GIRL MEETS A GIRL 4


母の話をする約束でしたね。
ここは身内の話しなので、かしこまらずにします。

【母/40歳の頃】

私が、レズビアンになった理由のひとつが、母の存在だったと、前に言いました。

これは、母親も、レズビアンだからということではありません。私は、母をずっとストレートだと思っていました。ある夜の出来事を知るまでは、です。

母は、けっして美人ではありません。
でも『母のようになりたい』という、憧れが私にはありました。

私も母のように・・そう思ったのは、小学6年生の時です。
きっかけは・・話す事がとても恥ずかしいのですが・・。

えっ、ムリに話さなくともいい、ですか?
いいえ、お話します。

私のビアンとしての原点だと思うので、話します。

父と母のセックスを見たことがきっかけです。
前にも、お話ししたように、両親は、教師でした。

母は、小学校。父は、中学の国語の教師でした。
私が小学校の頃、教職は「聖職」などとも言われ、現実世界とは別のモラルを求められていました。

その反動かもしれませんが、自宅での、特にプライベートな部分ではかなり奔放だったと思います。

つまり、私が目撃していた両親のセックスは、大胆でした。もちろん、小学生に奔放とか、大胆という感想はありません。
ずっと大人になってからの感想です。

雰囲気、ですか?
両親の雰囲気を、もう少し詳しく知りたいのですね。

両親ともに、教師ですから、イメージとしてはそのまま「学校の先生」です。
謙虚に、おだやかに。声を荒げる事も、人の悪口を言う事もありませんでした。

何となくわかりますか?

当時、私は、両親と一緒の部屋に寝ていました。
ある晩のことです。

梅雨が近い、少し蒸し暑い夜でした。
私は、囁くような話し声で目が覚めました。

私は、枕に頭をつけたまま、隣で寝ている両親を見ました。
隣は母のはずですが、母の寝床は、空でした。

掛け蒲団が半分ほど捲られています。
母の隣に、父も寝ているはずですが、その蒲団にも、父の姿がありませんでした。

では、囁くような声はどこから・・と思い、少しだけ頭を上げて、部屋の隅に目を凝らしました。

居間に蒲団を敷き、寝室にしているだけなので、部屋の広さは12畳ぐらいあったと思います。

母と父の夜具の向こうに側に、屏風が立てられています。
声の元は、その屏風の陰から、出ているようです。

部屋の灯りは落とされていますが、屏風の内側にスタンドが点されているらしく、屏風のシルエットがぼんやりと見えました。

数多くの子供が、同じような経験をしていると思います。
そして、大多数の子供は、寝たふり、もしくは状況がつかめずに、再び目を閉じているのではないでしょうか。

中には、ある程度状況を把握しても、「何となく、見ちゃ行けないと思った」ようです。

しかし、私は、違っていました。
私は、蒲団から抜け出して、その屏風の陰に、近づいたのです。

母と父の声の理由は、すぐにわかりました。
でも、私は、具体的な、二人の姿が見たかったのです。

屏風越し聞こえる父の声は、優しい囁き声です。
それに応える、母の声も、当時の私には聞いたことのないトーンでした。

時折、母の息づかいが会話の中に入ります。
母音を主にした、長く続く音声が漏れて聞こえます。

私の心臓は、鎖骨の下に移動したのかと思えるほど、激しく脈打っています。

「・・かあさん、いいのか・・?」
「・・アッ・・おとうさん・・いい、いいですよ・・アッん・・そこ・・」

私は、両親の声の方向とスタンドの灯りから考え、二人の足下に移動しました。
屏風に触れないように、細心の注意も払いました。

屏風の縁から、私は内側を窺いました。
畳の上に、厚地の毛布が敷かれていました。

最初に、目に入ったのは母の素足と、父の背中です。

毛布の上に、母が仰向けになっています。
母の頭の近くに、スタンドが置かれていました。

仰向けなっている母の太ももは、父の手で広げられ、その間に、父の背中と後頭部が見えました。

父の背中越しから見える母の表情は、痛みを耐えるような、表情をしています。
目は、閉じられています。唇を、強く結んでいます。

父の行為がもたらす淫らな音が聞こえます。それに合わせるかのよう、母の、やはり淫らなうめき声が唇の間から漏れてきます。

その光景は今でも、思い出す事が出来ます。当時の私には理解できない行為でしたが、今の私には、とてもよく理解できます。

父は、口唇で母の淫部を、責めていたのです。父の頭部が上下に動くのは、母の淫部をその動きで愛撫しています。

母の太ももを抱えていた左手が、淫部に差し込まれました。
父は、淫核を舐めながら、指で淫膣をクチュクチュを音が出るほど弄り始めました。

「ああぁん・・おとうさん・・それ・・いいわ・・気持ちいいの・・」
母が、訴える快感の言葉に、私はとても興奮しました。

「・・おとうさん・・もっと・・して・・」
しばらく、そのカタチが続きました。
母の両手が、父の頭に伸ばされ、父を引き寄せるような仕草を見せました。

父が、母の股間から顔を上げ、カラダを上に移動させます。
母と父は、キスをしています。

母の両手はしっかりと父の背中に廻され、背中をさするように動いています。

父が母に囁きました。
母が、うなずいています。

父が身を起こし、立て膝になりました、母も、仰向けから身を起こし、父の前にお尻を向けて四つん這いになりました。

父は、突き出された母の大きなお尻を両手で掴み、双尻を開くようにしました。
母のお尻と、その真ん中にある淫靡な割れ目が、見えました。

「・・おとうさん・・はやく・・」
毛布の縁を両手で握り、母が哀願するように言います。

父が母の腰に手を置き、下半身を近づけます。
父の手が母の尻肉を掴みます。

母が、短くうめき声を上げます。父の淫棒が、母の淫部に納められました。
父が、母の尻に腰を打ちつけ始めました。

父の腰が母の尻肉に当たり、小さなかしわ手のような音がします。
母は、頭を下げ、父の動きにカラダを揺すっていました。

その時、母が、顔を上げました。私は、驚きました。
母の枕元に鏡台が置かれていたのです。

ずっと、二人の動きをだけを見ていたので、その鏡台に気づきませんでした。
父と母は、自分たちの行為を鏡に映していたのです。

鏡台に、母の顔が浮かんでいます。
鏡の中に、母の正面からの顔が見えました。

母の表情は、先程の痛みに耐えるような歪んだ表情から、甘美な恍惚とした表情に変わっていました。

美しい、と私は思いました。

私は、母が羨ましく思えました。
『あんなに、綺麗な顔をしている』

普段は優しそうな顔の母が、淫蕩な性の虜になった顔をしている。

もちろん、その時その場では、私はただただ、見つめるだけでした。

いま、こうしてお話した印象は、大人になり、思い返してからのものです。
父の愛撫(セックス)で、こんなにも美しくなる母に、嫉妬にも似た感情を抱きました。

母のように、愛されたい。母のようになりたい。母と、同化したい。
この時から、私は大人の女性の裸に、興味を持ち始めました。

複雑ですか?
理解できない・・ですか?

それからも、見ていいました。
はい、私が中学3年生の頃まで、見ていました。

いいえ、正しく言うと、聞いていました。
そのことを、お話しましょう。

私が中学に入った頃、自宅が2階建てに増改築され、自分の部屋を与えられていました。だから、もう両親と一緒の部屋では、寝ていませんでした。

えっ、兄弟、姉妹、ですか?
そうでしたね、言っていませんでしたね、私は、一人娘です。

私の部屋は、二階にありました。両親の寝室は、階下です。
居間、お風呂、トイレ、台所も下でした。私の部屋と、もうひと部屋が二階です。

両親の習慣なのでしょうが、大体セックスは土曜日の夜が多かったと思います。
いつも、最後にお風呂に入るのは母でした。

母が、お風呂から出て、15分ぐらい立つと、私は自分の部屋を抜け出して、階段のところへ行きます。

じっと耳を澄ましていると、父の声が聞こえて来ます。私は、音を立てずに、階段の途中まで降ります。

階段の半ばで腰を下ろし、両親の寝室を窺います。部屋の中を「覗く」ことは出来ませんでした。声と、物音で、想像していました。

そんな行為も、1年ほどで、止めてしまいました。
しかし、一度だけ、とても興奮した夜がありました。

そして、私に大きな影響を与えた夜でもあります。

母の相手が、父ではなかった夜です。
母が女性を相手に、セックスをした夜がありました。

父が、生徒の修学旅行の引率で、2泊ほど家を留守にした日の出来事です。

父には、妹さんがいました。ただし、父と血は繋がっていません。
父の母、つまり私のおばあちゃんの「連れ子」だったそうです。

名前は「美由紀」といい、良くも悪くも、遠慮がない「おばさん」でした。
地元の美容院に務めながら、美容学校を出ていました。

当時、美容室に勤めながら、よくウチの母の髪を整えに来ていました。
母と同い年だったので、母も、叔母さんと言うよりも友達のように付き合っていました。

その叔母さんが、その日は「お泊り」になりました。

私の記憶では、初めてだったように思います。
夕食を3人で一緒に食べた後、私は自分の部屋へ入りました。

日付が変わろうとする時間に、私はトイレへ行こうと部屋を出て、階段を降りかけた時です。

父と母の寝室から、叔母さんの声が聞こえました。
私は、癖というのも変ですが、階段の途中で座り込みました。

癖の意味、ですか?
それは、両親の寝室から声が聞こえてきたら、とりあえず階段に座り込むという、条件反射ですね。

その時は、母と叔母さんが、両親の寝室で何を話しているんだろうという、単純な疑問です。

「ダメよ、美由紀さん・・」
母の声のトーンに、父とのセックスを思わせるような淫靡な響きがありました。

もちろん言い争いをしている雰囲気ではありません。
軽く、たしなめるような口調です。

私はその母の口調に、淫靡な響き、「艶」を感じたのです。
同じ場所で聞いていた、母と父の会話でよく聞いた母の「艶声」です。

甘えるような、切ないような、密着したカラダから発せられるような、声です。

「大丈夫よ・・寝ているわよ・・」
叔母さんの声も、母に近い音域にありました。

『寝ている』とは、私のことを指しているようです。

「でも・・この部屋では・・イヤ・・」
「じゃあ・・」

「あっん・・」
母の、あの時の声です。

「じゃあ・・向こうへ・・行く・・・?」
美由紀叔母さんの声です。

私は、ゆっくりと階段を上へ戻り始めました。
一段、二段と、動いた時に、寝室の襖があきました。

先に叔母さんが出てきました。
母の手を引いています。

母が、寝間着の胸元を片手で押さえながら、叔母さんに手を取られ、出てきました。二人は、そのまま、廊下を進み、お風呂場へ入ったようです。

ガラス戸を開け、閉める音が聞こえました。
私は、静かに階段を降り、お風呂場の前まで来ました。

曇りガラスの向こうに、脱衣所にいる二人の裸体がぼんやりと見えます。
二人が脱衣所から浴室へ入りました。

二人とも、夕食前にお風呂に入ったはずです。
再び、お風呂場へ来たということは、寝室での続きをするためだとわかりました。

私は脱衣所の廊下で、浴室の様子を窺いました。
脱衣所の引き戸を、3センチほど開けました。

脱衣籠に二人の寝間着が、畳んで入っています。
浴室の中から、母の声が響いて聞こえました。

浴室へのガラス戸の向こうに、ふたつの裸体のシルエットが見えます。
二人の会話は、浴室に響き、思った以上によく聞こえます。

「・・アッン・・美由紀さん・・そ、そこが・・いいわ・・」
「ねぇ、あなたも、私のココを・・お願い・・」

「ここ・・でいいの・・?」
「そう・・あなたの指を・・入れてみて・・」

「ああぁ、美由紀さん、気持いいわ・・指を速く出し入れして・・」と、叔母さん。
「・・私のも・・指を・・」と、母の声です。

「・・こうね・・これで・・いいの・・」
「・・いいわ・・指で、擦って・・私がしているみたいにね・・」

「いい、気持いいわ・・同じようにすればいいのね・・こう?」
「アッ、アッ・・そう・・そうよ・・私も気持いい・・・いいのよ・・」

「私も・・いいわ・・」
私は見えないもどかしさにイライラしましたが、二人の会話から、母と美由紀叔母さんのセックスを想像しました。

想像、ですか?
私がどのような想像をしたのかを知りたいわけですね。

わかりました。
私の、想像をお話します。

想像ですから、少し変なところがあっても、そこは聞き流してください。

私が想像した、母と美由紀叔母さんのセックスです。

『二人は、全裸になり浴室の簀の子の上に向かい合わせで座っています。

正座でも、あぐらでもないです。膝を折った、横座りです。

互いの肩に手を置き、キスもしています。

母は、叔母さんの乳房を揉んでいます。

叔母さんの乳房は、母よりも、豊満な乳房です。

叔母さんも、母の乳房と、乳首を弄っています。

母は乳首を摘まれ、顔を仰け反らせて快感を口にします。

「アアン・・みゆきさん・・イイぃ・・」

叔母さんの方が、ずっと愛撫は上手です。

女性への愛撫に慣れています。

叔母さんが、母を簀の子の上に四つん這いにしました。

両膝と、両肘をついた格好です。

母がお尻を、叔母さんの眼前に晒しています。

「まぁ、こんなになって・・いっぱい濡れているわね・・」

叔母さんは、大きく白いお尻を覗きながらいいます。

「・・いやぁ・・言わないで・・恥ずかしい・・」

四つん這いの母は、そう言いながらも、さらにお尻を高く掲げます。

そのお尻の中央に、叔母さんが、人差し指を差し入れます。

「アッん・・そこ・・」

母の淫部に挿入された指の動きに、母の声が合わさります。

「アアァ・・・」

お尻の振りと、指の淫靡な音が、淫らな旋律となり浴室に流れます。

叔母さんが、母の手を母の股間から突き出すようにさせます。

母は、自分の手指で弄ることを命じられたと思い、指で淫核をこねります。

でも、叔母さんの指示は、違っていました。

股間の間から指を後ろに突き出すよう、指示したのです。

叔母さんは母の手を握り、人差指と中指を合わせて拳銃のようなカタチさせます。

その手指を、股間から突き出させているのです。

叔母さんは、四つん這いの母ににじり寄ります。

母の股間から突き出されているその指に、腰を進め、淫部に受け入れます。

そして、叔母さんは、腰を母のお尻に密着させ左右に振ります。

「・・いい・・いいわ・・気持いい・・あなたの指が、私の、ここに・・」

叔母さんは、ドギースタイルで母を責めているようなカタチを取ります。

母のお尻の下から出ている「指ペニス」は、親指で淫核を擦りながら、人差指と中

指が叔母さんの淫膣に挿入され、叔母さんを濡らします』

これが、私の想像です。

ドギースタイル、ですか?

そのカタチも想像です。

次は、想像ではなく、実際のお話をしましょう。
初めて出逢った、タチの人のお話です。

GIRL MEETS A GIRL 4

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  • 小説
  • 短編
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  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2014-05-12

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