5.25
5.25 1を読んで頂けた皆さん!
続きが書けましたので、宜しければ見てやってくださいm(_ _)m
5.25 2
―前回―
一面砂漠の中を、裸足で歩いている少年。
そこへ偶然、なのだろうか。
男が一人、通りかかったのだ。
少年はもう意識を失いかけており、男が少年をラクダに乗せ、街まで行った。
だが、街の外れの学校のようなところへと男は連れて行った。
第一話end
第二話
「おい、美弥子!ちょっと頼まれてくれねーか?」
美弥子、と呼ばれたその女は、この学校の保険医をしている。
「なによー、人のこと呼び捨てにしておいて。頼まれるって何を・・・」
言いかけて、止まった。
血はもう止まっているが、黒く変色している。
そんな少年の体を見て、鋭い目つきになった。
「そこのベットに寝かせて。」
暴れまくる体力もなく、ぐったりとしていたが、
消毒が余程、染みたのだろう。
声にならない声をあげ、終わる頃には息遣いが荒くなっていた。
「これでよし。ひとまず安静にして、栄養のあるものを食べること!」
そう言うと同時に、少年のお腹がなった。
「この子のこと、詳しくは聞かないであげるけど・・・。これからどうするつもり?」
「俺が育てる。」
迷わず、そう答えた。
「あんたなんかが一人で育てられるわけ無いじゃない!!
簡単に言ってるけど、子供育てるのにどれだけのお金と労力がいると思っているの?!」
男は考えた。
確かに、子供を育てるのは簡単じゃない。
だが、子供は大人に頼るのは当たり前だ。
大人の俺がしっかりしてやらないと、この子はどうなる?
そう考えただけで、怖くなった。
「それに・・・。」
「?」
長い沈黙の後、美弥子がぼそっと言った独り言が気になって頭から離れない。
「この子の腕についているこの紋章、どこかで見たことがある・・・ような・・・、いえ、何でもないわ。」
とりあえず、俺のうちへ来るか。お腹すいただろ、ご飯食おうか。
少年は、男と二人暮らしの生活が始まった。
To Be Continued...
5.25
少年と男のふたりの生活。
話が長くなると思い、一旦ここで切らせてもらいました。
短くなってしまった第二話ですが、次は長くなると思うので楽しみにしていてください!
男がまさか、仲間とは。
悪者にしようとも考えていたのですが、話がまとまらないな、と思い父親的存在にしました。
第三話に向けてこれから書いていきますので、
どうぞ続きも読んでやって下さい(´∀`)