あの約束は・・・?
第三話です!
一話と二話を見逃した方は、見てください!
あの約束は・・・?
『第三話』
珠樹「いってきまぁ~す」
今日は晴れだ!
朝の空気ってこんなにおいしかったっけ?((笑
でも・・・・。
私の担いでるカバンが・・・重い・・・((震
背中を後ろに曲げないとカバンがうまく動かな・・・ぃ。
サッサッサ
私の歩くスピードは遅い。
だが、後ろから早い歩き方でこっちにくることが分かった。
この時私は”優人がいいなぁ”と思いつつ、
後ろを振り向いた。
そしたら、満面の笑みでこっちを見ていた優人がいたっ!!
珠樹「わぁおっ!!((驚 & ((笑
おはよう^^」
優人「うん。。。((苦笑」
予想どおりに優人が現れた。
彼はまだ入学したばかりなので自転車通学ではなかった。
学校までには20分間歩かなければならない。
その20分間は、長いようで短いのだ。
私が絶対にやりたくないのは、沈黙になることだ。
沈黙になると、次に出てくる話題が”ずっと考えてやっとのことで出した”みたいな感じがするから嫌いだ。
でもその予想はまたまた当たってしまった。
珠樹「・・・。」
優人「・・・。」
二人で登校なんて初めてだから何を話せばいいのかさっぱり分からない((迷
小学校の時は、よく登校班というものがあって他学年と一緒に学校にいかなければならなかったから優人と行くのは恥ずかしい((恥
優人「カバンもたなくていいが?」
珠樹「え?」
優人「オレ荷物持ち。((苦笑」
珠樹「笑。んじゃおかまいなしに((笑
重いから気をつけてね((笑」
優人「うん。
・・・・。軽いじゃん((驚」
珠樹「え。んなわけないじゃん。重いってそれ。。。」
優人「いや、軽いだろ。
へんっ!こんなものももてねーのか((笑」
珠樹「カチンッ!」
優人「はははは((笑」
珠樹「優人ぉ~~~((怒
いいんだよ。女の子だもん。」
優人「え。男かとオモッとった」
珠樹「はぁ?」
優人「え。だって自分でいってたじゃん。
8割は男で2割は女だって((笑」
珠樹「いや。。。それは言ったけど。。。((ショボン」
そう。交換ノートで私はそれを書いてしまった↓
なんてことだ。彼女失格じゃないか。。。
優人とは、結構長い間言い合いになっていた。
一見、喧嘩をしているように見えるが、これが私達のTakeっていうものだ。
小学校の時から何やら何まで喧嘩っぽくみえているのだ。
だが、それは楽しいのだ。優人はどうかしらないが((笑
珠樹「あぁー。来たか。」
優人「何が?」
珠樹「いや。なんでも((笑」
早いもんだな。学校に着くのって。。
やっぱり短いんだな((苦笑
珠樹「優人ありがとう((嬉」
優人「やだ。」
珠樹「え?((笑」
優人「取れるものならとってみろ((笑」
珠樹「はぁ?ちょっと返しなさいよっ!!」
優人「やなこったぁーー((笑」
珠樹「ちょっとぉーーー((怒」
ま、これも私達の仲がいいっていう印みたいなもの☆
結局カバンは返してもらったが、やはり重い。↓
この時は優人がいてくれて本当に役に立った((笑
優人ありがとう。
「たまご」
私は同じクラスのある男子から「たまご」と言われるようになった。
そのほかにも「おばさん」って。。。。
小学校の時も言われていたのだが、さすがに昨日会ってばかりの人に言われたからなぁ。
結構心が・・・((傷
「たまご」と言われるようになったのは顔の形だとか・・・。
はぁ↓だから男子って嫌なんだよね。。(優人は別((笑)
こんなに女子をいじめることでのーてんきに毎日過ごしてんだもん。
阿保らしくなるわ。
ま、私は優人と約束があるからどーにでもなるけど((笑
「何かあったらオレに言えよ。すぐ飛んでいくから((笑」
↑これが約束だ。だから私はすぐに優人に言った。
そしたら、昼休みにその「たまご」って呼んだやつは
優人とどこか行ってしまった。
帰ってきた。
「たまご」と呼んだ奴は、眉間にシワをよせていた。
たぶん背中を何かやられたんだろう。
手で背中をおさえていたからな((笑
珠樹(っふ。さすが優人!
ざまーみろ((笑)
ま、こんなことされてもまだそいつはこりなく
5,6時間目も言い続けていたんだ。
なぜか、分からないが、泣きそうになった私は、
前の席の仲良くなった裕梨cと言う子の背中に頭をくっつけた。
涙がでそうになったがちゃんと気をしめて流さずにガンバった。
私は、家族以外に涙は見せないと決めているのだ。
理由はー、鼻水でるし、顔がぐしゃぐしゃだし((笑
そんぐらい((笑
キーンコーンカーンコ―ン~♪
帰りは、優人と一緒に帰らないのだ。
よくわからんが、帰りだけは優人がこないって言うことだから((笑
まぁ本当は私から誘いたいけど、優人は1組で小学校の時に同じクラスだった男子ともう
先に帰っちゃってるからさぁ。。。
誘える時間がないよ((汗
私は結局一人で帰った。
友達から誘われたけどなんか一人でいたい気分だったから先にカエラさせてもらった。
珠樹「ただいまー。」
父「おかえりー」
廊下の奥から出てきた父が出迎えてくれた。
父は家でいつもくつろいでいる。
父の仕事は・・・よくわからない。
前までは働いていたが今は家で家事などをしている。
ご飯も父がつくる。だが、栄養不足満点のご飯だ。
今日は、野菜炒めとご飯だけ。
どーみたって味噌汁とか肉とか焼くでしょーにっ!
ま、いつもこれなんだけどね((笑
次の日も、優人が家の前で待っていてくれた。
だが、優人は昨日と少し変わっていた。
それは、なんと!!?
いちごみるくを飲んでいるのだ。。。。。((固
結構意外だった。意外というのは、可愛い事に気がついた((笑
一見、かっこよくてちょっとシャイな優人がいちごみるくすきだとはっ!
ちょっと初めは笑ってしまった。
彼は気づいてなかったからまだいいとして・・・・。
やっぱり笑える((大爆笑
今日の朝もいろんな事を話しながら学校に着いた。
あの約束は・・・?