目に見える真実

記憶

暗い・・暗い・・ここはどこなんだろう。目をつぶっているのか。それとも目が開いていて暗いのか。においは臭い。どぶ川のゴミ捨て場の臭いだ。嗅覚がおかしいのかもわからない。
今度は体がが痛くなってきた。右手 左手 足 すこし頭痛もする。
 そうか、俺は今横になっているのか病院かここは。でも何かが違う。仰向けになって寝ていたのか。ゆっくりと目を開いてみる。
目をつぶってたいたことが脳に認識できた瞬間だった。見上げた高い天井には5ミリくらいの小さな赤い光が光っていた。天井の高さは5メートルくらいか・・〔あれはなんだ〕体を動かそうとすると激痛が走る。手は足は、首は
〔よし痛いがうごく〕骨もおれてはいないようだ。
 目が徐々になれてきた。あの赤い光は・・・・・〔カメラか〕俺は監視されているのかしかしいったいなぜ?
ここはどこだ?今は何月だ?朝なのか?夜なのか?そして俺は、何者なんだ・・
 わからないことだらけだが。自分の性別は男だとはわかった。自分のことを無意識に〔俺〕と何度も心で言っている自分にきがついた。

目に見える真実

目に見える真実

  • 小説
  • 掌編
  • 成人向け
  • 強い暴力的表現
  • 強い性的表現
  • 強い反社会的表現
  • 強い言語・思想的表現
更新日
登録日
2014-06-02

Copyrighted
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