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 補完、それに必要なスキル

言語を文字にする教養こそ私に必要な能力だったので
それを既に手にしているという事実
それはとても喜ばしいものであった



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頬擦りしたいあなたのその柔らかな腹部に顔をうずめて頬擦りしたいそれであなたの匂いを肺いっぱいに吸い込んで肩や腕の肉を噛みたいの
がぶがぶ
それはとても心愉しいひととき



 動悸

止まらないんだ
むしろ烈しくなってゆく
内側で声が聞こえる五月蠅く叫んでいる
私はその音に耳をすます
いや
頭で聞いているのだ。耳ではない
じっと、聞いている
その他器官からの情報はすべて
シャットアウトして
私はその音だけをただ
捉えようとする



 うっくつ

うっくつしたこの心情を
画面に打ち込もうにも
予測変換の馬鹿さには呆れるばかりだ
私は何が打ちたかったのか
いや、もはやどんな心持ちだったのかさえ
忘れてしまった

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-05-24

Copyrighted
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