日記

前に進みたいわけでもない
構わず壁は迫る
四方八方
閉じ込められてはいけない
そんな人たちを見てきたから

けれど惰性
自分に自分の足をとられる
大人たちはそいつを殺せと言うが
殺す者も自分
殺される者もまた自分
そいつを殺してはいけない
そんな人たちを見てきたから

過去に散らばる箱たちに
何を思えば価値を得られるか
優しくなろうとしてみるが
それが資本になるわけでもない
箱を増やすだけ増やして
それらを積み重ねてここまで来た

何処にも届きはしない
「ごめんなさい」を言うべきか
それもまた自己満足
自己完結の箱
性懲りもなく
後ろに見える景色を歩いていただけ

それでも僕は変わってきた
それでも僕は進んできた
それだけで構わないはずもない
愛を求めてみればいいか
それも愛故に求められず

このまま
流れるように消えるに違いない
この詩も
不安も
僕の命も

日記

ありがとうございました。

日記

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-07-03

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