苦しそうに疼くまっているが警察はもろうともせず、取り押さえられた。無事犯人を取り押さえた事まではよかったもののその次は犯人の肩の事情聴取が待っていた。以下省略。

 -! 目が覚めると自分は拘束されていた。何があったのか思い出そうと思っても頭痛がするだけで何も思い出せない。おもやパニックである。そうしていると低くこもった部屋からアナウンスで声がした

 

バトル・レジェンド

お久しぶりです。闇の精霊です。私の書いた小説、いかがだったでしょうか。これからはバトルも含めて、日常系しようと考えています。実際学生なんで。(笑)長くなってしまいましたが、これからも、ご支援宜しくお願いします。

バトル・レジェンド

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-06

Copyrighted
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  1. 能力の開放
  2. 過去
  3. 能力との向き合い
  4. 狙われた自分