アイロニー

太陽に焦がれて
光に焦がれて
身を焼かれる君
伝わるアイロニー
眩しすぎて
輝きすぎて
ちゃんと見れないな
見つめられないな

それでも君は見上げてる
見上げているだけで
僕と生きている
離れていってもいいのに
妥協と惰性の水ぶくれ
潰してくれても構わないのに
それでも君は見上げてる

弱い君が好きだ
僕のため
弱く居てくれる君が好きだ
だってこんなにも安心出来るから
君の幸せを祈っている僕なのに

僕の喉からも
溢れ始めるアイロニー

アイロニー

ありがとうございました。

アイロニー

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-06-09

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