目に見える真実
記憶
暗い・・暗い・・ここはどこなんだろう。目をつぶっているのか。それとも目が開いていて暗いのか。においは臭い。どぶ川のゴミ捨て場の臭いだ。嗅覚がおかしいのかもわからない。
今度は体がが痛くなってきた。右手 左手 足 すこし頭痛もする。
そうか、俺は今横になっているのか病院かここは。でも何かが違う。仰向けになって寝ていたのか。ゆっくりと目を開いてみる。
目をつぶってたいたことが脳に認識できた瞬間だった。見上げた高い天井には5ミリくらいの小さな赤い光が光っていた。天井の高さは5メートルくらいか・・〔あれはなんだ〕体を動かそうとすると激痛が走る。手は足は、首は
〔よし痛いがうごく〕骨もおれてはいないようだ。
目が徐々になれてきた。あの赤い光は・・・・・〔カメラか〕俺は監視されているのかしかしいったいなぜ?
ここはどこだ?今は何月だ?朝なのか?夜なのか?そして俺は、何者なんだ・・
わからないことだらけだが。自分の性別は男だとはわかった。自分のことを無意識に〔俺〕と何度も心で言っている自分にきがついた。
目に見える真実