幸せな時間をありがとう。

幸せな時間をありがとう。


私はあなたに感謝しています。



この話は私の実体験です。

出会い


20xx年6月22日、私たちは出会った。


私たちの出会いは 今、誰もがやっている「 ブログ 」。


この日、私のブログにあなたから お友達申請 があった。


この申請に私は 申請許可 をした。


その日から 伝言板 で絡むようになった。



これが私たちの出会い。

電話


その日から、何度か伝言板で会話をしていた。


そんなある日、彼に「電話してみる?」と言われた。

いきなりのことで正直戸惑ったが、私は「いいよ~^^」といった。


「じゃあ、番号教えるからかけてきて^^」と言われ掛けてみた。


「070-xxxx-xxxx と! よし!発信!」



_______プ、プ、プ、プ、プルルルル、プルルルル・・・・



「・・・はい」


あ、やっべ出た!どうしよ~ なんか怖そう~

とりあえずなんか言っとこ!!


「・・あ・、どうも・・・・」


「あ!もしもし?はじめまして^^」


案外優しそうな人だった!!

電話 2


「あ、もしもし はじめまして」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


う、沈黙・・・

何も話題がなあああああああああああああい!!

う~~~~~~~~~~~ん


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


あ、やっべ~ こっちも黙っちゃった・・・



「・・ぷっ!あははははははははhhhh」


・・・・・・・・・・えっ!?


「今何年生?」   「あ、高1です。」   「じゃあ後輩だ!!」  「何年生なんです?」  「ん?あ、俺高3」


・・・・・ってきな話をして一日の会話は終わった。

毎日、毎日・・・


その日以来 毎日毎日 電話がかかってくる・・・


激しい時なんて、一日に9時間も話したwww


でも、そんな毎日が楽しかった。



電話を切るとき   「じゃあまた明日^^」  と言ってきる。


電話が切れた後  また明日も掛ってくるんだ  と幸せな気持ちになる


毎日、学校から帰ってずーーっと電話とにらめっこ。


もうこの時からかな・・・あなたを 好きになり始めたのは・・・


 

やっと気づいたのに・・


毎日、毎日、電話していくうちに「好き」という気持ちが強くなる・・・


おかしいかな・・・ 実際に会ったこともない人のことを好きになるのって・・・

でも、私はそんなの気にならない。



もう電話にも慣れたころ 私の短期留学が決まった・・・

期間は6カ月・・場所はカナダ・・・ 日本とカナダ・・遠すぎる・・



やっと自分の気持ちに気づいたのに留学・・

たった6か月 片思いの私にはとても長い・・・


もちろんカナダに行くと電話なんかとてもじゃないけどできない。


そのことを、あなたにいうと


「すごいが!!がんばってきな!!」と言われた。



私はあなたと電話できなくて淋しいよ?声が聞けなくて辛いよ・・




私の気持ちを知らないあなたにはわからないか。





いよいよカナダに出発の日。


自分の気持ちを伝えつけばよかったと思ってももう遅い・・・


時間は進んでいるんだ。

留学生活



私の留学生活はとても充実していた。


なんだか自分のなかの国境がなくなったかんじ!!


でも、留学中もあなたのことを忘れた日はなかったよ・・・・



たまに使わせてもらえるパソコンでみんなのブログみたりした。


真っ先にみたブログはもちろんあなたの・・・



記事を見る限りあなたは楽しそうだった



そんな毎日を送っていると いつの間にかもう6ヵ月が過ぎていた。




あしたは、日本に帰れる日!!




私は楽しみで仕方がなかった。











ナノニ・・・ナンデ・・・?

期待



長い時間をかけて日本に帰った。長い旅だったな・・うん。



日本に帰ってきた次の日、私はあなたにメールした。



あなたからの返事は



おぉ~お帰り^^

明日また、電話していい? 

ちょっと話したいことがあるから^^



え?それって・・・期待していいの??


現実はそんなに   








アマクナカッタ・・・

ナンデ・・・?





♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



あ、電話だ!! 私は携帯に飛びつくように電話にでた。


「もしもし?」


「あ、もしもし? おかえり~」


あなたのテンショが高い。いい話なのかな?




キタイシテモイイノ・・・・・




「あ、話あるんだよね?」待ち切れずに聞いた。




「あ~そうそう! えっとなぁ、俺・・・・・」


話は確かにうれしい話だった。でも・・・・


「俺、彼女できたんよ^^」










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エ?





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナンデ・・・・?




その話は私にとってではなく、あなたにとってうれしい話だった。

そんな楽しそうに・・


その電話は、ずっと あなたたちの話だった。

出会いとか性格の話とか彼女は、私と同じ高1だとか・・。



その話を聞いていると胸がちぎれそうだった。



お願いだからそんなに楽しそうに話さないで・・・



こんなことになるなら、ちゃんと気持ちを伝えとけばよかった・・・・



イマ、コウカイシテモオソイ・・・

ありがとう



卑怯だと思ったけど気持ちを伝えた。




「ずっと前から好きでした」



そう言ってから電話を一方的に切った。


ああ、もうこの関係が終わった・・・・・・・







そう、もうオワッタ・・・・・・・・・・・




好きにならしてくれてありがとう。

そして幸せな時間をありがとう。





お幸せに・・・

幸せな時間をありがとう。


本当に、幸せな時間をありがとう。 


私は今でもあなたを想っています。



もし今片思いの人がいるならちゃんと気持ちと伝えてください。


わたしみたいになるかもしれませんよ・・

幸せな時間をありがとう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


この小説は実話をもとに書かしてもらいました。

幸せな時間をありがとう。

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2011-12-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 出会い
  2. 電話
  3. 電話 2
  4. 毎日、毎日・・・
  5. やっと気づいたのに・・
  6. 留学生活
  7. 期待
  8. ナンデ・・・?
  9. そんな楽しそうに・・
  10. ありがとう
  11. 幸せな時間をありがとう。