暗闇の中の少女

はじめまして、miniminiです。
今回の作品はとある少女によって、少女の中の空想の世界へと行き冒険する物語です。
少女の復讐が、きっかけとなり、主人公の斗真君が頑張ってしまう?作品にしようとしています。
良ければ、みてください。

プロローグ

誰かと一緒に笑いあって学校に行きたい。これが、今の私の夢。
病室で横たわる私は、いつも、眩しいみんなの笑顔に憎しみを描いていた。
まさしく、私の中の心は暗闇の中にいる少女の感覚だった。
両親は5年前に事故死、いつも病室に来てくれるのは、幼馴染の梁間 希代 御代田 梨々花、豊田 斗真。
彼女たちは、毎日と言って良い程来てくれる。
彼女らがいるとすごく楽しい気分になるのだ。
でもそれは、長く続く事では無かった。
希代は友達と遊ぶようになり、梨々花は彼氏が出来て唯一変わらずに来てくれたのは、斗真一人だった。
私は、斗真と過ごすことは好きだった。だけど二人が来ないと会話が続かない感じがするのだった。
そして、斗真も来なくなった。最後に斗真が病室に来たとき彼は、何か言おうとしていたが何だったのだろうか…
私には、その事を考える暇がなかった。
手術をしなければ、助からない命だと言われたからだ。
私は、死ぬ前に一度やろうと思っていたことを実行した。
私の頭の中で考えたものを実現させようとすること。
私は、早速その中に逃げ込んだのだ。
私の精神世界…
スタートと場所は、私がみんなに対して抱いている感情の様に…
暗闇の中の世界
そこを抜けると、小さな粒たちが何億も集まっている場所にたどり着く…
星々の空間
そこには、気高くも仲間を守る強気持ち主がいる。いわば、番人。倒さない限り、その先に進むこともできない。
進んだ先に待つのは、大きなビルが沢山ある街。
生命の休憩場
町の中には、遊園地やショップ、ホテルと言ったあらゆるものが売っている。
それをこえた先に、何も受け入れたくない感情を持つ人々が来る…
無の世界
その扉を抜けた先に暗闇の中の少女が生まれた場所
永遠の塔
私は、それを想像して創造した。
そして、私は復讐を果たす。この世界の人々に…この自分の体に…

第一章復讐part1

病院の医師からの電話…俺は、それを聞いてから急いでこの病院にやって来た。
幼馴染の前橋 美由紀がいなくなったらしい。病院の器具と共に…
どこを探しても見つからない。二人にも電話してみたが、繋がらない。
「美由紀…!どうか…無事で頼む!」
俺は、その後も探し続けていた。すべて探し終わった頃、街の様子に異変を感じた。
いつもなら、人が多くいる場所も今日はやけに、静かだ。
まるで、街に人がいない感じがした。
いきなり電話がかかってきた。梨々花だ。
出るといきなり、
「斗真?彼氏が、いきなり消えた。周りに誰もいなくて…斗真どこにいる?」
「美由紀の病院前…」
「いまから、そっちに行くからいなくならないで。」
不安を抱えながら、梨々花が電話を切ったのが分かった。
電話が切れて1時間が経過した。
梨々花が来た。
と同時に希代から電話が来た。
「美由紀の病院の前にいるだけど、二人ともどこにいる?」
「同じとこにいる。」
「あのさ…人が消えたよね。うちら以外消えてる感じがする。でもその代わりに大量のお金が私の中にあったの。」
「あぁ。梨々花も同じこと言っていた。」
「まぁ。詳しいことはそっちに行ってからにするわ!」
三人ともすぐに合流が出来た。何かの陰謀だったら、慎重に進まなければならない。
俺は、そう思って二人にショップに行くことを提案した。
まだこの時、この陰謀が俺たちを大きな渦に巻き込んでいくのを今の俺たちは知る由もなかった。

第三章 彼女の思いと決意

一方その頃…

「あぁ。やっぱりみんな来ちゃったなぁ。来ないほうが身のためだったかもしれないのに…でも、楽しみだなぁようやく私もみんなと遊べるもの。早く来てね私の王子様たち。」

斗真は、背中にぞわぞわっと寒気が走るのを感じた。
「どうしたの?」
りりかが顔を覗く。
「なんでもねぇ…」
うつむいてしまう俺は、彼女たちに不安を与えてしまっただけなのかもしれない…
それでも俺は、何故か嫌な予感がすると思ってしまったのだ。
そして、それは決して気づいてはいけないことだったかもしれない。
こんな事を気づいてしまった俺もバカだったのかもしれない…
ずっと考え込む俺に二人は、「大丈夫?」っと心配していた…

俺は、沈黙を保っていたが…二人にも話す決意をした。

暗闇の中の少女

見て下さった、方々どうもありがとうございます。
今後も、作品を載せたりしたいと思っています。
また、見てください。

暗闇の中の少女

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-06-11

Copyrighted
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Copyrighted
  1. プロローグ
  2. 第一章復讐part1
  3. 第三章 彼女の思いと決意