武闘
自己満小説といわれても仕方がないような作品です。
プロロ-グ
「助けてください」
こんなせりふから始まったのには理由が・・
あるわけない
あったらぜひとも教えてほしいものだ
場所は知るわけない。
声の主の顔はみえない。
「お願いです、助けてください」
女の声だ。しかも若い。
「目を開けてください」
いったい何から助ければいいのやら
とりあえず目を開けてみた
「うっ。」
目を開けてみたら目の前つまり腹の部分に
女は座っていた。
「よかったおきてくれた。おねがいです助けてください」
「いったいなにから?」
「・・・・それは・・」
そういう間に女の後ろに黒い服を着た男がいる
「要するにあいつらからね」
これでも俺はちょっと腕っぷしには自信があるほうだ
「気をつけてください」
一気に周りを囲まれた。相手は3人
覆面のようなものをしていて顔はわからない
まず一人が突っ込んできた。素手だ。
「まず一人だ!!」
顔面にきれいに一発入った
残りの二人が女を連れて行った
必死で追いかける.
しかし追いつけない
「はぁはぁ」
「くそ~」
急に肩をたたかれた。
びっくりして後ろを振り返ると
急に殴られ気を失った・・・
自己紹介をしよう
「起きらんかばか者!!」
言葉と同時にげんこつがきた
「いっった」
ここは道場だ。
この声は
「ジジイ!!」
「じいちゃんに向かってジジイとは何じゃ」
もう一発げんこつがきた。
こんどもあたった
「うっせてか人が寝てるときに殴るな」
「はぁ~お前の父ちゃんはそれはすごいやつだったがな」
父ちゃんは3年前に他界した。今ではこのじいちゃんが面倒を見てくれている
「お兄ちゃん喧嘩はだめ!おじいちゃんも」
この子は千鶴ちゃん7歳
じいちゃんの孫つまり俺の妹になるわけだが
おれはこの家の子じゃない元は親父の修行の場だったが
親父が死んだので面倒を見てもらっている
遅かったが自己紹介をしよう
俺は 新橋雄人
年齢 14歳ちなみに今日が誕生日
身長 クラスで並ぶと後ろのほう
体重 人並み
部活 帰宅部
特技 無駄に喧嘩が強い(ある能力がある)
得意スポーツ 全部
「雄人今日は試験じゃ6時までには帰って来いよ」
「わかってるよ」
試験というのはあまりいえないが
学校のテストじゃない
じいちゃんがやっているものだ
どうやら大事なものを守るためにやるためにやるらしい
内容は様々だが
前々回は50m走だったり
前回は殺し合いの収束だったりとさまざまだった
毎回誕生日にやっている。
どうやら千鶴ちゃんもやっているようだが
部活に入らないのはこのためだ
何でもできるこっちゃできる
だが勧誘がめんどくさいからわざと下手なふりをしている
「おはよう」
今日は9/15金曜日だ
「無視しないでよー」
こいつは高山。なんやかんやで一番の親友だったりする
「おはよう」
「あそっか今日は誕生日だもんね」
同じことが行われているらしい
「おはよう」
このハスキーな声は・・・
「おはようございます朱莉センパイ」
朱莉センパイは当然試験のことは知らない
朱莉センパイには伝えてわいけないそんな気がするのだ
「センパイおれには~」
「おはよう」
高山は先輩のことが好きらしい
まあ確かに学園のマドンナといわれるぐらいだが
おれにはどこがかわいいのかわからない
センパイだけじゃないのだが
俺はおんなと言うものに興味がない
だからといっても男にも興味がない
「朱莉センパイ今日は生徒会はないんですか?」
そうセンパイは生徒会であり
その長でもあるのだが、なぜこの人がと思うがあまり口にはしない
「じゃあね雄人くん 高山さん」
「さようなら~」
「てかなんでお前だけくん付けなの?」
「しらね」
数メートル先には数人の制服姿が見える
遠いわけではないのだが朝が早いのだ
「さむっ、暖めてー」
「離れないと殴る」
そういってグーを見せる
すぐ離れるが殴る
「いっていいじゃねーかよぅ」
まぁ確かに今日が寒いのは仕方がない何せ雪が降っているからな
今日の授業は・・と考えながら高山の話を聞き流す
「おはよう」
女の声なのだがこの低い声は
「おはよう詩織」
「おはよう詩織ちゃん」
「まったくチャン付けはやめてくださいといってるのに」
「まぁまぁいいじゃん」
詩織は後輩なのだがあることがあって仲良くなった
「急ぎますから」
走り去っていく詩織にゆっくり歩いていく俺たち
このときまではまだこんな日々が続くと思っていた。
中盤
数日後、学校に着くと先生が入ってきて
「ハーイ席につけ
新橋早く席に着け」
「へ~い」
「残念なお知らせだ」
先生の顔が真剣になる。
ついでに俺の顔もwww
「高山が事故に巻き込まれた・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・うそだろ
「おいうそだろ先生」単純だろwww
昨日はあいつの誕生日、つまり試験の日
先生には伝えてないが何かに巻き込まれたことは間違いない
帰りによってみるか、そんな日の授業は集中できない
~~~~放課後~~~~
奴の道場に行ってみると
燃え更地になっていた。
場所を何度も確認してみるが奴の家だ。
「千鶴ちゃん!!」
千鶴ちゃんが奴の家を挟んで反対側に花束を持って立っていた
彼女はなぜ奴の家を知っていたのか。彼女はなぜ花束を持っていたのか。
千鶴ちゃんに問おうとしたらこちらに気づき走り始めた。
まるで死人にでもあったように・・・
家に帰ると道場はなく高山の家のように燃え更地になっていた
「ジジイ!!千鶴!!」
探しても焦げ臭いにおいがするだけだった
それが俺の周りで起き始めた変化だった
いや気づいていなかったのかもしれない
これから起こることの恐ろしさを・・・
勧誘
学校が終わり寄り道をせず帰っていると
?「よっ」
そこにはまだ病人のような恰好をした高山の姿があった。
俺「まじか退院か?」
高「いいやぁ、全治三か月の怪我が一日で治る分けねえだろ」0
俺「全身打撲にやけど体の三十%て三か月で治るの!?ww」
俺でもそんな早くはないはず・・・
高「まぁ男の子だから傷跡残ってもいいしねぇ」
俺「いやいやそれにしても早すぎ!!」
高「そんなことはおいといてさ病院抜け出してきたのはお前に話があるんだ」
俺「?」(おいとけねえよ)
高「おまえうちのチームにこない?」
「は?チームって何?」
「いやだから」
「道場は?」
「お前も見ただろ燃やされたんだよ!!」
「だーからおれだってこんな敵討ちみたいなことしたくないの!」
「今回の怪我の原因は試験なんだが」
武闘