あの約束は・・・?

あの約束は・・・?
ついに7話目に突破!
今回のお話は夏休み直前の日の終業式のお話である。
どうぞ見てください!
7話目なので1~6話を見てない方はどうぞ見てください!

あの約束は・・・?
『第七話』


校長「えぇー、明日から夏休みとなりました。そこで・・・・」

珠樹(あぁー、腰痛いー。暑いぃー。眠い。校長の顔がぼんやりしてて分からんし。)
さて、私は何処にいるのでしょう。

全校生徒が体育館のステージの前に1~3年がならんでいる。
体育館の半分ちょっとは埋まれているだろう。
私はこのなかにはいないのだ。
実はと言うと、この全校生徒の後ろに座っているのだ。
一見、この話を聞くと、調子が悪く見えそうだが、そうではない。
私は吹奏楽部の一員と一緒にいるのだ。

部長「校長、何いっとるか聞えん!!」
副部長「分かるぅー。ちゃんと喋ってほしい。」

私は先輩たちの小声が聞えた。
確かに校長先生が何をいっているのか分からん。
私は先輩たちの後ろに座っていた。

あ、言い忘れた。
なぜこんなところにいるかというと、
校長先生の話が終わったら私達は全校生徒の前で演奏するのだ。
その内容はのちほど・・・・。

先生「校長先生、ありがとうございました。
   さて、次は吹奏楽部の発表です。
   全校生徒はイッセイに後ろを向いてください。」

部長「起立!」
私達、吹奏楽部は部長の合図とともに立った。
先生「吹奏楽部は明日、コンクールに出ます。
   その前に毎年行っているように、全校生徒に見せてから
   コンクールへと行きます。
   皆さん静かに聞いてあげましょう。
   それでは吹奏楽部の皆さんお願いします!」

部長がにっこりの笑顔をむけてから、指揮を振った。
珠樹(よし!頑張るぞ!)


~~~♪



パチパチパチ。

珠樹(あぁー、終わった。めっちゃ緊張した。足痛いー)
演奏が終わった。私がいる位置の列のみんなは立って演奏をしていたのだ。
見えないそうなので立ったと言うことです((笑
失敗は自分ではなかったと思ったから大丈夫だ。

先生「ありがとうございました。
   吹奏楽部は明日●●会場にて、演奏をします。
   お暇がある人はどうぞ、応援に行ってあげてください。」

珠樹(急げ!急げ!やばい!)
私は演奏が終わった後急いだ。
それは吹奏楽部が終わった後の作文発表があるからだ。
私は、『山王祭』のあとのゴミ片づけのボランティアに出た。
片づけっていっても、ゴミ拾いだけだ。
それをテーマに作文を作ったのだ。
この発表は2回目だ。
1回目は駅前の方にある小さいホールで発表した。
その時はめっちゃ緊張して手元ばっかりみそうだったけど
なんとか、あんまし見ずに喋る事が出来ました((笑
その頑張りで3000円の図書カードがもらえました((笑

今日は、それを全校生徒の前で発表するのだ。
珠樹(ヤバい。息切れが。。。手汗が!)
私は凄く緊張していた。
間違えないだろうか、優人が見ているし。。。
いろいろな事で緊張していたが。。。


それは終わった。勝手に言葉がでてきて、一瞬で終わったかのように終わりました。
なんとか、終わり、自分の席についた瞬間。
友達B「上手かったよ((笑」
珠樹「サンキュ☆」

優人は・・・。
前を向いていた。
眠そうな顔をしながら((笑
まぁ、あの人はこーいうのに弱いからね・・(-_-;)


通知表をもらい、宿題ももらい、明日から夏休みが始まる!

嬉しいと思いたいが嬉しくない。

だって、優人とは会える日が少なくなるし、部活だって土日意外にいつもあるし。。。
めんどくさい。
いやだぁあぁぁぁ!

小学校の時は優人は沢山私の家にきて、Wiiであそんでたけど・・・・。
もう、優人も部活が毎日あるし(~_~;)
ぶぅーーーー!

ま、夏休みには、出身小学校でやっている夏祭りと!
花火大会があるからねっ!
その時にでも誘う!

一緒に行けたらいいなぁ~♪

あの約束は・・・?

あの約束は・・・?

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-12-18

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