あの約束は・・・?

あの約束は・・・?『第二話』です。
前のお話と同じなのでどうぞ見てください♪

あの約束は・・・?
『第二話』



珠樹(めんどくさいなー・・・。)

今日は晴れだ。
だけど気が重い。。。

珠樹「いってきまーす」
母「道分かる?」
珠樹「昨日帰ってきた道をそのまま歩けばいいんでしょ?
   大丈夫。いけるよ♪」
母「そう?んじゃ、お母さんはお姉ちゃん送りに行ってくるから気をつけてね^^」
珠樹「いってらっしゃい。」

母と私と私の姉は玄関から出た。
私は歩きなのでスタスタと私の方が早く道を出た。
そして、私はこの時思いだしたのだ。
優人と小学校の時にやっていた一冊目の交換ノートの中身を。。。

( 珠樹「中学校になったら荷物持ってって((笑」
  優人「別にいいよ。」
  珠樹「えっ。まじで?wやったぁw」  )

私は、冗談半分で書いたつもりだったが、優人は普通に受け止めてくれた。
本当にうれしかった((嬉

優人は中学校の所から2km離れているため自転車通学なのだ。
だけど、入学してきたばかりで学校からのり方の説明もないので
まだ迎えには来ないだろうっと思っていたその時・・・。

母「あんたこっちからいっとるが?」

後ろから母の声がした。車の中には姉もいた。
珠樹「え。だってこっちから帰ってきたし。。。」
母「まぁそーだけど。こっちからだと遠回りだよ((笑
  今日だけ特別に送ってってあげっチャ!のられっ!」

っと、言われましたので私は母の車に駆け込んだ((汗
私は車の後ろを見た。
私の家が見える。
優人はまだ迎えに来ないよね?((笑
ちょっとがっかりした気持ちはあったが、これが現実だ。



キーンコーンカーンコ―ン~♪


今日の授業が終わった。
そして、教室から出たその先には優人がいた!
優人「ん。」
何やら私の方向に手を出してきた。
珠樹「ノート?」
優人「うん」
珠樹「え。欲しいの?((笑」

私はつい恥ずかしくてそんな言葉を口に出してしまったのだ。。

優人「欲しいの。」

なんと!意外だった。。優人からそんな言葉が出てくるなんて!!??

私は優人にノートを渡した。
優人は巧也と一緒に帰ったのだ。
ちょっとしか、話せなかったけど嬉しかった。
私は入学式に一度もしゃべれなかったから。
本当にうれしかったのだ。((照

珠樹「あー、お腹すいた」
母「えらいご機嫌だね((笑」
珠樹「え、別に。お母さん気持ち悪い。」
母「うぇーん。お父さん珠樹に気持ち悪いって言われたー((涙」
父「はは。」

まぁ、いつもこんな家庭ですわ((笑
お母さんは結構ハイテンションなのだが、お父さんのテンションは分からない。
とくに大笑いする時は限られている。
お父さんが笑うときは
その1 映画館でおもしろい時。
その2 一人でTVを見ているとき。

ま、そんなお父さんも悪くないけどね((笑



数日後。。。
終学活のことだった。
優人「おい。ちょっと(←手で合図していた)」
珠樹「えぇ?ちょっとマッとって!」

先生「優人君、どうしたん?」
優人「いや、ちょっと。。。」
っといって、先生が廊下に出て優人としゃべっていた。
何秒か後に・・先生が教室の中に来た。
先生がノートを持って来て私に私に来た。
そしたら、その瞬間。

「あぁー、やっぱりかぁ((笑」
「あ、出た出た。」
「LOVELOVE♪」

これだ。クラスの中に広まる私をからかう男子達。。。
こーいうのがうるさいんだよね。
でも、この時はとても恥ずかしかった。
でも内心は
「いいでしょー。どうだ!」
みたいな((笑

今日も嬉しかったよぉ♪
手招きだけでも嬉しかった^^
小学校の時はまぁ、席替えの時、自由だったから、
隣になれて結構話してたけど。。。
中学校になるとね((笑
クラスも違うし。。。
だから今日も嬉しかった((照

もっと話せる時間がほしいなぁ。。。

あの約束は・・・?

まだまだ、続きます^^

あの約束は・・・?

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-12-06

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted