馬鹿な女になる 馬鹿な女を否定するわたしが馬鹿です


人は誰でもフェチいうもんがあると聞きます。男性であれば、足フェチ、胸フェチ、顔フェチまぁ、いろいろありますわな。
わたしは女を足や胸や、なんやゆう男はもう、嫌いですわ。嫌い。

でも、女性にも顔フェチや血管フェチみたいなんおりますわ。

『わたし、絶対細マッチョー♡』

本当に、心の底からどうでもいい。

そういう浮ついた事をゆう輩を飛び蹴りして、ジャイアントスイングして泥水の中にぶっ飛ばしてやりたい。そういうふつふつした思いがあります。オールウェイズ。いつもです。

でも、誰でもそういう気持ちがあるわけで、そういう気持ちがあれども、さも自慢気に言葉にするのがナンセンスなんではないかと思います。

品の問題というか。

わたしは自分で『俺、Sやで。』となんか、わからん主張をする男も嫌いやし、そういう男を求めてる馬鹿な女にもなりたくない。
ああ、もうこうやって批判してると腹がどんどんたってきますね。
学生の頃、こういう話を聞きすぎたせいか、今だに心のしこりが取れません。


しかし、そんな私にもフェチというのがあります。

それに気づいたんは、とある声優のキャラソンを聴いてた時です。
イヤフォンをしながら右耳がゾクゾクするんですわ。
その声優が声を発すると、びくん。

あ、というとびくん。

体の芯が震えて子宮まで揺れるんですわね。
そういう感覚を感じて、わたしは始めて自分の性感帯が右耳にあるのだというのに気づいたんです。

そこからわたしは、いい声を聴くと体が震えて止まないんですね。

震源地はどこだい?

なんつって。


なので、『俺、ええ声やで。』
と言われた日には、なんというか、馬鹿な女になりかねない怖さがあります。
まぁ、理性というのがきちんと備わっているのでね。大丈夫なんですが。

そういう自分を感じると、もうすごく情けなくなります。

結局わたしもそういう人間なんやな、と。
もっとクールで内に情熱を秘めた人間になりたいもんです。

世の中には色々ええ声というのが溢れているものですが、わたしの中で定期的に聴いておきたい声というのが、秦基博の声です。

ハスキー
そんな、存在する単語では表せない。
優しさと湿っぽさと暖かさが混在する秦基博の声。
聴いてると涙が出てしまいます。

秦基博がわたしの右耳でなにか話したら、

それは、わたしの理性の崩壊です。

そんな日が来たら、、、


あな、恐ろしや。



そんな雑記でした。

馬鹿な女になる 馬鹿な女を否定するわたしが馬鹿です

馬鹿な女になる 馬鹿な女を否定するわたしが馬鹿です

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-05

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