リサイクル勇者2

洞窟でいきなりのピンチ。龍馬は魔法で切り抜けるが村では異変が・・・。

『洞窟の中で少女と二人』
こんなシチュエーションは結構すごいかもしれない。なにか
の漫画のようだ。
だがこの文には足りない部分がある。正しくはこうだ。
『洞窟の中で少女と二人だが巨大蜘蛛が数十匹』
 というのが今の状況。
「なに独り言してるですか。絶対絶命完璧絶壁な状況なのです」
「後半よくわかんない」
 どーすんだよこの状況。多すぎるぞ。
 魔物ってこんなキモいのばっかなのか?
 ヤギぐらいの大きさだし、眼が多いし、粘液口から垂れ流してるし。
 こんなのウジャウジャおったら夢に出る。
「ウジュ…」「グシャ――ッ」「グククク……」
 キモいキモいキモい。
 もう僕たちを昼食にする気満々だ。
「ミジンコさん、さっきの『魔法』とやらでやっちゃってください」
「あぁ、そうか…。あと普通に言ってるけど僕の名前は龍馬だ」
 一瞬スル―しかけたわ。
 また火の呪文で追い払えばいいか。
 『焼く』とか『燃える』とかだと時間がかかりそうだな…。
 よし。
 僕は蜘蛛達に手を向け、集中する。
「『シュプレンゲン』!」
 カッ
 目の前が真っ白になった。

 ドッグォオオオオオオオオオオオオン

 数秒遅れ、爆発音が迸る。
 強烈な熱風とともに火柱が上がり、蜘蛛を焼きつくす。
 そして火柱が消えると辺りは真っ黒く焦げた焼け地になっていた。焼けた蜘蛛はカスも残っていない。
 え?こんな火力強いの?
 自分でやったことのくせにパニックになっていると、ガツンッと頭を殴られた。
「何するですかこのミジンコ!」
「うごぉおぉぉぉおおぉぉぉぉ……」
 おまっ、手に持ってるの金槌じゃねーか。死ぬぞ僕。
 あーズキズキする。
「そんなことよりなにしたんです!私も少し被害受けたですっ」
 見てみるとル―シィの服は所々焦げたりしてはだけたりしてる。
 おぅ…。なんか、こう…エロい。
 ブスッ
「どこみてるんです?」
「目がァ、目がァァァ…」
 両目を突かれた。
「イテテテ…。これは『爆破』って意味の魔法だよ」
「こっちまで爆破されそうです!」
 確かに。これからはちゃんと選ばなきゃいかんな。
 自らの魔法で死んだらマヌケだからな。
『爆破を選ぶ? フツ―』
 ミルがテレパシーで話しかけてきた。
『こんな場所で爆破させて洞窟崩れたらどうすんの』
「結果オーライだからいいだろ。ていうかお前暇なの?よく話しかけるけど」
『暇なわけないでしょ。今だって他の世界を滅ぼしてきたんだから』
「やっぱお前が魔王倒せ」
『めんどい』
「本音言いやがったな!」
「うるさいです。私は今機嫌が悪いです」
 見るとル―シィはプンスカ怒りながら洞窟の奥へ行った。
「おい置いてくなよ!」
 くそっ、なんか体がだるい。あんなすごい魔法を使ったからか。
 急いでル―シィを追いかける。



「着いたです」
「お、ここか…」
 そこは行き止まりで部屋のように広くなっている。天井の岩が抜けており、多分洞窟内で光が当たるのはここだけだろう。ここは明かりの魔法がなくてもいい。
 そして光の当たっている部分には草が生えている。洞窟の中にも草は生えていたが背の低いヒョロヒョロのばかりだ。でもここに生えているのはしっかりと根を張った草だ。
 これが薬草なのだろう。
「さぁ、さっさと採って帰るです。そこの草をむしってむしってパラダイスです」
「たまにお前意味不明なこというよな」
 そんなことを言いながら薬草を摘み始める。結構な量があり、大変な作業だ。
 二人でしゃがみながらヒョコヒョコと歩き回り摘む。なんか愉快。
「そういえば、です」
 ふとル―シィが話しかける。
「りょう…じゃなくてミジンコはどこへ行くんです?」
「言い直す必要ないな。それ」
 龍馬と呼んでほしい。
「行き先は分からないんだよね」
「なんです? 自分探しの旅的なです? イタイ人ですね」
「いやそうじゃなくて…。魔王のいるとこに行きたいんだよね。それで魔王倒さなきゃいかんのだ」
「はぁッ!? です」
 驚き、こっちをみる。
「なに? なにかおかしいか?」
「魔王ってあの『ハイム』のことですか!?」
 家かよ。
 ル―シィは採っていた薬草を籠の中へ放り、こっちへ飛んでくる。
「魔王なんてどう倒す気です? この世界を支配したほどの強さです」
「ここってそんなに広い世界なの?」
 まだ把握しきれていない。っていうか全然知らない。
「『シュトロゲイル』には大きい大陸が七つあるです。その一つ一つの大陸にたくさんの国があって昔はそれぞれがちゃんと国政をしてたです。でも突然現れた魔王がすべての大陸と国を征服し、独自で全世界の政権を執るようになったです。……ってなんでこんなことも知らないんですか」
「え? いやちょっとね…」
 七つの大陸ね…。ますますゲームみたいだ。
 でもそれってなかなか広いってことだな、ここ、『シュトロゲイル』は。
「ちなみにシュトロゲイルを魔王ハイムは一週間で征服したです」
「もうなんなんだよその魔王」
 怖いし意味不明。
「だからそんなバカなこと考えないで早く摘んで帰るです」
「ヘイへーイ」
 そしてまた薬草摘みを再開する。


「一人でさ、お店やってるのって大変じゃない?」
 薬草を採って村までの帰り道。僕はル―シィに聞いてみた。
 持ってきた籠は薬草でいっぱいだ。これだけあれば二週間は持つという。
「別に大丈夫です。働くということは人として当然の行為ですから」
「…確かにね」
 無職だった僕には耳が痛い言葉だ…。
「働かないと生きていけないですしね」
 うぅ…。
「働かない人は人間としての義務を放棄してるです」
「もうやめてくれよー! 僕のライフはゼロだ!」
 言うことすべてが僕の心を抉りにくる。
 あぁ胃が痛い…。
「まぁ一人というのは寂しいということもあるです」
 歩きながらポツリとル―シィは呟いた。
「それなら誰か雇えばいいじゃん。そうすれば楽しいし、仕事の負担も減るだろ」
「『メディルス』は私の小さいころからの夢だったのです。私が作ったのなら、私が守るというのが筋ってものです」
「ふーん。まぁ頑張れよ」
 それからまた他愛のない話をしながら村に戻った。


 薬屋『メディルス』の前。
 そこには行列ができていた。子供から老人、男女関係なくかなり長く列をなしている。そして並んでいる人はみな、腹を押さえ苦しそうだ。
「どうかしたですか?」
 洞窟から帰ったばかりでこの光景。そりゃ驚く。
「お腹が…お腹が痛い……。すごく……」
 子供が苦しそうに口を開く。
「ル―シィ姉ちゃん…、お薬、頂戴……」「ル―シィ、早く急いでくれ! 家族が具合悪そうで」「ル―シィちゃん! 早く早くっ」「痛いよぉ、うわぁぁあ―――んっ!」
 店の前ではパニックになっていた。こうしている間にも人は増えていき、みんなお腹を押さえて呻いている。
 なんで村人がこんなことになってんだ? なにか変な病気か?
「みなさん待っててくださいです。今すぐ全員分の薬を用意するです」
 ル―シィは店内へ走って行った。僕もその後ろを追いかける。
 店に入るとル―シィはバンダナを頭に巻き、いろいろな薬草や木の実を用意し始めた。
「おい、僕にもできることはあるか!?」
「ミジンコは13番の棚の薬草と73番の木の実を奥の机に置いて、あと皆さんの症状を詳しく聞いてきてください」
「合点承知…こんな時でもブレずにミジンコなんだな」
 急いで言われた棚にある薬草などをありったけ持ってくる。そして奥にある大きい机に置く。そこには薬を調合するための器具が並んでいる。なかなか本格的だ。
「なにボーっとしてるですか! 早く症状を聞いてきてくださいっ」
「はいィっ」
 真剣になったル―シィはあのフワフワした感じはなく、鬼気迫る迫力があった。それほどの緊急事態なのだろう。
 僕は表まで行き、並んでいる人に診察をしていく。この間にも人は増え、150人以上になった。
 診察を終え、ル―シィに伝えに走る。
「ル―シィ、みんなひどい腹痛と吐き気があると言っている!」
「吐き気ですかっ。なら65番の薬草も持ってきてくださいです」
 薬を調合しながらル―シィは答える。
「青いやつと紫のやつとどっちだ?」
「両方です!」
 こんなの薬になるのか。なんかグロテスク…。
「急ぐですっ」
 怒鳴られて急いで持っていく。
 ル―シィに届けるとそのまま調合される。
 それにしても鮮やかな手つきだ。さすがは薬屋。慣れているんだな。
「できました!」
 ル―シィは出来上がった薬を薬草の上に乗せた。薬は赤い木の実がベースになっているらしく赤い中に青や緑などあり、見た目はカラフルなまんじゅうだ。
 その大量の薬を袋に入れ、表まで運ぶ。
 量が多いため、僕が袋に詰めて運び、表ではル―シィが一人一人に薬を渡すという分担作業にした。薬をもらった人はそれを飲み、帰っていく。それはル―シィの薬を信頼してのことだろう。
 最後の一人に配り、やっと騒ぎは収まってきた。
 その時には空はもう茜色になっている。もう夕方だ。
「お疲れさん、ル―シィ」
「たいして働いてない人に上から物を言われたくないです」
「いつもトゲトゲしてるな!」
 仕事を終えたル―シィは店の奥へ行き、湯呑みにお茶を入れて一息つく。
 僕のは無いんですね。
 ル―シィはレジのところで、僕はその前にあった椅子に座る。
 お茶をくれと言うと水を出された。黙って飲むしかない。
「そういえば一つもお代貰ってないけどいいのか?」
 ル―シィは全員に配っていて一円も…じゃなかった一ゲイルも貰っていない。
「苦しくて困っている人からはお金なんてとれないです。私からのサービスです」
「おー立派なこと言うねぇ。じゃあ僕のもサービスには」
「ならないです」
「ですよねぇ」
 しっかりしたやつである。
「それにしてもおかしいです」
「ん? まぁ確かにな…」
「なんでほとんどの村の人たちが体調を崩したかがわからないです」
 あんな一斉に体調を崩し、さらに全員同じ症状ということはまずない。
 あるとすれば、
「毒…とか」
 それしか思いつかない。
「私もそう思って薬には解毒効果のある虫を調合したです。効果はあったようですが」
「でも誰がそんなことするんだ? あとどうやったんだ」
「私にもわからないです…。でもするとしたら、魔物とかぐらいしかありえないです」
「知能を持った魔物もいるのか」
「むしろそっちの方が多いです」
 ふむ。最初の仕事はこれになりそうだな。
 ここはビシッと決めなければ。
「なぁル―シィ」
「なんですミジンコ」
 ここで乗ってはこっちの負けだ。
 でも腹立つな…。
「僕がその魔物、退治してやるよ」
「寝言は死んで言うがいいです」
「死んだら何も言えないよ!?」
 なんかかっこよくならないなぁ。
「僕がその魔物を退治するから薬代をチャラにしてくれ」
「あなたが、ですか」
 ふーむ、と考え込むル―シィ。
 なかなかいい条件だと思うが…。
「…まぁいいでしょう。村の方々も困っていることですし。交渉成立です」
「よっしゃ」
 これで早めに仕事が終わらせられる。
 ちゃっちゃと倒して魔王がいるところに行こう。
「で、どう倒すんです?」
「魔法でドカーンと」
「場所はわかるですか?」
「…………」
 そーだった。
 多分洞窟かなぁ。でも頭いい魔物が洞窟なんかに住むかな。
 ……まぁ明日考えよう。今日はいろいろと疲れた。
「ミジンコはどこか宿でもあるです?」
「いんや、ないけど」
「じゃあ家に泊まっていくがいいです。従業員サービスです」
「マジで? サンキュー」
 楽々と宿ゲット。
 幸先いいのか。いや、こんなことになってる時点でダメだな。
「そのかわり、です」
 ル―シィは念を押すように続けた。
「絶対です。絶対この騒ぎの根源を見つけて、血祭りに上げるです」
 血祭りて。
「血祭りまでにはいかないけど、絶対やってやる」
「よし、です」
 ル―シィは満足そうに微笑み、席を立った。
 どーでもいいことだが、微笑んだ顔は可愛かった。
「じゃあミジンコの泊まる部屋を案内するです」
「もういいや、ミジンコで」
 そして店の奥へ進む。


 店は二階建てで僕はその二階の空き部屋に泊まることとなった。
 風呂は適当な時間に入っていいらしい。
 ル―シィは後片付けがあると言って一階の調合室に向かった。
 やっと一人になり、グテンと寝転がる。
 窓からは外からの夕日が差し込み、部屋全体がオレンジっぽい。
 明日はどこを探してみるかな……。ル―シィの話だとここらの魔物はほとんど洞窟にいるって言ってたから洞窟に行くかな。
『なんか面倒なことになってるね』
 …………。コイツがいたんだった。
「やっと一人になれたんだけど。なに? 邪魔しに来たの?」
『ひどい言い方だねぇ。せっかくその魔物の手掛かりを教えようと思ったのに』
「おぉ、それは気が利くね。教えてよ」
『じゃあ寝転がるのをやめなよ。一応神様のお告げなんだし』
 いちいち細かい奴だ。
 しょーがなく、僕は座る。でも胡坐だ。正座をするほどでもない。
『素直でよろしい。えっとね……。その魔物は結構頭が良いみたい。洞窟に住んでる魔物を従えてる。つまり群れのリーダーみたいなやつだね』
「じゃあやっぱり洞窟か……」
『さっきも言った通り、頭が良い奴だから気を付けてよ。勉強すれば大学に入れるぐらいの知能を持ってる』
「簡単に言うと僕以上と言いたいのか。そしてついでに僕の心の傷を抉ったな」
 普通に言えばいいのに。
『そうスネないでよ。これでもちゃんと忠告してんだからさぁ』
「はいはいはい。忠告するぐらいなら自分でやれっての」
『ジャンプ読んでるから無理』
「ぶっ殺されたいのか」
 神のくせに読むなよ。どんだけ俗っぽいんだ。
 僕は疲れて溜め息をつく。
 なんかもう急展開についていけてる僕を褒めてあげたいよ。
『どうやら上がってくるみたいだよ。君のご主人様』
 耳を澄ますとトン、トン、トンという音が聞こえる。
「ホントだ。あとご主人様とかどういうことだ」
『あのこき使われよう、どうみても主従でしょ』
「アホか」
 ガラッ
「また独り言ですか」
「独り言っていうかね……」
 この誤解を解きたいところだが。無理かな。
「お風呂沸いたです。早く入るです」
「はいはい」
 その後、僕は風呂に二十分ほど浸かった。今日の疲れが溶けていくようでとても気持ちよかった。

 七時半。風呂から出ると外はもう真っ暗だった。街灯が無いからだろう。
 一階に行くと奥のリビングでル―シィが夕食を作ってくれていた。
 メニューはパンと山菜っぽいもののサラダ、牛っぽい何かのステーキに豆のスープである。どれも美味しそうだが材料が不明だ。
「早く冷めないうちに食べるですよ」
 二人は向かい合って席に着く。
「いただきます」「いただきますです」
 ル―シィの作った料理はどれも絶品であった。誰かの手料理なんて久しぶりだ。現世では家族で食べることすら気まずくてコンビニで済ませてたしな。
「味はどうですか」
「めちゃウマい。久々にウマいもの食った」
「当たり前です。この私が作ったんですから」
 分かってるなら聞くなよ。
「それで、明日はどうするんです?」
「洞窟に行ってみる。たぶんあそこにいるだろうし」
「なんで分かるですか」
「チンチクリンのミルって神が言ってた」
『チンチクリンて言わないでおくれよ。傷ついちゃうな』
 そのままを言った通りだろーが。
「ミル様のことですか?」
「あれ、知ってるのか」
 あの胡散臭いチンチクリンを。
 ル―シィは盛られたサラダを食べながら答える。
「だってこの世界を作った神様です。知らないはずないです」
「え、ホントに神様なの」
『なんだと思ってたのさ』
 ちょいちょい会話に入ってくるのやめろ。
 すごい気が散るから。
「一日でこの世界を作り上げ、二日目に生命を作り、三日目に飽きて他の世界を作りに行ったです」
「ただの三日坊主じゃねーか」
『………………』
「でも一応神様なのです」
「うん『一応』だな。『一応』」
『……僕泣いちゃうよ?』
 自業自得である。
「で、その一応神様が何かしたんですか?」
 この質問への返答は難しい。下手に言うとまたル―シィから『頭のおかしい奴』というレッテルを貼られる。
「僕はそのミルの声が聞こえるんだ」
「ばっかじゃねーの」
「あれ? あの『です』って語尾は?」
 すごい心に突き刺さるんだけど。
「神の声が聞こえるなんてどんな聖人ですか」
 戻った。
「まぁそうだよな。今言ったことは忘れてくれ」
 このことは誰にも信じてくれないだろうから心の奥底に封印しておこう。
 言うと人を変えるからな。
 そんなことを考えながら食事を進めていくのであった。


 夕食後。午後九時過ぎ。
 ル―シィは洗い物をし、僕は二階で寝る準備をしている。
 借りた布団を敷き、枕も置く。普段ならもっと起きているだろうが疲れているし、スマホもパソコンも漫画もない。こんな暇な時は寝るが一番。
 明日は早くから洞窟へ向かうことにする。ちゃんとル―シィにも起こしてくれと伝えておいた。ミルに頼んでもよかったが寝過ごす気がするので却下。
 そして明かりを消して布団に入る。
 光は月明かりだけとなり、耳を澄ませるとカエルの声が聞こえてくる。もっともかえるなのかどうかは分からないが。
 明日の計画はバッチリだが、不安もある。
 ちゃんと成功するだろうか。成功しなかったら旅にも出れないし、また村人に異常が起きるかもしれない。頑張るしかない。
 瞼が重くなってきた。やはり疲れが溜まっていたのだろう。そのまま僕は考えるのをやめ眠った。
 窓のすぐ外にいた蠢く影に気付かずに。

 続く

リサイクル勇者2

リサイクル勇者2

洞窟で大量の蜘蛛に襲われいきなりピンチ! 龍馬達は魔法で切り抜けて薬草を手に入れる。 だが村ではある異変が起きていて・・・。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-06

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