世界設定妄想記 01 プロローグ

はるか昔、人間は多様な種族と共生していた。妖精、竜族、巨人族、エルフとゴブリン、そして天使と悪魔達。その時代は華々しく栄え、剣と魔法による一大文明を作り上げた。しかし時は流れ、幾度か繰り返される戦争によってその時代は亡んでいった。
予言者は言う「今より400年の後に、二つの星が降りてくる。一つは凶星(まがぼし)、この世の大地を血で赤く染める。もう一つは輝星(てるぼし)、穢れた大地を浄化し平和をもたらす。再び世界に平和が訪れる間際に、この二つの星が最後の決戦を繰り広げる。この闘いが決着した時より1000年の間、真に平和な時代が世を満たすだろう。」

そして今まさに、この二つの使命を受けた星が、降りようとしていた。

世界設定妄想記 01 プロローグ

世界設定妄想記 01 プロローグ

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-05-31

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