repeat

初の現代(?)転生です。

(わりと短い……)

「姐さんっ危ねぇっ!!」

「っ?!」

ドーンッ

男が構えていた銃から鉄の塊が飛び、女を守る様にたっていた男の胸を貫通した。

「っ?!」

銃声は、建物中に響いて消えた。

「貴様は……関係のない者迄殺せと命令されたのか?」

男は、黙る。

「あの人は、そんなこと望まないのをあたしは知ってる!!」

男は黙っている。

「あの人を守るだ?!じゃあ悲しませんなよ!!確かにあの人をあたしは裏切ったさ!!

けどな、だからと言って!!あの人をこれ以上悲しませたくねぇっ!!命だって狙わねぇ!!

……大事な人の、大切な人を殺すなんてテメェのようなクズじゃあねぇんだよ!!!」

あたしは男に飛びかかる。

「だがっ仲間の敵は取らせて貰うっ!!」

そう、叫ぶと同時に男の首は、胴から離れた。



そこで、前回のあたしの記憶は終わっている。


「はぁ。」

今度の新しい世界は前と違う。

とても平和な世界。

前回と同じ日本とは思えない位平和な。

「月華っ!」

「!」

同じクラスの宮野だ。

「はよ。」

「おはよ。」

宮野は、前回の世界で仲間だった。

一番近くにいてくれた仲間。

だから、また宮野が居なくなってしまうんじゃないかとか思ってしまう。

情けない話、前の世界でも宮野に惚れていたのだ。

だからこそ、やはり心配なのだ。

また、あの時のような事が起きたら…

きっと、あたしはまた同じことを繰り返す。

高校になるまでの記憶は曖昧で、今までの世界の記憶が出てくる。

そして高校で宮野を失う。

そしてそこで記憶は終わってしまう。

これを永遠と繰り返す。

それが、あたしの運命?

そうなの?神よ。

誰か教えて。



あたしの、運命を…………

repeat

初めての現在物?を書きました。

やっぱり、いつものでないと描きにくいっ!!!

特に面白いのかよくわからなくなっています。

がまんして読んで頂いた方々には、なんとお礼したら良いものか……

本当にありがとうございました。

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転生話しです。

  • 小説
  • 掌編
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-12-17

CC BY
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