もうすぐ何もなくなる
私の目の前を通り過ぎるあなた。
全く私に気づいていない。
夏から秋に変わるこの季節
少し冷たい雨が降り注いでいます
あれだけ愛し合っていたのに
もう、忘れてしまったのですね
もう、二度と見つめ合うことなどないのでしょうか
もう二度とその肩に触れることは許されないのでしょうか
新しい季節を迎えないでいる私は
日焼けのあとを、貴方との思い出を消したくないと思ってます
でも、一日一日と肌は元の色に戻り、貴方の顔も声も忘れて行きます
そして、いつかなにかも無くなってしまうのでしょうね
この気持ちも、私そのものも
もうすぐ何もなくなる